お月様 Moonのお店屋さん、やっていますダウン

 

 

このショップを始めたのは、この先も翻訳などの活動を続けるためでした。

 

 

これについては、以下のページに気持ちを書いていますダウン

 

 

 

上記に書かなかったことも色々ありますが、できるだけ生活を切り詰めるなどの工夫も限界に達していたので、なにか新しいアイディアが必要でした。

 

 

「寝ないでがんばる・・」なども、若くないのにそういつまでもできるはずがありません。

 

 

なので迷っている暇もなく、ひらめくがままに、まずTシャツを作ってみました。

 

 

でも、「Moonのお店屋さん」を開いてみて、強く実感したことがいくつかあります。

 

 

ひとつは、あんまり「売れないぞ」ってこと。(笑笑)

 

 

正直、これは覚悟していたことです。

 

 

いろんな意味で、そりゃそうだ。

 

 

「もしかしたら、1枚も売れないかも・・」と不安と希望でビクビクでしたから。

最悪のことも予想はしていました。

 

 

でも‥!

 

でも、です!

 

 

初めて「Moonのお店屋さん」のボタンを設置したその日に、すぐ購入してくださった方が、なんと!2人も!いらしたのです!びっくりして、涙・涙でした。

 

本当に、細かいところまでちゃんと見てくださっている方がいるんだなぁ!と感激でした。

 

 

 

それ以来、だいたい1~3カ月ごとにお一人かお二人くらいのペースで時々購入してくださる方がいらっしゃいまして、本当にありがたいことです。毎回、めっちゃ感謝でいっぱいになります。
 

強く実感したことは、ご購入くださる方たちから、ものすごく力を分けていただけるということ。

 

心が洗われるような真心を持った方や、本当に素敵なお人柄の方が実在していらっしゃることを知れて、それだけで「これからも翻訳活動とか色々続けていこう!」という力をいただけました。こんなに優しい人が世の中にはいらっしゃるんだなぁと知れただけでも感激でした。

 

また、普段はコメントなど一切することなく、じっと見てくださっている方の中に、すごく自分に近い感覚や意識を持っている方がいらっしゃることも知れて、そういう意味での驚きや感動もありました。

 

私は特殊な体質なので、人の輪の中で群れることもできませんし、仲間とつるんだりすることもなかったので、ひたすら淡々とやってきた孤独感が常にありました。でも、ここにきて初めて同じ感覚を持った人の心に触れることができたような気がしました。

 

 

なので、Tシャツを作ってみて、本当によかったですし、とても感謝しています!

 

 

ただ、MoonのTシャツは、ご購入総数が非常に少ないこともあって、売れ残ったまま在庫を抱えている分もあるので、生活の支えとしてはと厳しいことが分かりました。

 

なので、次回の発注分で、最後にしようかなと思います。

 

そこで星

 

もし、この記事をお読みになっている方で、「購入したかったけど、欲しいサイズがなかったのよ!」という方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。


もうすぐ、最後の発注をする予定なので、ご希望のサイズとカラーがあれば、優先的に入荷してお取り置きします!

 

ご希望があれば、この機会に【★★★@mail】までご一報ください!

5月20日〆切です雷

 

 

バリエーション等は、以下より選んでいただければと思いますダウン

 

サイズは【XS・S・M・L】を中心として、その他にも対応できると思いますので、ご相談ください!

 

 

また、上記以外に、新入荷する商品としては、以下の2つを予定しています。

お取り置きやご予約をご希望の方は、お知らせください!

 

 

①トートバック(Lサイズ)

とても丈夫で、たっぷり入る!

100均とか500円とかで売ってるペラペラのやつではありませんので、しっかりしています。大きいノートパソコンも余裕で入りますし、うちの犬もすっぽり入ります。

※お値段は検討中ですが、Tシャツ類より安くしたいです。

(サイズ:W480×H400×D150/20ℓ)

 

 

 

②ラグランTシャツ

これかっこいいかなと思って。

Tシャツを作るのも最後だと思い、やや自分の好みも入っています。

欲しい方は、サイズをお知らせください!

 

(お値段は普通のTシャツより高いですが、七分袖ベースボールTシャツよりはちょっぴり安い価格帯です)

 

※上記は、ラグランTシャツ専用のサイズです。

その他のTシャツの詳しいサイズは、販売ページに記載しています。

 

 

 

今回の商品も、Tシャツの製作所内に、虫よけ製品・殺虫剤・防虫剤・抗菌製品・ディフーザー等を一切置いてない職人さんにお願いしています。

 

これは本当に貴重なことで、衣類にこのような化学物質が沁みついているのが当たり前になっている今の時代、もはや奇跡的なことだと思っています。

 

ぜひこの機会に、お好みのものがあれば、ご希望の商品のカラーとサイズを【★★★@mail】までお知らせくださいね流れ星

 

(お届け時期は、最短で6月末ごろになる予定ですお願いキラキラ

 

 

さて、次回の翻訳は、電磁波関連の動画になります。

1時間以上の長編になりますが、またお楽しみに!

 

 

ありがとうございました流れ星

 

 

Bio Sinfonia

(Moonのにほん語)

 

 

 

 

 

先日の投稿では、告知のURLが霞んで見えなくなるくらいの長文を書いてしまいました。

 

というわけで「ウイルス学との別れ」、ダウンロードはこちらです↓

 

 

 

上記をクリックし、上から5番目が「日本語版」となっています。

 

(上から、ドイツ語→スペイン語→フランス語があり、その下です)

 

 

私のHPからも閲覧&ダウンロードはできますが、ぜひDr.サム・ベイリーのHPからお願いできると嬉しいです!

 

そうすれば、皆さんの閲覧回数やダウンロード回数が、Dr.ベイリーのHPにも反映されますので、よろしくお願いします!

 

 

また、補足説明&用語解説のサイトは、普通の記事のように読んでも興味深い内容になっていると思いますので、学ぶことが好きな方はぜひご覧ください!

 

むしろ、「ウイルス学との別れ」を読み始める前に、先にそっち↓に目を通してから本編の方を読むと、よりいいかも知れません星

 

  ↓ ↓ ↓

 

ただの用語解説じゃない、解説ページ↓

 

 

 
それと、

 

私のバージョンが出来上がるまでの約1ヵ月半のあいだ掲載されていた、別の翻訳家さんによる翻訳版は、もうDr.サム・ベイリーのHPには載っていないので、、、

(24日くらいに一覧から削除されたようです)

 

こちらのバージョンを、別の翻訳家さんのものだとして広めないよう、ご協力をお願いできたら大変ありがたいですお願いキラキラ

 

というのも、

 

すでにSNS等で拡散されいる情報としては、「別の方が手がけた翻訳」として、このURLが広まっているからです。

 

しかし現在、そのURLを開くと、私の翻訳版が表示されるようになっています。。。

 

(URLは、変わっていないので‥↓)

 

 

 

※なんでこうなったの?という話はここに書けないですが、思慮深い気持ちでご想像していただければ...(‥っつても絶対その想像を超えるやつですけどね!!)ただひとつ確実に言えることは、ベイリー夫妻はビックリするくらい寛大で誠実な方だということです。ゆえに、世界中から寄せられる色々なご要望、行き過ぎた我欲、善意という名の奇行にも、できる限り応えてくださる器をお持ちだと思います。

 

 

 

 

 

特に、ツイッターのURLをクリックして初めてPDFを開いた方であれば、翻訳者が変わっていることなど知る由もなく、そちらの翻訳者の方がやったものだと思ってしまいますよね。。

 

 

すでに1万回以上の閲覧となっているようです.

 

 

字幕大王さんも宣伝されていたようなので、実際にはもっと多くの人に広まっているのかもしれません。

 

 

Moonのにほん語も、「他の訳」ってことで、第一部のみとのご紹介がありました。

(この時、すでに第二部と用語解説までアップしてはいたのですが)

 

 

ここまで広まった情報は、もう回収できない可能性が高いですが、翻訳者が間違われるのもよくないので、このブログを読んでくださった方だけでも、このあたりのことをご留意いただけますと本当にありがたいです!お願いお願いお願いキラキラ泣

 

 

というわけで、URLの告知でした!

