”1000円札2枚でおいしいワインを飲めるか?”プロジェクト -30ページ目

Cantina Fortore Galeo 2006

Cantina Fortore Galeo 2006   Cantina Fortore Galeo 2006 ラベル

【名  称】 Cantina Fortore Galeo 2006
【価  格】 450円(税込) ※訳アリ品扱い
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2007/12/21

イタリアはプーリア州の白ワインです。何でも樹脂コルクに不具合があるとかで、同シリーズの赤ワインとともに50%オフという何とも太っ腹なお値段で販売されていました。これを逃す手はなく、両方とも買ってきました。とりあえずはまずこちらから飲んでみます。夕食は麻婆豆腐、さて合うかどうかという疑問はありましたが、強行してみます。

まずはキャップシールを取り、コルクオープナーのスクリューをねじ込んでいきます。で、コルクを抜きにかかったのですが、その最中、下向きの力を加えてしまったそのとき、事件は起きました。何と、樹脂コルクが下の方に沈んでいってしまったのです!当然ながら初めてのことで、思わず慌ててしまいました。リカバーしようとするも逆にコルクを押し込んでしまう方に向かってしまいました。これはまずいということで一旦作業をストップし、落ち着きを取り戻して再度抜栓に取りかかり、無事に終了しました。

どうもコルクの直径がボトルの口径よりも微妙に小さいことが原因のようです。これも件の「樹脂コルクの不具合」のひとつなのでしょうか。中身の漏れにつながるでしょうし、また、逆に空気も中に入ってしまい熟成(あるいは劣化と言うべきなのかも)も進んでしまいましょう。これではさすがにちょっと難ありと言わざるを得ないのかもしれません。

それはさておき、グラスに注ぎます。色は、濃いめの金色。この色ということは、やはり熟成が進んでしまっているのかもしれません。香りを確認してみますと、しかしながら、フレッシュなリンゴの香りという趣で、そんなに心配はいらない感じです。飲んでみましょう。・・・・・うん、ちょっと熟成感があるのかもなあ、と思わないでもない感じではありますが、やはりリンゴの味わいで、十分にフレッシュです。

酸味はおとなしめで、むしろ苦みを少し感じるでしょうか。余韻はほとんどなく、とてもさらっとしたワインです。こういうのがいわゆる「味のない白ワイン」と呼ばれるものなのでしょうか。そういうタイプのワインですから、辛い麻婆豆腐にも問題なく合ってくれます。むしろ麻婆豆腐の「麻」と「辣」を洗い流してくれる感じ。副菜のニンニクと唐辛子で香り付けした油で炒めたレタスとも合う気がします。これなら料理との相性も含めて、合格ですかね。

Los Arbolitos Cabernet Sauvignon 2006

Los Arbolitos Cabernet Sauvignon 2006   Los Arbolitos Cabernet Sauvignon 2006 ラベル

【名  称】 Los Arbolitos Cabernet Sauvignon 2006
【価  格】 950円(税込)
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2007/12/20

前日に引き続いてワインを飲みます。体調もずいぶん回復しましたし。前日はライトな白ワインでしたので、今度はそれなりにしっかりした赤、ということで、これ。チリのカベルネ・ソーヴィニヨンというととにかく「濃い~!」というイメージがありますし本プロジェクトに登場したのもその傾向どおりでしたが、このワインは紹介コメント等を読む限りはそこまで濃いものではなさそうです。では早速飲んでみましょう。

抜栓してグラスに注ぎます。ちなみに樹脂コルクです。樹脂コルクの場合、時々ボトルとコルクの摩擦が強すぎてちょっと抜栓に手間取ることがあります。今回もそのケースでした。でも、コルクが原因でワインが劣化するリスクの方がより問題なので、これは我慢すべきでしょうね。

で、本題に戻りまして、色ですが、かなり濃い紫色。このあたりチリのカベルネというイメージそのままです。香りですが、こちらは以前飲んだチリカベと異なりやわらかといいますか、丸みがあってエレガントさも感じるような香りです。上品なカベルネの香りですね。では飲みましょう。・・・・はい、香りと同じように、なかなか飲み口の良いワインです。タンニンは確かに感じますがきつくなく、黒い果実の甘さも感じるものです。ニューワールドというよりはもう少し値段が高めのACボルドークラスのワインに共通しているように思いました。

