3月27日(木)に、14万3,196筆の有効署名を以て、県民投票条例の制定を求める直接請求に係る新潟県議会・令和7年4月臨時会が開会されました。
この令和7年4月臨時会は、18日(金)迄の期間内に安全対策の完了していない東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に関する県民投票条例の制定の可否を審議するものですが、既に民意を計る意思は無さそうな気配です。
花角英世新潟県知事(1958年(S33年)5月22日生)は、既に4月2日(水)の定例記者会見内で賛成/反対の二者択一方式に懐疑的な見解を示されていました。
しかし、原子力発電所の運転については、結果として稼働させるのか稼働させないのかの二者択一しか有りません。
強いて言えば、直ちに廃炉も選択肢ですが、これは稼働させないの範疇と考えます。
最初から、何も考えない、結果をはぐらかす及び民意を計らない無責任な態度は、民主主義の前提として如何なものかと思います。
それと、安全対策の完了していない東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所の再稼働は、新潟県民の有効有権者数の過半数を以て民意とすべきです。
(投票しないことは、再稼働反対との意思表示だと思います。)
新潟県内問題としては重要な問題について最初から民意を計らない態度は、大阪府の大阪都府民投票(2回)や兵庫県知事不信任決議など、結果は知格として民意を計った選良とは大違いです。
リスクしかなくベネフィットの全く無い安全対策の完了していない東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所は、再稼働させるべきでは有りません。