 

 

 

・・・と思って、ここで終了しようとしたのですが、、、

 

 

この記事をアップする前に、念のため字幕大王さんのHPを再確認してみたら、、内容が以下のように更新されていました↓

 

 

 

ん・・?

 

んん・・?

 

んんん・・??!!

 

 

 

えっ・・??

 

 

あのー、、、

 

それは違うと思います。

 

すいませんが、誤解を解くためにも、説明させてもらいますね。

 

 

 

 

赤線を引いた部分↑

 

私の訳について、このように訂正を入れてくださっていますが(赤ペン先生のような感じでしょうか?)、これは違いますので、説明させてもらいますね。

 

 

上記の記事によると、

 

“ ※この翻訳では、controlを「コントロール」、uncontrolledを「コントロールが機能していない」と訳していますが、いずれも「対照実験」「対照実験がない」という意味です ”

 

とのこと。 

 

 

すいませんが、それは違うと思います。

 

 

(もちろん私自身も、そのように訳していないです↑)

 

 

 

なぜなら、まず第一にですが、

 

「uncontrolled:アンコントロールドの中には、「対照実験を行っている」ものもあるからです。

 

 

確かに、上記の赤線部分に書かれてあるように、

 

「対照実験:control experiment」のことを略して「コントロール:control」という時もあるでしょうし、「対照実験がない(※)ことを「uncontrolled:アンコントロールド」だと表現することも、もちろん文脈によってはあると思います。

 

※対照実験がない=no control experiment, lack of control experiments,

 

 

ですが、必ずしも「いつもそうだ」というわけではありません。

 

 

これについては、以前こちらの記事にも少し書いたのですが、もう一度、これを読んでくださっている皆さんに向けて、誤解のないように説明してみようと思います。

 

 ↓ ↓ ↓

 

 

まず、理解する必要があるのは、【uncontrolled:アンコントロールド】の中に、「対照実験がない」という、一つの深刻な大問題があるということです。

 

たとえば、

 

【uncontrolled:アンコントロールド】なものとして、以下に一例を挙げてみると、

 
1.対照実験が存在していない
(=そもそもコントロールの概念を取り入れていない)
2.対照実験は行ったが、その設定がでたらめ
3.コントロールの内容が、何らかの理由で不適切
4.対照群として参加する被験者の選び方がまずい
5.対照群として設けたものの状態が、有効な比較として機能しない
6.不適切な「mockコントロール」や「mock感染」を対照群とした対照実験をデザインしている
7.製品会社のプロトコルが設定するコントロールが最初から破綻している
8.ソフトウェアのパイプラインに含まれているコントロールが有意義なものでない
9.対照実験の詳細が明かされていない・・・etc
 
などなどが挙げられます。
 
 
これらは、私が今、パッと思い浮かんだものを書いただけなので、もっと他にも挙げられるわけですが、
 
こうしてみると、これら【uncontrolled:アンコントロールド 】の中で、「対照実験がない」というのは、分かりやすい「1」だけですよね。
 
 
ですから、
 
【uncontrolled:アンコントロールド】=常に「対照実験がない」
 
という訳ではないはずですよね。
 
 
【uncontrolled:アンコントロールド】であることの中に「対照実験がない」という、ひとつの大問題の状況があるわけです。
 
 
 
ですから、もし以下の記事で書かれているように解釈してしまうと・・↓
 
 
上記のように解釈してしまうと、たまたま合ってる時はいいかも知れませんが、場合によっては意味を履き違えていることになりますし、文脈によっては支離滅裂になってしまうこともあるかと思います。
 
正しく意味をつかめなかったり、勘違いして意味をねじ曲げてしまう事態にも陥ってしまうこともあるかと思います。
 
上記のように「~という意味です」と説明されたのは、親切心からだったのかも知れませんし、私の訳が「間違っている」と思われて指摘するために書かれたものなのかは分からないですが、事実と違うことを読者のみなさんが信じてしまうと大変ですし、これでは頭も混乱してしまうと思いますので、急遽お知らせさせてもらいました。
 
 
ウイルス学の実験の論文であっても、数多くの論文の中では、対照実験が設定されています。
 
 
また、次世代シーケンシングの分野であっても、数多くの論文の中で、何らかのコントロールのプロトコルが設定されています
 
 
あるいは、「コントロールはとても重要だ」との主張のもと、さまざまなコントロールのタイプが設けられています
 
 
「対照実験はある」
「対照実験は行われている」
 
という状況があります。
 
 
「コントロールしています」
 
と謳われている状況があり、実際に何かしら設定されている状況があります。
 
 
しかしながら、その実情として、「対照実験が、どれだけダメな風にデザインされているか?」、あるいは「いかにコントロールできていないか?」という程度の差があるわけです。
 

根本的にダメなものの中に、色とりどりのダメな設定がたくさんあって、そのようにして実験やプロトコルが行われているというわけです。
 
 
ですから、これはもう、確認したい人は実際に論文を読んでみるといいかと思います。
 
日本だけで見ても、何千本・何万本という対照を設けた実験を行う論文や、それに言及している論文が、ウイルス学の分野でありますから。
 
 
現代になってから世に出されたウイルス学の論文には、対照実験が実施されているものが数多くあり、コントロールにあたる何かしらの対照が設けられています。
 
 
しかし、対照実験をやっていても、あるいは何らかのコントロールをしていたとしても、それがきちんと「コントロールされていない」ということが大問題だというわけです。
 
 
どのようにコントロールされていないか?というのを具体的は知りたい方は、実際に読んでみると確認することができます。
 
「mockコントール」や「mock感染」なども、コントロールが機能していない対照実験として、なかなかの割合を占めていると思います。これも、偽コロナパンデミックが起こる前からやられていたことです。
 
 
「コントロールを置いていますよ」「設定していますよ」と主張していても、それがコントロールとして機能していないということです。
 
 
ですから、【uncontrolled:アンコントロールド】=いつも「対照実験がない」という意味ではないということです。
 
 
どうでしょう?
分かっていただけますでしょうか?
 
 
現代になって、「対照実験がない」という形で堂々と発表されている際立ったものは、今回の「ウイルス学との別れ」の中でも、明快に指摘されている通りです。
 
非常に分かりやすい重大な代表例として、数々のものがきっちり挙がっていましたよね。
 
あとは、典型的に対照実験が全くなかったのは、やはり初期のウイルス学に始まり、歴史の土台を築いてきた一時代のものが、まるまるそうですよね。
 
歴史上初の「タバコモザイクウイルス」に始まって、初期のものはそういったコントロールの概念が完全に欠けたまま時代を築いてきてしまったわけですよね。これも、今回の論文で詳しく説明してくださっている通りです。
 
 
これらが【uncontrolled:アンコントロールド】の中にそびえる、あり得ないほどの大失態になっている状況のひとつなわけで、「対照実験そのものをやっていない」という状況があるわけです。
 
 
でも、「ウイルス学」=「ぜんぶ対照実験がない」というわけではないので、そこは注意が必要です。
 
 
そこを間違うと、正しく指摘することができないということになりますから、たとえばもし、自分が意気揚々と批判しているつもりでも、その相手やプロの研究者さん達からは、「バカじゃないの?」と逆に鼻で笑われたとしても致し方ないことになってしまいます。
 
 
“有効な”、対照実験が設定されていないということです。
 
実験がコントロールされていない状況がある、ということです。
 
対照実験の内容を細かく調べていくと、一つひとつのコントロールの設定がツッコミどころ満載なわけです。
 
あるいは、「対照実験をやった」と言っていたとしても、実際には「そんで?どういうコントロールをしたの?」と聞くと、詳細については隠す」という異常事態まであるというわけです。
 
比較できる有効な対照にはなっておらず、適切なコントロールが機能していないタイプの「対照実験」と謳われたものの一例としては、今回の論文でも挙がっていた通りです。
 
 
 
伝わりましたでしょうか?
 
