【国道1号線徒歩の旅】Part615:土山町南土山(東部) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

東海道と合流した国道1号上りは、土山町南土山地区を

まもなく南東方向へと抜けようとしています。

 

 

先ほどの蟹が坂交差点以降、周囲はすっかり自然に覆われて

さびしさや静けさが際立ってきています。

 

 

 

しかしながら、この距離標を見るたびに、

この道路もまた大阪や京都を通過した時と同じ

国道1号に指定されていることをあらためて再認識させられます。

 

 

437.7km地点を通過します。

 

 

 

ここで、大津市追分町逢坂地区の異常気象時通行規制区間

以来となる落石注意の表示が案内されています。

 

 

甲賀市に入った頃は150m程度だった標高も、

田村神社(Part610)付近では255m、

この付近では285mとやや上がってきており、

鈴鹿峠の山越え区間がいよいよ始まったといったところでしょうか。

 

 

 

時刻は、16時20分になるところです。

 

 

この日は11月上旬。

 

17時を過ぎれば、辺りも暗くなり始める時期です。

 

 

 

437.6km地点を通過します。

 

 

事前に調べた情報では、一時帰還するために

このあと利用することになるコミュニティバスの発車時刻まで

まだ時間があるようですが、けっこうな山奥に入ってきたこともあり

現地確認が不十分な今の状況下ではいささか不安が残ります。

 

 

 

左手を見上げると、急斜面とその上に木々が並びます。

 

 

逢坂山を切り開いた大谷町を通過した時と同じように

山を切り開いてますね。

 

 

 

ここで、田村神社から高度を上げ続けてきた最初の一山が

ピークを迎え、長かった登り坂がゆるやかに下り始めました。

 

 

 

 

ここで、200m先に信号があるとの警戒標識による予告が。

 

 

国道1号上、滋賀県内の信号交差点も残りわずかとなり

各信号間の距離もやや開いてきています。

 

 

 

437.5km地点を過ぎるところで、土山町南土山地区が終了します。

 

 

野洲川を渡って以降は、東海道の北側では土山町北土山を、

南側では土山町南土山を通っての道のりとなりましたが、

合わせておよそ4.2kmに及ぶ長い区間がようやく終わり、

これで旧土山町のメインエリアを抜けたことになりそうです。

 

 

 

さて、土山町南土山地区を抜け、

ここからは次の土山町猪鼻地区に入っていきます。

 

 

国道1号上り、滋賀県の長い旅路は

いよいよその最終盤へと入っていきます。

 

 


つづく