Эта музыка будет вечной - この歌は永遠に続く -39ページ目

Эта музыка будет вечной - この歌は永遠に続く

大好きなロシアのロックを毎日せっせと訳しています。リクエストも受け付けますので歌詞を知りたいロシア語曲がありましたらお気軽に!

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意外と少なかった本場チェブの中でも郡を抜いて絶望的に可愛くなかったチェブラーシカ。
パルチザンスカヤ駅のДетский Мир(「子供の世界」の意。服やらおもちゃやら子供用品の専門店。)にて激写。
ソファーらしいですが座りたくありません。片目取れても気にせず展示し続けるのがロシアです。


携帯の充電はちゃんとできていたんですがブログ更新しようにもある日からいきなり完全圏外になりました。それも私の携帯だけ。
銀行の残額が足りなくて先月分の料金が引き落とされず携帯止められたのかと思いきや、日本帰ったら普通に通じたよ!
何が世界対応ケータイだこれじゃただのデジカメじゃねえか!


まあそんなこんなだったので、留学中に投稿できなかった記事を今改めて。

ちっさい頃から私は「オズの魔法使い」が大好きで、ロシア語訳が欲しかったのだが一軒目の本屋では見つけられなかった。
二軒目でようやく発見したと思った。何故なら表紙と挿し絵が明らかにオズだったから。
しかしタイトルに「ОЗ(ロシア語表記だとこうなるはず。)」の文字はなかった。
直訳すると「エメラルドの都の魔法使い」だったが、ロシアではそういうタイトルなんだろうと信じて挿し絵が一番可愛いのを購入した。
寮に戻ってさっそく読もうとしてみた。一気に全部は無理でも少しずつ。
が、早くも一行目の時点で何かがおかしいと気付かされた。

「広大なカンザスの草原の真っ只中にエーリ(Элли)という少女が住んでいた。」


……誰だよエーリーって?
ロシア版ではドロシーがエーリになるらしいとどうにか自分を納得させようとしたのだが。

「エーリの父親のジョンは農場で働いており、母親のアンナは家事にかかりきりだった。」

だから誰なんだよジョンとアンナ?
ヘンリーおじさんとエムおばさんがエーリとかいう子の実の両親になっている!

ページ飛ばして確認したらオズはグドゥヴィンでした。そりゃタイトルにオズの文字がないはずだ!
名前だけでなく細部もちまちま時々がつっと違うんです。
竜巻を起こしたのは東の魔女ってことになってるわ犬のトトが喋り出すわ、
北の魔女に至っては「ある三人が秘めた願いを叶えるのに手を貸してあげれば大魔法使いグドヴィンはあなたをカンザスに帰してくれることでしょう。」とエーリに交換条件を持ちかけてくるわ、
あっ、ライオンに会う前にドロシー、いやエーリが人食い鬼みたいなのに拉致られた!
何だこれ子供向けに易しく編み直したってレベルじゃねーぞ?
疑問符が飛び交う中、表紙をよくよく改めてみてやっと、どこにも作者のボームさんの名前が記されていないことに気がついた。
訳者じゃないのかА.М.ヴォルコフ! ほんと誰なんだよお前!

あまりにも突っ込みどころ満載すぎだったため宿題の日記のネタにして、「Что это такое?(何よこれ?)」で締めくくったら、
「新しく書き直した作者ですよ。」とのコメントがごくナチュラルに返ってきた。それってありなの!?

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ロシアにもメアリー・ポピンズのミュージカル映画があるよと聞いた翌日にDVDをゲットした。
ロシアにいるあいだに教えてくれてありがとう先生!
先生いわくディズニーよりもメアリー・ポピンズが厳しいキャラらしい。そいつは楽しみだ。


ククラチョフの猫劇場に行ってきました! ちんまりした可愛い劇場でした。
猫よりも主役のピエロが中心の演目で、自分らはピエロを見に来たのかという子もいたけど私はすっごく気に入りました。
や、ここの前にももっと大がかりなサーカスを見まして、そちらにも猫が登場したんですが、猫に限らず動物全般の扱いが雑なのがどうも目に余って。
ちょお待て今猫を引っ掴んで舞台袖に放り投げなかったか?って。
ロシア映画の「こねこ」で猫の調教師にいだいた夢が正直ぶっ壊されたよ……乱暴も無理強いもやめて!
しかし猫劇場は出演者のみなさん猫に優しかったです。猫の演技自体は大サーカスよりも地味っちゃ地味だったが。
綱渡りで尻込みする子は背中を撫でつつやんわりと促したり抱き上げる時も丁寧だし。これだよこれ、うんうん。
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エカテリーナ宮殿の窓から。


3日間のサンクトペテルブルク旅行に来ています。
モスクワは雪こそまだまだ残っているけどもうすぐ春かねーって感じなのに、
サンクトはもろに冬です雪降ってます。この程度で吹雪っつったらロシアに住めないんだろうが吹雪いてます。
昨日の朝、人生初の寝台車で到着した直後は、「ロシアンブラザー」にならってナウチールス聴いてたこともあってテンションめっさ高かったんですが、
雪のせいで散策時間がなくなりホテルにただ今缶詰め中。そんなサンクトまで来て。
移動はずっとちっこい専用バスで日本語喋れるガイドさんの話を聞き続け、美術館に行く以外は時折車外に出してもらって写真撮るくらいで、
正直な気持ち私は美術館より街を歩きたいよ!
しかもサンクトは噂どおり交通渋滞がほんとひどい。行きも帰りもほぼ毎回渋滞に巻き込まれます。
でもホテルがやや外れたところにあるので専用バスが来ないとどこにも行けない!
え、ろくに出歩けないままサンクトをあとにするのか我々は? 欲求不満!