 
そんなはずない!と思った人は、ぜひ論文を片っ端から読んでみるといいと思います。かなりの割合で対照実験が入っていたり、なんらかのコントロールが置かれている状況が説明されていますので、「どのようにダメなのか?」を、一つ一つ自分の目で確認していくことができます。日本語の論文がいくらでもありますから、心配しなくても大丈夫です。
 
実際に見ていけば、それらが「秩序立ったコントロール」として機能していないということが分かります。変数をランダムに好き放題に変えてしまっているとか、なにかしら有効ではないことをやっているということです。
 
「一つの変数だけを変える」という前提としての秩序が崩壊していたり、あるいは、「え?それやっても意味ないでしょうよ」というような無意味な対照を設けていたり、あるいは、コンタミ(汚染)の確認だけしかする気がないようなコントロールを設けていたり、作為的に比較する意味がなくなるようなコントロールをデザインしていたりすることがあるわけです(ウイルス学では)。
 
これらはすべて、「コントロールとして機能していない」ということなんです。
 
 
OKでしょうか?
 
 
【uncontrolled/アンコントロールド】―・・、
 
分かりやすく口語調で言ってしまえば、「コントロールになってないじゃん!」、「コントロールできてないじゃん!」、「コントロール間違えてるやん!」、「目茶苦茶やん!」、「ダメじゃんじゃん!」・・ってやつですが、実験科学や臨床試験、あとは次世代シーケンシングのコンピューターシミュレーション上のコントロールもそうですが、このあたりの用語の使われ方をよく確認したいのであれば、そこで実際に使われている生きた言葉・生きたやりとりを確認するために、実際の論文や実際の講義の内容等をご覧になっていただくのがいいと思います(知りたければ)。具体的にどういう風に「コントロール」という用語が使われてるの?対照群っていうのは?・・・と。
 
 
長くなってしまいましたが、このようなことは大学で散々勉強&実践したことがある方々にとっては、「当ったりめーだろ」ってことを言っているかもしれず、初歩的なことすぎたら申し訳ない話ですが、でも念のために書かせていただきました。誰もが知っていることではないと思いますし、実際、私なんてただの高卒で、大人になってから知ったことです(大学行かないで18歳の時から音楽スタジオで働いてましたからね)
 
でも、こんな私でも真剣に調べようとすれば、自然と何百本という論文を読むことになるわけですし、100時間とかまで行ったかどうかはもはや分かりませんが、最低でもそれに近いくらいの量の講義をYouTubeとかでずっと聞いて勉強することになるわけです。
 
 
だって、「専門的な内容を翻訳する」って、そういうことですよね。
 
 
読者の皆さんが、私のようにわざわざ何十本・何百本の論文を確認しなくていいようにそんなこと一切しなくていいように、翻訳する側が実力が足りていなければそこをちゃんと補った上で翻訳作業をやっていく必要があるわけです。
 
 
 
また、翻訳する上でも、事実を調べる上でも、いつも注意していることは、「ウィキペディアにそう書いてあるから」や「日本の和英辞典にそう載ってるから」と思っても、その記述が必ずしも合っているとも限らないということです。
 
この問題点は、これまで何度も記事にしてきました。
(その最たるものがウイルス学ですしね....辞書にもウィキにも嘘が載ってます)
 
なので、ウィキペディアや数種類の辞書を使って確認していくことは、もちろんそれはそれで大事なことだと思うのですが、もし調べている内容が重要で、それを突き詰めている状況があるのだとしたら、せめてもメリアム・ウェブスター(英英辞書)などで確認し、プラス専門用語に特化した辞書で確認し、その上で実際の論文での平均的な言葉の使われ方や、講義や現場での実際の言葉の使われ方を確認して理解していくというのを、基本的にはやった方がいいのかなと思っています。
 
(一般の読者のみなさんはやる必要ないと思いますよ!あくまで突き詰めたい仕事をしている人の場合です。私は「翻訳」という突き詰める作業に取り組んでいるので、それをやっているというだけです)
 
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あぁ・・・・
 
気づいてしまった。。。(涙)
 
 
今ここでは、「uncontrolled:アンコントロールド」の話をメインでしてきましたが、、、、
 
あぁぁ、、、
 
「control:コントロール」の説明も必要ですか・・?
 
 
・・ですか?(ToT)
 
 
もう,,,
 
しなくても、、
 
・・・いいですか?(TдT)
 
 
おそらく、だいたい分かりますよね。。(ToT)
 
(ちょっと、今日はもう疲れました。。なんか泣きたくなってきた....はぁ疲れた,,,読んでる人もきっと疲れるよね)
 
 
 
というわけで・・・
 
 
 
もう一度、上記の文章を見ていただいて、いかがでしょう?
 
「あ、この文章はちがうね!」って、もう分かっていただけましたでしょうか?
 
私のブログの読者の皆様、今度はこれをパッと読んだ時に、「おぉ!何がおかしいのか分かったぞ!」と、スッキリしていただけたらいいのですが星
 
(てか、私の読者の「皆様」って、何人くらい?3人くらい?皆様ってほどでもない?笑)
 
読者の皆さんには、誤解のないようにお伝えしたくて、今回はURLの告知だけしようと思って書き始めたのを急遽変更して、お知らせさせてもらいましたm(_)m
 
 
※ちなみに、この「コントロール」の話が、医学やウイルス学ではなく、物理学のコントロールだとかに話題が変わってくると、また「アンコントロール」系の言葉の使い方が変わってくることもありますので、ご了承ください。今回は、ウイルス学の話です。物理学でも、何の力学を実験でやってるのか?によって表現が変わりますし、対照実験の中に「コントロールあり(control)/コントロールなし(uncontrol)」がそれぞれ条件として設定されるとか、記述方法や表現方法が異なってきます。「対照実験の中に、uncontrol(アンコントロール)を設定する」だとかね。分野ごとに変わってくると思います。でも、すべて同じ日本語ですし、同じ英語ですし、だからこそ、その状況・その状況での意味や使われ方、背景にある概念をきちんと理解していくことが大切になってくるのだと思います。
 
(この手の話は、以前この記事にも書きました。生物学ではなく医学の話をしているのに、真菌を表す英単語を「菌類」と訳してしまって、意味が通じていないことに気づかないまま拡散されている状態です)
 
 
【追記】
今、読み直していてハッとしたのですが、まさか「コントロール」の意味を「支配」のような意味合いで捉えていらっしゃるコミュニティとかがあるのかな‥?(だから勘違いをしてしまうのかな‥??)
 
ここでの言葉の意味は、「権力者が庶民をコントロールして操ってるぞ~!」とかの“コントロール”のことではなく、、科学用語の「コントロール」の話をしています。。あせる
 
(ココから勘違いしているとしたら..すごい大変かも‥。ひとまずこちらの用語解説の第一部で解説していますのでご覧ください)
 
※ウィキペディアで言えば、以下の線を引いた部分の意味です↓
(ご存知の通り、ウィキペディアの内容の質や正確さには、ものによって、また書き手によって、非常にばらつきがあるという前提をご理解の上でお願いします)
 
==【追記ここまで】===
 
 
 
 
私は基本的に、批判してくる相手に挑もうとか、重箱の隅をつつくようにさり気なく何か言ってくる相手に対抗しようとかは思っていなくて、
 
もう、そこらへんは完全に、まったくもってなにも思っていなくて、
 
ひたすら私の読者の皆さんに誤解しないでいただければ!と願う気持ちから、こうして説明させてもらっています。
 
だって、せっかく時間を割いてがんばって読んでくださっているのに、他のサイトでそれをひっくり返すような情報に触れて頭が混乱したら、時間をかけて読んでくださっているのに申し訳ないと思うからです。
 
なので、私個人的には、誰かを正そうとかいう気持ちは常になくて、とにかく誠実な思いをお持ちの方に、私のメッセージが伝われば嬉しいなと思っています。
 
日本語でも英語でもそうだと思いますが、2つの別の言葉が存在している際に、「コレとアレの意味は、どうせ全く同じです」ってことは、あまりないかと思います。
 
たとえ、すごく意味が似ていたとしても、両者の間に微妙に何らかの違いがあるからこそ、本来「別の言葉」として独立して存在しているわけなんですよね。
 
まったく同じでいいんだったら、そもそも別の言葉として発生したり、派生していくこともないわけですから。
 
その言葉が存在する意義として、なにか別の意味やニュアンスをわずかに持っているからこそ、別の言葉・別の表現になって使われていく・・という流れになっていると思います。
 
