【国道1号線徒歩の旅】Part388:追分町(追分踏切付近) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号は、復路5日目の終盤、滋賀県大津市追分町の終盤で

上り歩道へとつながる歩道橋をのぼったところです。

 

歩道橋上から山科方面を望みます。

ここからでは追分駅は緑地帯に遮られて視認できませんが、

上下各線の道路状況ならよく分かります。

 

 

上りでは、京都市音羽地区での案内を最後に

Uターン禁止の表示が見られないためどうやら解除されているようで、

上り線からも追分駅への送迎が可能となるよう、

下りの側道が始まるところで中央分離帯が途切れ、

上り線からの折り返し用スペースが設けられています。

 

なおここで、なにげに大阪からずっと保ち続けていた

車道の片側2車線以上が初めて崩れ、ここから東は

片側1車線の区間がしばらく続くことになります。

 

 

 

対する、草津・四日市方面。

 

前方には、まもなく京都東インター出口を迎えようとしている

名神高速道路が見え、その下を通る国道1号と京阪京津線は

ともに左へと曲がっていきます。

 

 

車道は名神高速下の柱を境に2つに分けられていますが、

左側の片側1車線の部分が国道1号であり、右側は下りの側道です。

 

下り側からは旧東海道が再び交差しており、同道との出入りに

側道からのUターン車線も加わり、道路が複雑に交差しています。

このため、交差する危険性の高い国道1号下り車線では、

道路標示に青字で「出合頭注意」と注意を促しています。

 

 

 

歩道橋を渡り、上り歩道へと出ました。

 

 

写真は、上り歩道の復活地点からのものです。

 

 

 

同地点は、先ほど歩道橋からも見えた踏切の前です。

 

 

踏切を渡って右に曲がると、摂取院へ行くことができます。

 

 

 

踏切には名前がちゃんと付いており、たいていは

このように分かりやすい形で名称表示されています。

 

 

こちらの「追分踏切」を渡り、京津線沿いに西へ進むと

追分駅に行くことも可能です。

 

 

 

追分踏切からは、追分駅の様子が見えました。

 

 

国道1号からは駅を見ることができず周辺には駅に関する案内も

見当たらないので、土地勘のない人や地図やナビの無い車だと

うっかりスルーしてしまいそうですね。

 

 

 

それでは、追分踏切前から上り歩道を進んでいきます。

 

 

下りでは側道から左折可能な、そして上りからも右折可能な

旧東海道が交差しており、滋賀県道35号に指定されています。

 

 

 

この上り歩道や設置された歩道橋は、あくまで京津線の北側地区と

旧東海道や国道1号下り歩道とを結ぶためのものです。

 

 

上り歩道はすぐに途切れて、

歩行者は下り歩道へと戻らざるを得ないようです。

 

 

 

そしてこれより、音羽台までの2.4km間で落石注意の標識と共に

「異常気象時 通行規制区間」のお知らせが入ります。

 

 

音羽台は、大津駅の付近にあります。

ということは、大津駅までまだ2.4km程度あるということになります。

 

日没まで残り15分…やはり5日目の大津駅到達は絶望的ですか。

 

 

 

 

さて、上り歩道から再び下り歩道へと戻り、

滋賀県道35号との交差がある横断歩道を渡ります。

 

 

滋賀県大津市追分町のこの場所を起点に始まる

県道35号 大津淀線は、始まって早々に京都府へと入り、

同じ号数が振られた京都府道35号へと引き継がれて、

京都市内を南西へと進みます。

 

国道1号とはこれまで、終点の伏見区・大手筋交差点(Part233)と

京都市の山科区(Part372およびPart377)で交差しており、

これで4度目にして最後の交差ということになります。

 

 

 

つづく