留学用に作ったブログだが結局ほとんど更新できてないので、
日本戻ったらブログ名をナウチールスの曲名にしてロシアンロックの歌詞対訳ブログにしようかなーって。


追記。
12日午後4時頃に何度も投稿しようとしたが結局送信できなかったので。
散策時間を潰してくれたサンクトの雪だが5時にはすっかりやんでいやがりました。
夜には民族舞踏のコンサートが入っていて、渋滞を見越して早めに出発したのだが、
今回はスムーズに行って時間余ったから散歩でもしてこいとバスの運転手に寒い中追い出された。
わーいお散歩、と思いきや、そこは彫刻やら広場やらあるけどもう何度も通った場所で、
改めて見るべきものも覗ける店も特になかった。何故ここで降ろした……!
でも民族舞踏のコンサートはとてもよかった。バレエより私は好きだ。まるでプトゥシコ監督の世界!
英国大使館寄ってもらったよー!! ロシアンホームズとワトソンの銅像を拝んでまいりました!
キエフ駅から徒歩20分くらい? 敷地内ではなく道路に面してたのですぐ見つかった。また私だけダッシュした。
手帳を持ったワトソンの手許に何枚か小銭が供えられてたから私も10コペイカ入れてきました。
満足は満足なんだがここでも長時間は立ち止まっていられずせっかく撮った写真も悲しいことにいまいちだったので、
この短期留学中たった一度でいい、昼寝のふりでこっそり抜け出し単独行動させてくれ! 道は覚えたちゃんと無事に帰ってきますから!

あと私が先生にお願いしてるのはブルガーコフの家博物館だけか。ささやかだよね!?
今度みんなでアリス見に行くよ。こちらは4日からもうもう公開しています。
しかしロシアは字幕版が少ないかまったくないそうで吹替オンリーですが。

今日はバグラチオノフスカヤ駅にあるCDとDVDの市場にも連れてもらいました。
市場といっても野外ではなく、かなり広い建物の二階にちまちまたくさんショップが並んでる感じでしたが、
客引きすげー歩いてるだけで超話しかけてくるゆっくり覗かせてもらえない!
陳列の仕方も相当いい加減だからどこに何があるのかさっぱりわからん。
でもまあお目当てのCDはほぼゲットできました。「ロシアンブラザー」のダニーラ並に頑張ったよ私は。
カタコトで「ナウチールスあります? 違うそれ持ってる25周年のやつが欲しいの!」って。

日本ではまず公開されないと思うので「妖婆・死棺の呪い」のリメイク版のDVDも欲しかったんだが、
まだDVD化されてないのか何軒か回ったけどプトゥシコ監督のほうしか出してもらえなかった。いつかリメイク版を見れる日が来るのだろうか。

ところで今日は3月8日、国際婦人デーです。
この祝日のことは教科書でも取り上げられていて、男性が女性に贈り物をする日だとは知っていましたが、想像以上に本気出して祝いまくってます。
数日前からテレビ付ければその話題で持ちきりだったしスーパーマーケットもコーナーできてるしみんなケーキとか買ってるし、
当日の今日なんて街を歩くとどこもかしこも花だらけ。
ロシアってやたらと花屋さんが多いんですよ。
駅の近くには花売ってるおばさんがよく立ってるんですが、今日は花売る人の数が明らかに倍増していた。
もらった花を抱えてる女性やこれからあげる花を手にした男性がたくさん。
短期留学の女子組も男子と先生から花をいただきました。バラの花なんて初めてもらった!
CD買った時も店員の格好いいお兄さんが笑顔でミモザをくれました。「С праздником!(祝日おめでとう)」と言って。
バレンタインよかよっぽどいいわこのイベント。老若男女を問わずみな楽しそうで。
今んとこ二軒CD屋に行ったがクララさん単独のCDが見つからないよう。ナウチールス25周年記念アルバムの二枚目も!

ロシアで欲しいものリストのひとつ、オズの魔法使いのロシア語版は今日ようやく発見できました。
タイトルが直訳ではなく「Волшебник Изумрудного города(エメラルドの都の魔法使い)」だったから一軒目では見つけられなかったのか。
しかし挿し絵はとっても可愛いが第一作目の「オズの魔法使い」のみ収録なのと、
シリーズ14作中6本も収録されているようだがその分高いしかさばるし挿し絵も可愛くないののどちらを買うべきなのか超悩む!
(タイトルがどれも直訳ではないのでどの話が入っているのかよくわからない。)

他の国のことは知りませんがロシアはまとめるのが好きなのか、
古きよき児童文学のシリーズまるごともしくは何話分かを一冊に!ってのをいくつも見ました。
ムーミンとかやめて欲しくなるから! 持ち帰れる量には限りがあるのよ!
「メアリー・ポピンズのすべて」は買ってしまった。他と比べればまだ薄いほうだったし。
あとホームズも。個人的な趣味で「瀕死の探偵」が入ってるのを選んだが、
挿し絵のモデルが明らかにワシーリーホームズのやつにすればよかったかな……。
有名な作品だと装丁違いが何冊も出ててもうどれにすればいいのか。
現時点で「巨匠とマルガリータ」四種類も見つけたんだけどどうしろと!?