また逆に、ひとつの同じ言葉であっても、文脈や状況によって意味やニュアンスが違ってくる場合もよくありますよね。
 
私個人的には、一つ一つの「その言葉・その文脈・その状況」について、どんな意味で言葉が使われているのか?語られているのか?というのを、その背景も含めて理解していくことが大事なことなのではと思っています。
 
私自身も、まだまだとても未熟で、本当に足りないことはあると思いますし、いろいろな方がネットを介してご不満を訴えたくなることもあるのだろうとは思いますが、今後もできるだけの努力はしていきたいと思いますし、一歩一歩向上していけたらいいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

あぁ、、なんかすごい疲れた...(泣)

涙でてきた。。。

頭が激痛なので、癒しの写真を自分のために添付します。

 

 

Bio Sinfonia

(Moonのにほん語翻訳者)

 

 

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舞い散る花びらが、お別れを祝福してくれる季節。

Dr.マーク・ベイリーの「ウイルス学との別れ」の日本語版が完成しました。

 

本当にすばらしい内容になっていますので、要旨~第三部を通して、そして最後のあとがきまで、どうかじっくりご覧いただきたい気持ちで一杯です!

読み進めていく上では、以下の用語解説を参照していただくと理解が深まりますので、ぜひご活用ください。

    ↓ ↓ ↓


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◆閲覧&ダウンロードはこちら

◆用語解説はこちら

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こちらの翻訳が終わるまで、動画の字幕付けもできなかった上に、想像以上に時間がかかってしまい、ずいぶんお待たせしてしまったと思います。

でも実際には、動画の翻訳をしていた時よりずっと長時間取り組んでいて、ほぼ毎日夜中の3時過ぎまで調べものをしてきましたが、それでもまだまだ足りず‥!やはり専門用語が独特で、相当勉強する必要がありました。

毎日こんなにも寝なかった日々は、20代以来です。

自分の職業柄、「こんな生活をしていては健康を損なうから絶対にダメ」と骨の髄から分かっていますが、でも人生をやっていると、たまに無理でもしないと前に進めない時があるのも分かっています。

私はこれでも、ハイパー電磁波過敏の体質なので、一日の許容時間を超えてくると、吐き気とともに全身に独特の震えが上がってきて、そのまま横に倒れるか、辛すぎて気を失うに近い状態で一日を終える時もあります。

ちょうどこれに取り組んでいる間、ガスのスマートメーター設置事件もあり、こうなったらついでにこの苦しみをバネにして次回こそ電磁波問題を取り上げないと!、と思っています。

また今回、この翻訳にちなんで、ちょっとしたハプニング(?)的なことがあったのをきっかけに、改めて色々なことも考えさせられました。


深く考えさせられたことの一つが、「どうしてこんなに偽情報が広まるのか?」という現象の向こう側にある、背景についてです。

一般人である一人一人の個人が、「意図的であれ、天然であれ、いずれにしても偽情報の流布に加担してしまう」という深刻な側面があるわけですが、

しかし、こうした嘘(↑)を暴こうとするコミュニティの中でも、まさにこれ(↑)と同じ縮図が展開されているという、皮肉のような現実があります。

ワクチンに反対するコミュニティ、偽パンデミックにモノ申すコミュニティ、そして「ウイルスは存在しない」と言っているコミュニティの中にも、です。

悪意があって作為的に誤情報を広めているわけではなく、それらを「良い◎」と思って広めてしまう天然パワーは、深刻な「誤り」を私たちの意識に強力に浴びせてくる無邪気なエナジーにあふれています。

そんな過ちも、一度や二度や、三度や四度ならまだしも、数えきれないほど何度も何度もやり続けてしまうというのは、「本当にこれ、何なんだろう?」と、改めて考えさせられました。

日本でも、世界と同様、人工ウイルスの偽情報が広まったり、抗体の免疫増強の物語が広まったりと、毎回ふっかけられるエサの種類が共通しているのは確かです。

しかし、今回痛感したのはそこではなくて、もっと根本的なところ、

人として、何かの歯車が狂っているという実態です。

たとえば、「ウイルスは存在しない」という情報を発信している日本のコミュニティでは、一時期「細菌も存在しない」というタイプの情報が流布されていたと思います。

一時期‥というより、つい最近まで「細菌も存在してないんだよね?」と本気で思い込んでいた人たちも、けっこういらしたようです。

どうしてそんなに大胆な誤解をしてしまうのか?という理由については、まぁいろいろあるとは思いますが、その大きな理由の一つが、「そういう情報を流す人がいて、それを信じる人がいるから」ですよね。

ひとつ、たとえ話をしてみます。

以前、Dr.アンドリュー・カウフマンやDr.トム・コーワンが出演しているインタビュー動画に、日本語字幕がつけられた動画が流れていました。その動画は、かなりの数が拡散されていたと思いますが、なんとそこには「ウイルスと同様、細菌も分離できません」といった趣旨を語る日本語字幕がつけられていました。

もちろん、そのインタビューでは、「細菌は分離できますよ」と説明されていたわけなんですが、そこにつけられていた日本語字幕は「細菌も分離できないんです」的な真逆の意味の言葉がつけられて流布されていたというわけです。

きっと、それを鵜呑みにして、右から左へ拡散してしまった方も、沢山いらっしゃったことと思います。

これが、本当にいい例だと思うのです。

一人一人が、そんなおかしな日本語に出会った際に、ちゃんと立ち止まれるかどうか?ということです。

「は?ヤバくね?」

と、正直に思えるかどうかです。

「この日本語、おかしくね?」と。

 

「マジ言っちゃってんの?やべーだろ、さすがに」と自分を信じられるかどうか?です。

私たちは、英語のプロではないものの、一人一人が日本語のネイティブで、日本語のプロフェッショナルなわけですから。だからこそ、「あ、なんか変な日本語訳ついてんな‥」と思ったら、自然と「これは拡散しないでおこう」と思えるくらいの最低限の脳ミソと節度は、本来は持っていていいはずだと思うのです。

たとえ、その画面に映っている人物が、信頼のおける外国人のようであったとしても、そこにおかしな日本語がくっつけられているのだとしたら、「どう考えてもおかしいだろ」と、立ち止まってみてもいいと思うのです。

 

それは英語が一切できなくとも、そこにある日本語から容易に理解・推測できることです。


今回のDr.マーク・ベイリーのPDFでいえば、あまりにも大量のおかしな日本語が乗っかっているような作品があったとして、それを平気で大拡散できるメンタルというのは「一体どういう心のメカニズムが働いているのだろう?」と、ものすごく考えさせられた部分でした。

ちょっと難しい専門用語が間違っているのは人間らしくて仕方のないことだとしても、いくつかのミスや意味の取り違えがあったとしても、あるいはもはや普通の間違い&勘違いも多々あって「うん、そういうクオリティなんだね」と受容するしかないとしても、だとしても、さすがにウイルスの定義が「寄生“虫”」だと書かれてあったり、真逆の意味に訳されていたり、読んでいて頭がおかしくなるような謎文が羅列してあるような素材を、何の躊躇もなく広められる一人一人のメンタルというのは、一体どういう風に成り立っているのだろう?と考えさせられました。

こういった、何かしらのヤバい日本語の素材がネット上にあった場合、それを平気で拡散できてしまう日本人の一人一人は、自分でその中身をちゃんと確認しているのでしょうか?

あるいは、書いてあること・載っていることを、理解した上で拡散しているのでしょうか?

おそらく、していないですよね。

理解していたなら、「やばくね?」と青ざめるだけですから。

あるいは、「理解してる・してない」以前に、「読んですらいない」というケースもあると思います。

では、「読んですらないもの、確認すらしていないもの、理解すらしていないもの」を拡散できる精神というのは、どういう心の成り立ちをしているのでしょうか?