飲み進めていくうちにタンニンの渋みもやや強くなってきてはいるように思いましたが、全体的なトーンを乱すほどではありません。むしろ果実味もどっしりしてきて、なめらかさは保ちつつも存在感のある味というような感じになってきました。

ということでこれも例のごとくするっと完飲。このお値段でこのお味はOKでしょう。高いワインの味ではありませんが、飲み易さとそれなりの力強さが共存しています。いいと思います。

Der Neue 2007er Rheinischer Landwein

Der Neue 2007er Rheinischer Landwein   Der Neue 2007er Rheinischer Landwein ラベル

【名  称】 Der Neue 2007er Rheinischer Landwein
【価  格】 790円(税込)
【購入場所】 サンタムール
【飲んだ日】 2007/12/19

初登場になるドイツワインです。ドイツのワインって何だか敷居が高いし好みとはちと違う気がするのであまり食指が伸びなかったのですが、この新酒には興味があったので買ってみました。

赤ワインの新酒って、ボージョレ・ヌーヴォーはそのライトなテイストが好みでなく、一方イタリアのヴィーノ・ノヴェッロはシチリアやプーリアあたりのネロ・ダヴォラとかプリミティーヴォとかネグロ・アマーロとかの比較的濃いワインを生み出す品種のものであれば味的には文句ないのでしょうが、デパートで売ってる値段を見るとやっぱりちょっと価格に見合わないかと思われ、敬遠していました。その点このワインは白ワインですから、新酒であっても味的な問題はないでしょうし、お値段もとても財布にフレンドリーです(^^;。

さてこのワイン、ラベルに「Rheinischer」との表記が大きくあり、また下の方に「Rhein wine」とありますのでライン川流域のワインなのは確かですが、正確な地域・場所まではわかりません。まあおそらくラインヘッセン地区のものでしょう。一方品種は、ラベルにはないですがお店のポップに「ミュラー・トゥルガウ」と明記してありました(生産地の情報はありませんでしたが・・・)。

前置きが長すぎですね。早速飲みましょう。グラスに注ぎます。ん、さすがに新酒だからでしょうか、色は薄~く緑がかっていますね。香りは、まさにブドウの香り。もちろんワインですから若干のアルコール臭も感じはしますが、もともとアルコール度数も低いようですし、それ以上にやはり新鮮そのものの果実香です。味はどうでしょうか。飲んでみると、先ず感じるのはとてもドライな舌触り。ラベルにはハルプトロッケンとありますので中辛口の位置付けのようですが、私には辛口そのものに感じます。そしてそのあとに香り同様のフレッシュでフルーティーな味が広がります。ううん、おいしいですねぇ。このワインに期待していたものがそのまま感じられます。

ウララベル(全部カタカナで書くと何だか競走馬みたいですね^^;)には「酸味」についても書かれていましたが、私には酸味らしい酸味はほとんど感じられませんでした。ここしばらく黒酢を毎日飲んでいますので、そのせいでか酸味に対する敏感さがなくなってるのかも、と一瞬思いましたが、この感じ方は私だけではなかったので、そんなにおかしくもないようです。

ともあれ美味しいし飲みやすいしで例によってあっさりと完飲。風邪のおかげでしんどいカラダにも美味しくいただけたワインでした。いいつつもやはり体調はそんなによくなかったのか、飲み終わった後はバッタリでした。酔いよりもしんどさによるものでしたが。

Neirano La Cupola Pinot Nero 2004

Neirano La Cupola Pinot Nero 2004   Neirano La Cupola Pinot Nero 2004 ラベル

【名  称】 Neirano La Cupola Pinot Nero 2004
【価  格】 1,890円の10%Off(税込)
【購入場所】 日進ワールドデリカテッセン
【飲んだ日】 2007/12/16

