クロノジェネシス~凱旋門賞制覇への道~③
その①とその②は、
以下のリンクからご覧ください。
●その③ 2着馬に足りなかったもの
過去、3頭の日本馬で合計4度、
凱旋門賞2着の成績を残しています。
1999
エルコンドルパサー 2着
2010
ナカヤマフェスタ 2着
2012
オルフェーヴル 2着
2013
オルフェーヴル 2着
もしもクロノジェネシスが勝てばですが、
3頭の2着馬に足りなかったものが、
はっきりしそうな気がします。
それは、「血統的背景」です。
エルコンドルパサー
父Kingmambo
→凱旋門賞出走歴なし
ナカヤマフェスタ
父ステイゴールド
→凱旋門賞出走歴なし
オルフェーヴル
父ステイゴールド
→凱旋門賞出走歴なし
クロノジェネシス
父バゴ
→凱旋門賞2004年優勝、2005年3着
過去の2着馬3頭の父には、
凱旋門賞出走歴がありませんでした。
一方、クロノジェネシスの父バゴは、
二度出走して1着と3着。
血統的背景は十分です。
くろたんがスプリンターズSの投稿で、
ダノンスマッシュの父ロードカナロアに触れています。
JRAの無料カレンダー2021は、
「喝采は受け継がれる」
GⅠレースの親子制覇がテーマです。
クロノジェネシスが凱旋門賞を勝てば、
父バゴとともに親子制覇となり、
今年のテーマにぴったりです。
昨日の2重賞は、
その予告だったのかもしれません。
●神戸新聞杯
ステラヴェローチェ 1着
父バゴ
1人気 シャフリヤール 4着
父ディープインパクト
→2006年 凱旋門賞 失格
●オールカマー
1人気 レイパパレ 4着
父ディープインパクト
→2006年 凱旋門賞 失格
凱旋門賞を勝っているバゴの産駒、
ステラヴェローチェが勝ちました。
一方で、凱旋門賞で失格となった、
ディープインパクト産駒の2頭が、
1人気を裏切りました。
スプリンターズSは
ダノンスマッシュが親子制覇を、
凱旋門賞はクロノジェネシスが親子制覇を達成。
そんな出来すぎのシナリオが気になります。
また、1人気のディープインパクト産駒の4着が、
上位人気の一頭、ディープインパクト産駒の
スノーフォールの凡走をも予言しているのなら、
スノーフォールを外した馬券に期待が持てます。
ブックメーカーのひとつであるウィリアムヒルの、
凱旋門賞オッズは以下の通りです。
1位:タルナワ 4.0倍
2位:アダイヤー 4.5倍
2位:スノーフォール 4.5倍
4位:ハリケーンレーン 5.0倍
5位:セントマークスバシリカ 9.0倍
5位:ミシュリフ 9.0倍
7位:クロノジェネシス 13.0倍
8位:ディープボンド 15.0倍
8位:ティオーナ 15.0 倍
10位:ラブ 21.0 倍
その④~その⑧へ続く