中身を読まず、中身の正否を理解しないままに、「これ見てください」と他人に何かをプッシュできる人が、どうしてこんなにも集団で存在してしまうのでしょうか?

この問いこそ、偽情報の拡散現象の本質にあるもので、ウイルスや感染を信じている人とまったく同じタイプの心のメカニズムが働いているということです。

テレビで見たことをそのまま人に教える心理、「〇〇先生が言ってたから‥」とよく分かってもいないことを広めてしまう心理―・・、

 

崇拝している対象が、学者や政治家なのではなく、たまたま陰謀論界のカリスマだったというだけであって、両者の根本にあるのは同じ心理現象だったりするわけです。「あの人がそう言ってるんだから、広めておこう」的な。

 

もはや、自分で中身を確認したり、理解したりという主体性は介在してすらいないという現象です。

じゃあ、人は、なんでそんなことをやってしまうのか?

というと、それこそが自己顕示欲承認欲求に繋がってくると思います。

歪んだ心が、インスタントに一時的に満たされるものを求めた結果、それっぽいことをやってしまう・・・

 

という、衝動の根源にあるものは、取るに足らない承認欲求だったりするわけです。

 

しかし、この一見「取るに足らない衝動」が、社会全体に影響を与えるほどの誤情報・偽情報を広める原動力になっているのであれば、それこそ一人一人がそんな自分自身の心の動きに、もっともっと敏感に目覚めていく必要があると思うのです。

 

自分自身の心の在りように正直にフォーカスすることが、この社会全体の病を本質的に癒すためにも、大切なものだと思うからです。

 

一人一人が、このような自分自身の深い闇の部分が持つ「罠」から、いかに抜け出していけるか?という部分が、本当は最も大切なことなんじゃないかなと、今回ものすごく考えさせられました。

私たちが、これだけの嘘に共鳴してしまうのも、自分が自分に対して嘘をついている部分があるからこそです。

自分の中にある見たくない心の闇を隠そうとしたり、見栄えよく見せようとしたり、あるいはそのために少しでも人より上に立とうとしたりして、なにかしら自己欺瞞の種を内側に抱えているからこそです。

素のままの自分の在りようを直視するより、バツが悪いものを隠ぺいしてみたり、何かしら別のもので着飾ったりする方向にベクトルが向いてしまうのです。

するとその結果、権力ではないにしろ「権力に似た何か」をまとってみたり、名声ではないにしろ「名声に似た何か」で自己を補おうとしたりと、そのような欲求に突き動かされて行動するようになってしまうというわけです。

表面的には権力や名声に対して反骨精神を見せていたとしても、それと同じ質・同じバイブレーションのものを身にまといながら他人に誇示しているとしたら、非常に悲しいスパイラルに陥っているということではないでしょうか。

こういった、自分自身の腹黒い闇の部分がしかけてくる「自分トラップ」から卒業していくために必要なことは、自分が自分に対してどこまでも正直になり、自分の心の声に真剣に耳を傾け、数々の体験から学んでいきながら、そうやって呼吸をするように自分を信じる力を養うことです。

私たちは、この社会に溢れるいくつもの嘘から、なるべく一つでも多く目を覚ましていく必要がありますが、そんな中でもっとも巨大で残酷で、自分の心と体と魂を蝕むものとは、自分で自分についている嘘です。

自分自身を騙したまま、「真実に目を覚ます」ことなどできません。

いちばん大きな嘘に、騙されているわけですから。

世界の嘘から目が覚めていくように、自分が自分についている嘘からも目を覚ましていく。自分が自分にかけている催眠術の戯言から、自分を自由に解き放って、ありのままの自分を、自分に対して見せていくこと。


これを一人一人が、一歩ずつ確実にやっていくことができる時、この偽社会がつくっている嘘にまみれた「認知の壁」は、きっとようやく崩壊することができるのだと思います。(←ウイルス学の別れの「あとがき」と用語解説をご参照ください)

 

自分の人生のすべてを、そして自分の心の動きのすべてを、常に目撃してくれている唯一の証人が、自分自身という存在です。

 

そんな自分を少しでも騙しながら生きることほど、罪深いことはありません。

「私の心の在りようは、私がすべて受け止めて、全力で感じていくよ」

そうやって正直に生きていく中でこそ、人は本当の成長を遂げることができ、そんな生き方自体が、私たちを不幸にする全ての壁を自然と溶かしていく力そのものになっていくのです。


今回も最後までお読みいただいたあなたに、心からの感謝を。

 

 

Bio Sinfonia

 

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この活動をご支援してくださる方のおかげで、何度となく折れた心も、また回復していくことができます。

ありがとうございます。

↓↓↓

 

私の動画チャンネルにご登録下さっている方なら、きっとqueserasera(ケセラセラ)さんをご存知の方は、多いことと思います。

 

彼女と私は、見ている方向性が一致していて、翻訳する動画のジャンルも似ています。

 

ですが、彼女と私には、絶妙に異なるセンスの違いがあって、「これをやろう!」と選ぶものが、結果的に自然と違ってくるんですよね。

 

特に、queseraseraさんは、日本人のSNSではまったく話題にならないような、コアなものをご紹介してくれることが多く、彼女のセンスにはいつも脱帽しています。

 

 

 

でも、やはりお互いの方向性が似ているからこそ、「これ訳そう!」と思う動画が、かぶりそうになることも時々あります。

 

だからこそ私たちは、お互いの動画が決してかぶらないよう、毎回お互いに確認しながら翻訳活動をやっています。

 

だって、同じ動画をやっても、しょうがないですからね。

 

もし、うっかりかぶってしまったら、「えー!ごめーん!知ってたら別の動画をやったのに!」という気持ちになります。

 

だって、真実の詰まったいい情報を届けたい!と願う、純粋な気持ちとしては、

 

「皆さんに対して、1本でも多く内容の違うものを届けたい!」

 

と思うからです。

 

だって、私たちには知らなければならないことが、たくさんあるからです。

 

ですから、内容がかぶってしまうことは、とても悔しいことです。

 

かぶったら、残念なのです。

 

見てくださる皆さんに、種類の異なる情報を届けるためにも、また、かぶらないものをやることで自分たちの時間を大切にするためにも、お互いに違うものを担当するようにしています。

 

私としては、「もしqueseraseraさんがそれをやるなら、私はやらないで別のものに取り組みますね」というスタンス。同じく彼女も、「Moonのにほん語さんがやるなら、私は別のものをやりますね」という感じ。

 

 

私は、そんな彼女と出会えたことが、本当に嬉しかったです。

 

 

でも、一方で私は、このような情報発信の基本となる姿勢は、良心のある人間だったら誰だって自然とそういう気持ちになるだろうと思っているところもありました。

 

 

そう、

 

「そうではない人」と出会うまでは。

 
 

さまざまな配慮をしながら、自分の意欲とのバランスを取りながら活動をしていく中で、それでも翻訳活動の内容が、もし誰かとかぶるようなことがあったとしても、それが十分素晴らしい内容であるなら、別にそれは皆さんにとって喜ばしいことになりますし、とても良いことだと私も思います。かぶったとしても、関係がありませんし、気にすることでもありません。

 

ですが、もし内容が全然そうではないとしたら、私もさすがに悲しいですし、ショックを受けます。

 

結果的に真実を劣化させ、錯乱させ、専門家に対しては情報元の評判を落とすことになりかねません。

 

なので、そういうシチュエーションになったら、私は自分のスタンスを変えて、やるに値することを最後までやり続けます。

 

 
 

 

人というのは、

 

なにかしらの「世の中にとってよいこと」というジャンルのモノを発信する際、

 

純粋に「この世界をいい場所にしたい!」という気持ちからそうしているわけではなく、

 

何か別の、自分の中にある欲求や、強いエゴイズムによって突き動かされているという、悲しい側面を抱えている時もあるのだろうなと痛感させられることがあります。

 

というか、むしろ、そのケースの方が圧倒的に多いのかもしれません。

 

だからこそ、こんなにも偽情報が蔓延してしまうのでしょうね。

 