今回のワインはイタリアはピエモンテ州産です。品種はピノ・ノワールですがイタリアなのでピノ・ネロと表記されるようです。格付けはDOCモンフェラート。このDOC、残念ながら詳細はどのようなものかわからないのですが、DOCに認定されているくらいですからそれなりに伝統のあるものなのでしょうね。

さて抜栓。グラスに注ぎます。色は・・・薄いです。グラスに半分注いでも上から見るとテーブルがうっすら見えるくらいです。さらにいえば、このヴィンテージにしては意外にもと言うべきか早くも(あるいは早すぎ)と言うべきか、赤褐色化したニュアンスが出てきています。2004年のワインにしては、熟成が進んでしまっているようですね。といっても香りについては、色から想像されるほどには熟成しちゃってるようではありません。明確な若々しさは感じられないのですが、さりとて熟成ワインにありがちな花のような香りもありません。落ち着いた香りではありますが、まだフレッシュさも残っているかな、という感じです。

続いて飲んでみます。うん、味についてもやはり香りと同様で、フレッシュさは残っているもののやはりピークは過ぎたかな、とはいえまだ下り坂には差し掛かったばかり、という感じですね。酸味はまだ十分ながらも心地よいレベルなんですが、果実味はやはり少し消えつつあるようです。しかしピークをとうに過ぎてしまったとまではいえない、おそらくはこの時点でしか味わえないような微妙なテイストがあります。香りとも相俟って、これはこれで美味しいのでは、と思いました。ゴクゴク飲むような感じではないものの口当たりもよく、それなりに上質な感触があります。ということで夕食の後もしばらく飲み続けていつものようにボトルは空っぽにしてしまいました。

飲み終えた後でネットをいろいろ見てみたところ、安ワイン道場の師範殿が昨年の5月に同じ店で買ったこのヴィンテージのものについて書いていらっしゃいました。それを読む限り、その当時はヴィンテージ相応だったようですね。1年半強が過ぎて今回のように変化していたということは、保存状態に起因するのでしょうか、はたまたこのワインはもともとこういうものなのでしょうか。そのあたりは不明です。また、すでに市場には2005年ヴィンテージが出ているようで、今買うならそちらの方がよいのではないでしょうか(これならまだフレッシュでしょう)。こういうちょっと枯れた感じも捨てがたいところはありますが、正直なところ、期待していたものとはちと違っていたのは否めずで、お店の在庫が2005年物に変わっていなかったのはちょっと残念ではありました。

Tortoise Creek Merlot Cabernet 2005

Tortoise Creek Merlot Cabernet 2005   Tortoise Creek Merlot Cabernet 2005 ラベル

【名  称】 Tortoise Creek Merlot Cabernet 2005
【価  格】 950円(税込)
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2007/12/15

カーヴドリラックス定番の安ウマワインのラインナップの一つです。先日飲んだシラー・ムールヴェドルに続いて、今度はメルロとカベルネのブレンドです。前回のものは南仏/ローヌなセパージュでしたが、今度はボルドー系のブレンド。いずれにせよこのシリーズは高級感はないものの安心して飲める気がしていますので、期待しつつ抜栓。

色的には産地や品種やヴィンテージから大体こんな感じという程度で、特筆するところはありません。ほどほどに濃い紫色ですね。香りは・・・これも予想通りというべきか、色の濃いベリー系果実の香りが支配的でしょうか。ではテイスティング。ふむふむ。このワインはメルロ7:カベルネ3程度の比率だそうですが、まさにそんな感じですね。メルロのやわらかさがカベルネの青っぽさをうまく包んでいて、かつ南仏のワインらしく陽性で開けっぴろげな感じ。同価格のボルドーのワインにありがちな薄さやとげとげしさはありません。とはいえ不必要に味・アルコールとも濃すぎることもなく、飲み易さも確保されています。

素直なワインでデイリーにはもってこいだとは思いますが、同じ価格であれば同シリーズのシラー・ムールヴェドルの方が私自身の好みには合っておりました。まあ、そちらの方がまさに地元のブドウ品種ですし、それだけに完成度が高くなるのかなぁという気がしました。微々たる物ですけど、その差は。何にせよ普段飲み用には持って来いのワインには違いなし。