あの時も、あの時も、

そして、あの時もそうだった・・・という風に。

 

同じことを繰り返してしまう。。

 

人の心の闇を、うまく利用されているというわけです。

 

 

拡散活動は、

 

「本当に自分自身が、その内容をよく理解した上で拡散している」

 

というタイプの人は本当に少なくて、

 

それよりも、

 

「なんかいいこと言ってんだろーな」的な、

 

「まぁ、あの人から発信されてるしな」的な、

 

気晴らし的な感覚で、内容をよく確認しないまま拡散されることも多いようです。

 

あるいは

 

「おっ!なんかおもしろいの来たぜ!」的な。

 

それがおもしろいかどうか?という、言ってみれば歪んだ快感を自己の羅針盤にしてしまっている人も大勢いるようです。だから、ある意味、中毒性があるわけですよね。

 

もう、こうなってくると、

 

その情報が、たまたま「当たり」なのか「ハズレ」なのかの違いだけになり、

 

自己の本質にあるものはスカスカだったり、

 

あるいは何か別の承認欲求自己顕示欲求に突き動かされいることになってしまいます。

 

あるいは、「世界を良くしたい」という気持ちよりも、「家族や友人を大切にしたい」という気持ちよりも、

 

「他人を変えてやろう」とか、「言い負かしてやろう」とか、「無知な奴やバカな奴を調教してやろう」とか、歪んだ心理状態になってきてしまいます。

 

私たちは、一人一人、

 

例外なく、誰もが無知で、ある意味バカです。

 

でも、お互いにさまざまなレベルで、無知でバカなのです。

 
だからこそ、こんなにも「助け合うこと」が、素晴らしく価値のあることになってきます。

 

 

 

最初は、良心っぽいものから始まっていたつもりのモノが、いつの間にか「マウントの取り合い」になったり、「自己顕示のアピール」になってしまうのは、どうしてなのでしょうか?

 

 

 

そもそも「自己顕示欲求」というのは、このような活動で満たされるものではありません。

 

 

このような活動だけでなく、他のことであってもそうです。

 

何かのスキル、何かの仕事、何かの活動・・・

 

その「何か」で満たそうとしてみても、終わりがないのです。

 

自己顕示欲求は、満ちるものではないからです。

 

それは、消滅することでしか、真の充足感を得られません。

 

 

自己顕示欲求を、唯一、消滅させてくれるものとは、

 

自分自身が、

自分の心の深い部分で、

自分のありのままのすべてを受け入れ、

 

自分がそれを愛するということです。

 

 

その一連の心の鍛錬を、

他人にやってもらうことはできません。

 

 

自分でそれを愛するということは、

 

自分の中に渦巻く様々な面が、

「いいかどうか?」や「好きか嫌いか?」すらも関係なく、

 

それらを超えて、

それらを包み、

 

それらを自分の器の中に、祝福とともに招き入れるということです。

 

 

究極の愛は、いいか悪いか?好きか嫌いか?を超えています。

 

 

ひとりひとりが、自分の中で、そのような愛を実現して、昨日よりも今日、今日よりも明日、また一つ自分のことを愛で包めるようになれば、

 

あなたはもっと、自分のことが好きになるし、

 

あなたの隣にいる人も、きっとそれぞれの愛に包まれるようになります。

 

この世界は、そうやって、

一歩一歩、よくなっていくことができるはずだと思います。

 

 

 

 

個人的な話ですが、ここしばらく、胸が張り裂けるような出来事が続いていました。

(注) 翻訳の件とは、まったく関係のない出来事です。

 

でも、体験していることの本質は、すべてが深い部分で繋がっているような気がしていました。

 

 

なんであれ、そうですが

 

自分に何かができる時もあれば
自分にはどうにもできない時もある・・

手も足も出ず、口も出せずに、胸が張り裂けるしかない時もある...

時には、張り裂けた痛みを抱えたまま、次の一歩を踏み出さなければいけない時もあります。

でも、張り裂けた胸の中心にあるものを丁寧に見てみれば、そこにあるのは「自分」という人間性の本質です。

 

 

 

胸が痛むのも仕方がない。

それは、あなたが、あなただからだよ。

と。

 

 

 

 

今日は満月。

 

 

曇り空で闇しか見えなくても、「光は確かにそこにある」という信頼感。

 

 

みなさんもそれぞれ、素敵な満月のゆらめきを、お楽しみくださいね。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

Bio Sinfonia

 

 

乙女のトキメキ活動をサポートしていただけると、いただいた愛を皆さんに還元する力にします!!

Dr.マーク・ベイリーの「ウイルス学との別れ」の第二部の翻訳版をアップしました!

 

今回のアップに伴い、この件について、私が正直に思っていることを以下の記事に書いてみました👇
 

 

 

今回アップした第二部は、30ページあたりからとなっていますので、リンク先にあるPDFをスクロールの上、ぜひご覧ください!

 

ここでは、第二部で出てくる用語について補足していきます。

 

時間がある時に、随時追加もしていきます!

 

※ちなみに、この翻訳したPDF内では、私自身の言葉を書き加えたり、勝手に余計な何かを挿入したりしていません。原文通りに忠実に翻訳しています。原文内には、各種カッコの類のものが沢山ありますので、翻訳者が勝手にカッコを入れて追加しまくると、著者自身のカッコなのか翻訳者のカッコなのか分からず非常にカオスってくる恐れがありますので、日本人向けに補足した方がいいかもしれない部分は、すべてこのページ(or別ページ)にまとめていきます。

 

 

  【第二部】 用語解説
 

 

クローバー 第二部は、こちらのサイトにアップしてあります。

クローバー 英語の原文は、こちらです。

 

 

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【ファン・ウーらによる「デウス・エクス・マキナ」】 30ページ

「デウス・エクス・マキナ」は、ウィキペディアにも載っている通り、わりと知られた概念とも言えそうなので、そのまま掲載してみました。とはいえ多角的な捉え方があるので、日本人にとってはちょっと分かりにくいかもしれないですね。特に、こちらの辞書の演劇用語を参照していただくと分かりやすいかもしれません。

これが、第二部の1つ目のサブタイトルになっているわけですが、もし私が日本語に変換するなら、「ファン・ウーらによる、お約束の出来レース」あるいは、「ファン・ウーらによる、マッチポンプ劇場」あたりかなと思います。ご参考くださいお月様

 

 

 

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【 アセンブリ 】 30ページ

アセンブリとは、「組み立て」や「構築」という意味があり、コンピューターのソフトウェアを使って部品となるデータを組み立てる作業を意味します。具体的には、配列を解析する際に、リード(=短いDNAの断片の推定配列)をつないで、コンティグ(元々の長い塩基配列に復元したもの)求める作業のことを指します。

 

 

 

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【 急性熱性呼吸器疾患 】 31ページ
急性の発熱を伴う呼吸器疾患です。この疾患名は、ネット検索等ではほぼ出てきませんが、ウイルス学系の学術文献などにたまに出てきます。

 

 

 

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【 気管支肺胞洗浄液(BALF) 32ページ
気管支内に生理食塩水を注人し、肺胞や末梢気道を洗浄した上で、それを回収した液のことです。回収後に、この液に含まれる細胞成分や液性成分を解析していくというわけです。

 

<参考資料>

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsre/27/5/27_KJ00003705884/_pdf/-char/ja

 

 

 

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【 スピンカラムを用いた遠心分離 】 32ページ

スピンカラムとは、DNA/RNAの抽出に用いるこういう器具のことです。

ここでは、 キアゲン(Qiagen)社製の「RNeasy Plus Universal ミニキット」を使ったとのこと。このキットのプロトコルの日本語版は、こちらからダウンロードできます。

上記のプロコトルは素人には分かりにくいので、東京薬科大学 PCR 検査センターの、スピンカラムを用いた「新型コロナウイルス検出プロトコール」のリンクも、参考までに添付しておきます。

 

 

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【 リボソーム 】 32ページ

生物の細胞内に存在している構造物のこと。リボソームは、メッセンジャーRNA(mRNA)を鋳型として、タンパク質を合成する働きがあり、一個の細胞には、平均で数百万個のリボソームが存在すると言われています。細胞内にあるリボソームは、タンパク質とRNA分子からできている複合体で、生体内で最も大量に存在するRNAが、リボソームであると言われています。

 

 

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【 リボソームRNA(rRNA) 32ページ

リボソームを構成しているRNAのことです。リボソームの重量のうち、60%がRNAで占められていると言われています。このリボソームRNA(rRNA)の配列情報が、分離されたと主張されるウイルスの同定、検出、解析などに活用(悪用)されるというわけです。

 

 

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【 リボソームRNAの除去 32ページ

ヒトなどの真核生物では、全RNA(トータルRNA)のうち、80%以上が「リボソームRNA」であると言われています。そのため、サンプル中にウイルスがあるというのならば、そのウイルスの配列決定(解析)をする前の段階で、サンプル中に含まれている人体の構成物としてのリボソームRNAや、細菌のリボソームRNAを「除去」しておかないといけないわけです。そうでないと、ヒトや細菌の配列を検出しているだけなのに、ウイルスだと言って喜んでいる状態になってしまいます。そして、この論文では、まさにそのような状態に陥っていることが指摘されています(=既知のヒトRNA配列との一致度が高い/32ページ)。

具体的なプロセスとしては、「トータルRNAから、リボソームRNA除去するキット」などの製品が各社から販売されています。リボソームRNAの除去は、枯渇のプロセスとも呼ばれることがあります。

 

 

 

 

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【 de novoアルゴリズムベースのアセンブリ 】 32ページ

“de novo”はラテン語で「新たに」という意味。これは、参照配列が存在せず、未知のゲノム配列を決定する方法となります。未知のゲノムの解読を行うde novoに対して、既知のゲノ ム配列にリードを重ね合わせて配列決定するやり方は、マッピング(orアラインメント)と呼ばれます。

<参考資料>「次世代シーケンサー」

https://www.jstage.jst.go.jp/article/livestocktechnology/2016/735-Aug./2016_41/_pdf/-char/ja

 

 

 

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仮想上のオーバラップした配列 】 32ページ

以下の図の②にあるようなイメージです。(※図をクリックするとPDFの説明にジャンプします)

 

 

 

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構成概念32ページ

一言で言うと、仮説的実体のことです。 現実的には「観測不可能」な、理論上の実体のことですね。「構成概念」は、日本ではほぼ心理学用語として使われることが多いですが、科学の分野でいう構成概念はと言うと、研究者によって人為的に構築された概念のこと指します。「科学哲学」の分野などでも議論されるテーマで、第一部で出てきたカール・ポパーの「反証可能性」に関わるような内容を深く掘り下げていくと、「構成概念」の考え方などに触れるようになるかと思います。(基本的な心理学用語として、また一般的な使われ方を理解するには、意外とこの動画が分かりやすいです。)

 

 

 

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【 偏性細胞内寄生体 】 33ページ
ほかの生物の細胞内でのみ増殖可能な存在で、それ自身が単独では増殖できない微生物のことを指します。

 

 

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【 配列アラインメント 】 33ページ
DNAやRNA、またはタンパク質配列において、2つ以上の配列を特定の順序で配置して、それらの間の類似した領域を識別するプロセスです。配列を要素ごとに対応づけて、配列間の類似度を計算します。配列を比較する際には、配列間の「一致/マッチ」、「不一致/ミスマッチ」、「ギャップ(進化上の置換や欠損が原因と言われる)」などのポイントを元に計算していきます。

このような作業を通して、比較に用いた架空のウイルスの配列との相同性(類似度)が高ければ、「そのウイルスとの類縁度も高い」などと考えられてしまいます。

 

 

✦ː──────────
【 リファレンスゲノム reference genome 33 ページ

ある生物種を代表する基準となるゲノム配列のこと。現在、ウイルス、バクテリア、菌類、植物、動物の複数の種に対するリファレンスゲノムが公開されている。リファレンスゲノムは、新しいゲノムをアセンブルする際のガイドとして利用される。

 

 

〈引用〉イルミナの用語解説 :リファレンスゲノムは、新しいシーケンスリードがアライメントされ比較される足場として機能する、完全にシーケンスされ組み立てられたゲノム

 

 

 

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【アクセッション番号】 34ページ

データベース上に登録された塩基配列データに対して発行される番号のこと。

 

 

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【 縮重プライマー 34ページ

縮重(しゅくじゅう)プライマーと読みます。未知の遺伝子に対して、その配列を推定して増幅する場合に用いるPCRプライマーのことです。ここで使われた縮重プライマーの設計方法というのが、まさに「架空のウイルス配列A」と「架空のウイルス配列B」をもとに設計したものでした。架空のものを材料に、架空のプライマーを設計し、架空の産物を生み出して、証拠だと主張しているわけです。

 

 

✦ː──────────
【 参照配列 reference sequence】 34 ページ

既知の配列のことで、リファレンス配列とも言う。配列を解析する際に「リファレンス」=「参照の基準」となるべき配列データベースのことを指します。

 

 

 

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【シーケンス深度】 34ページ

ゲノム中のヌクレオチドが読み取られた回数。

 

 

 

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【 マルチプルアラインメント 】 34ページ

配列のアラインメントをする時に、複数の配列の類似する部分を縦に揃えて並べ合わせる操作のことで、3本以上になるとマルチプルアラインメントと呼ぶ。

<参考資料>

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/44/2/44_2_102/_pdf/-char/ja

 

 

 

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【 キロベース(kb) 35ページ

核酸における塩基対の数をもとにした長さの単位です。「ベース(base)」は「塩基」という意味。コロナウイルスのゲノムサイズは、約30キロベース (kb)のRNAで構成されていると言われており、RNAウイルスの中では最大級という設定になっています。

 

 

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【ウェルカム・サンガー研究所】 35ページ

ヒトの健康と、疾患の遺伝学の世界的理解を促進するゲノム科学研究拠点。

研究プログラムは、がんゲノミクス、単一細胞ヒト遺伝学、集団ヒト遺伝学、種の進化など。

 

 

 

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【 mock感染 】 35ページ

「モック感染」と読み、通常アルファベットでそのまま「mock」と表記されます。これには、「感染していない」または「ニセの」といった意味があり、ネガティブコントロールに近いものの、それとはまた別バージョンのタイプとして設定される実験グループです。非常に情報が少なく、日本で発表されている論文で「mock感染」を用いた実験を見てみても、どのような詳細で設定しているのか?というものは、ほぼ記述されていませんでした。海外の論文でもそんな感じだというインタビュー動画を見たことがあったのですが、この論文でもDr.ベイリーがそのように言っていますね(19ページ参照)。実験のデザインとして、「ちゃんと比較していますよ」というアピールのために設定されるようですが、根本的なところがズレているので、意味がないということだけは明らかです。

 

 

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【 近交系の機能障害のある新生仔 】 38ページ

新生仔(しんせいじ)とは、 ラットやマウスの赤ちゃんのことを意味しますねずみあせる
動物実験のコントロールと、近交系のタイプについては以下の参考資料を添付させていただきます。

https://www.cc.okayama-u.ac.jp/~animal/library_main/iinkai/elementary_guide.pdf

 

 

 

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【 ホモジナイズ 】 38ページ

サンプル中には、粒子の大きさが異なる様々な物質が含まれているので、それらを細かく砕いて乳剤にする工程です。どのような方法でホモジナイズするかは、指定されたプロトコルに従います。ここでは、「腸内サンプルのホモジナイズ→遠心分離→濾過→ウイルスRNA抽出キットの使用」という流れが書かれていましたが、ホモジナイズ後に遠心分離にかけることで、サンプル中に含まれていた様々なヒト由来の細胞物質などを「あらかじめ分離していますよ」という理屈になっています。

 

 

 

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【 鋳型(いがた) 40ページ

PCRでは増幅の元となるDNA断片が「鋳型」となり、RT-PCRにおいては逆転写反応(相補的DNA合成)の元となるRNAが「鋳型」となります。 反応チューブの中に、鋳型となる材料を入れて、PCR装置にセットすることになります。

(鋳型は「テンプレート」と言われることもありますが、日本の学術文献では「鋳型」と表現されることが圧倒的に多いので、今回は「鋳型」に統一しました。あと、日本語のスラングの「テンプレート/テンプレ」と勘違いしてしまうと意味が違うので、誤解なきよう^^;)

 

 

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【 鶏伝染性気管支炎 】 40ページ

 

 

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【 相補的DNA 】 41ページ
逆転写酵素を用いて、mRNA から得られた合成の二本鎖 DNAのこと。

「相補的」を意味する「complementary」 の頭文字をとって、「cDNA」 と省略されることも多い。

 

※「相補的」の意味

DNA分子は、2本が螺旋状になって塩基の部分で結合しているモデルとなっていて、AはTと、GはCと、それぞれ対になります(=塩基対)。こうして塩基対の組み合わせは決まっているので、片方の鎖の塩基配列が分かると、もう片方の鎖の塩基配列も自動的に分かることになり、こんな感じで対合する2本の核酸の配列が厳密に対応することを「相補的」であると言います。

 

 

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【 ゲノムの3’末端(さんダッシュまったん)の方向 】 41ページ

PCRでは、相補鎖が合成されていく(伸長されていく)方向性が決まっています。それが、5’(ごダッシュ)方向に向かうか?、それとも3’(さんダッシュ)方向に向かうか?という方向性です。もう少し知りたい方は、以下のPDF(特に10ページ前後)をご覧いただくとよいと思います。

http://isw3.naist.jp/IS/Kawabata-lab/LECDOC_KINDAI/2010/seqdb_10Apr13_print.pdf

 

また5’や3’というのは、原子に付けられた番号です。基礎から知りたい方は以下の動画が分かりやすいです。

 

 

 

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【 ボーデット株 】 41ページ

日本で、ボーデット株のことについて詳しく書かれいる資料は少ないですが、以下の特許資料には、「ボーデット株は、元々ボーデットおよびハドソンによって分離され、ニワトリ胚において数百回継代された。ニワトリ胚またはニワトリ卵に適応した株である」という内容が書かれています(41ページ目[0123])。

 

 

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【 発育鶏卵 】 42ページ

いわゆる「鶏の有精卵」です。「ボーデット株を11日齢の発育鶏卵内で増殖させた」とありますので、産卵後11日のニワトリさんの有精卵にウイルス株と称するものを注入して、それを生きた細胞の供給源として増殖させたということです。参考までに、発育鶏卵を使ったインフルワクチンの製造方法をリンクします。

 

 

✦ː──────────
【ベルケフェルト細菌濾過器】 42ページ

ドイツのハノーバーのベルケフェルト鉱山の珪藻土を主成分にした素焼きの磁器製の細菌濾過器のこと。

 

 

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【2019年新型コロナウイルス】 43ページ

新型コロナウイルスである「COVID-19」は、正式名称が確定する前は、当初「2019-nCoV」と呼ばれていました。日本語では、「2019 年新型コロナウイルス」でした。

 

※参考資料:COVID-19(旧称「2019 年新型コロナウイルス」、旧略称「2019-nCoV」)

https://health.hawaii.gov/docd/files/2020/02/COVID-19_FAQs_JAPANESE.pdf

 

 

✦ː──────────
【 汚染 】 46ページ

通称「コンタミ」。コンタミネーション(汚染)の略です。

 


 

✦ː──────────
【24ウェル中、1ウェルだけの細胞変性効果】 46ページ

細胞培養に使用するプレートを「ウェルプレート」と呼びます。ここで使用されたのは、液を入れる部分が24に分かれている、以下のようなプレートです。一つ一つを「ウェル」と数えますが、この24ウェルのうち、たった1ウェルしか細胞変性効果が見られなかったということです。

 

 

 

✦ː──────────
【 カバレッジ 】 49ページ

カバレッジとは、配列の解析時に同じところを何回重ねて読んだかという指標で、詳しくは難しいので以下のページやこちらのPDFをご参照ください。カバレッジは、得られたデータの信頼性を考慮する上での目安となります。

 

 

 

 

✦ː──────────
【MIQE(マイキー)ガイドライン】 50ページ

スティーブン・バスティン教授の「MIQEガイドライン:定量的リアルタイムPCR実験の公表に必要な最低限の情報」の日本語版は以下です。

 

※バイオテックカンパニー「ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社」の翻訳によるものです。

https://www.gene-quantification.de/miqe-japanese-version-2013.pdf

 

 

✦ː──────────
【ゴールドスタンダード】 50ページ

ある疾患を診断しようとする際、その診断を「確定」するだけの必要な基準を満たしている検査方法や評価手段のことを、「ゴールドスタンダード」と呼びます。(日本語だと「至適基準」と言いますが、「ゴールドスタンダード」と呼ばれる方が一般的になっています)

ゴールドスタンダードは、診断の決め手になるものだからこそ、精度が高いものとして認められたものでなくてはなりません。また、新しい検査法が開発された時にも、それを評価するために、「ゴールドスタンダードとの比較」の必要性が問われることになります。つまり、今回のPCR検査が巷に出てきた際には、いきなり実用化するのはご法度で、まずはこの新たな手法を、ゴールドスタンダードとなる既存の基準や評価方法と比較しないことには妥当性が全く検証できないというわけでした。で、ゴールドスタンダードがないなら、臨床での新たな判定の方法を検討しなければならないわけですが、それも行われませんでした。本当に何もしていない。

 

※ゴールドスタンダードの考え方について参考になる文献はこちら↓

https://www.jstage.jst.go.jp/article/mpta/18/1/18_1_31/_pdf

 

 

✦ː──────────
【片利共生】 55ページ

共生における一つの形態を表現する言葉です。共生関係のうち、一方が共生によって利益を得るものの、もう片方にとっては特に利害が発生しない関係性のことです。

片利共生には、主に3つのタイプがあると言われていて、①移動するために他の動物にくっついていく「便乗」タイプ(例:イノシシにくっついていくダニ等)」、②他の生物を住み処として生活する「着生」タイプ(例:木のウロに住む鳥さん、木から生えるラン科の植物等)、③他の生物の死骸などを有効利用する「変態共生」タイプ(例:巻貝の殻を利用するヤドカリ等)があります。

 

 

 

✦ː──────────
ハイピュア ウイルスRNAキット】 55ページ

日本版HPにも、同様の商品ページがあります↓

 

 

✦ː──────────
【 最終産物 】 56ページ

PCRの操作を行って、最終的に得られたものを「最終産物」と呼んだりします。

 

 

✦ː──────────

【リンクについて】

◆32ページの91の注釈のリンクの二つ目は、現在見ることができません。ですが、ウェイバックマシーンを使うと、以下のように閲覧可能です。

 

 

 

✦ː──────────


まだ追加する予定なのですが、すでに「文字数が規定を超えていて投稿できません」的な、アメブロさんからの通知が出てしまいました・・・あせる逆に少し削ってみました。。

 

というわけで、第三部に向けて、用語解説専用ページへとさっさとまとめていった方がいいかもしれないですね。そんな感じでいってみます!

 

今日もお読みくださり、本当にありがとうどうございますお月様

 

Bio Sinfonia

 

 

乙女のトキメキこの活動をご支援していただけると、泣くほど喜びます!!

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

そして、動画の翻訳が滞っていてすみません!(自分が一番悔しがっています!!)

 

いろいろお待たせしてしまっていて、常に遅いのがもどかしいですが、記事を一本投稿しました。健康を考える上での視点として、何がしらご参考になれば幸いです。

 

 ↓クリックして読む↓

 

 

 

よろしくお願いします。

 

Bio Sinfonia

前回のブログは、用語の説明等だったので、

サブスタックの方から、今年最初のメッセージを投稿しました。

 

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どうぞよろしくお願いします。

 

一瞬一瞬、すごい速度で通り過ぎていく2024年に追いつこうと、全速力で走っている気がしますが・・なかなか、、

 

なかなか奴は速い。お月様