それでも地球は回ってる 2,3巻/秋里和国弐
時間がないので簡略メモ。
3巻で最終。
卓球部に勧誘されたり、ファッションショーに出たり、さかみが花嫁として拉致されたりと、いろいろなイベントがある中で、三人組とさかみの結束が固まり、さかみ「お嫁に行けなーい」と叫べば、大天使「大丈夫 もらって あげ るから(ます)」と、ハーレムエンド。
マゾ、マザコン、ナルシストと、ヘンタイでも大丈夫!というメッセージ。'84という年代を思えば、先駆的だったのかもしれない。
漫画として、雰囲気はすごく好印象。ストーリーは並。後半やや作画に難ありかと。
それでも地球は回ってるの過去エントリ

秋里和国弐
それでも地球は回ってる 2,3巻
3巻で最終。
卓球部に勧誘されたり、ファッションショーに出たり、さかみが花嫁として拉致されたりと、いろいろなイベントがある中で、三人組とさかみの結束が固まり、さかみ「お嫁に行けなーい」と叫べば、大天使「大丈夫 もらって あげ るから(ます)」と、ハーレムエンド。
マゾ、マザコン、ナルシストと、ヘンタイでも大丈夫!というメッセージ。'84という年代を思えば、先駆的だったのかもしれない。
漫画として、雰囲気はすごく好印象。ストーリーは並。後半やや作画に難ありかと。
それでも地球は回ってるの過去エントリ
Silver シルバー 2巻/末次由紀
先日入手しておいた2巻をようやく読んだ。
ああ!と嘆息。
バレーを引退した青葉は、銀の中の「心」を手探りする。必死で青葉に向かっていく銀だったが、複雑な人間の感情の動きには付いていけない。青葉を困らせてしまう。どうやったら心が伝わるか、分からない。心なんてないロボットだもの。いじらしい銀の苦悩が胸に迫る。銀は博士のアドバイスに従って手紙を書き、学校で読み上げる。素直な気持ちだけを書いた手紙。青葉が好きです、と。そして、その「心」は青葉に届いた。
初めての恋の相手が、ロボット。
こんなこと、誰にも言えない。
行きつ戻りつしながら、青葉の気持ちは育ってゆく。人間ではない銀の、普通の男の子との違いにイラつき、ショックを受け、嘆き、自らの恋心を疑う。それでも、やはり銀が好きだった。普通じゃなくても、これが私の恋なんだ。
銀は必死に勉強する。人の行動を、そして感情を。青葉の気持ちに応えたい。自分の気持ちを伝えたい。
しかし、14歳の設定で造られた2年前のシステムでは、もう、それ以上の成長は無理だった。
「こんなに いっぱい 人間がいるのに」「なんで わたし?」
青葉は、自分を選んだ理由を銀に問う。例によって難しすぎる質問に銀はフリーズ。それでも銀は頑張ろうとする。
「僕は言える」「言いたい ぼくの 言葉で…」「言える…」
しかし言葉は続かない。青葉は銀を慰めるが、銀の中ではその時一つの転機が訪れていた。その夜、博士に告げる。
「ハカセ ぼくは もういやだ」「普通のことが できなくて」「青葉が 恥ずかしいのは もういやだ」
「青葉ちゃんに お別れを 言ってきなさい」博士には、限界の来た14歳の銀を作り替える決意があった。それを知ってか知らずか、キスをして青葉に別れを告げる銀に悲壮感はなく、どこか希望に満ちた表情。
その日を限りに青葉の前から姿を消した銀は、3ヶ月後、驚くような変化と共に学校に現れる。
体格が一回り成長し、行動も会話も自然で、判断力も知能も見違えるようだ。
そんな銀に、しかし青葉は違和感を抱く。女生徒の熱い視線を一手に集め、助手の大橋先生にも、今の銀なら誰とでも友達になれると太鼓判を押される程だ。大規模オーバーホールされた銀。それは私の知っていた銀じゃない。
「なに言ってるの あそこまでに したのは あなたじゃない」
銀がずっと見ていた青葉の豊かな感情表現。そのデータが活かされているのだ。
「あなたの役目も もう おわりね」
ショックを受けた青葉は銀に告げる。
「人間ぽくて びっくりした」「だからもう」「わたしなんて いらなくなったんだ?」
泣きながら去ってゆく青葉。
次の日、銀は青葉に何とか気持ちを伝えようとメインの燃料電池を使い切って言葉を紡ぐ。
昔の自分は、プログラムと反射だけで、自分が生きているのかどうかも分からなかった。でも、バレーをしている青葉を見た時、初めて少し分かった。これが「生きている」女の子だ、と。
「ぼくに「生きる」を 教えてくれるのは 今でも 青葉だけだ」
構造がまるっきり移り変わっても、頭がよくなっても、その心の真ん中にあるのは、確かにあの「銀」であった。
素晴らしいシーンの連続に満喫し、さあ、これから面白くなりそう、というところで、前にも書いた通り、打ち切り絶版処分ですがな。
幻と消えたシルバー3巻。巻末のその発売予定の広告が非常に恨めしい。
しかし、である。
3巻は2005年11月発売予定となっており、トレース問題が取り沙汰されたのが同年10月。
つまり、ほぼまるっと1巻分の原稿は雑誌連載として存在した訳で、別フレの2005年春頃~11月までを入手すればもう少し読めるという事である。しかし流石にオークションで1冊ずつ買う気にはならないので、まあ、古本屋で束で売ってれば買おうかな。
それよりも、やはり復刊して欲しい。
本人の意向もあるだろうが、私は、作者が漫画家としてファンにもたらした成果を計るなら、もはや、みそぎは済んでいると確信するものだ。
そして、いつの日か、続きを描いて欲しいと切に願う。
Silver シルバーの過去エントリ
末次由紀
Silver シルバー 2巻
ああ!と嘆息。
バレーを引退した青葉は、銀の中の「心」を手探りする。必死で青葉に向かっていく銀だったが、複雑な人間の感情の動きには付いていけない。青葉を困らせてしまう。どうやったら心が伝わるか、分からない。心なんてないロボットだもの。いじらしい銀の苦悩が胸に迫る。銀は博士のアドバイスに従って手紙を書き、学校で読み上げる。素直な気持ちだけを書いた手紙。青葉が好きです、と。そして、その「心」は青葉に届いた。
初めての恋の相手が、ロボット。
こんなこと、誰にも言えない。
行きつ戻りつしながら、青葉の気持ちは育ってゆく。人間ではない銀の、普通の男の子との違いにイラつき、ショックを受け、嘆き、自らの恋心を疑う。それでも、やはり銀が好きだった。普通じゃなくても、これが私の恋なんだ。
銀は必死に勉強する。人の行動を、そして感情を。青葉の気持ちに応えたい。自分の気持ちを伝えたい。
しかし、14歳の設定で造られた2年前のシステムでは、もう、それ以上の成長は無理だった。
「こんなに いっぱい 人間がいるのに」「なんで わたし?」
青葉は、自分を選んだ理由を銀に問う。例によって難しすぎる質問に銀はフリーズ。それでも銀は頑張ろうとする。
「僕は言える」「言いたい ぼくの 言葉で…」「言える…」
しかし言葉は続かない。青葉は銀を慰めるが、銀の中ではその時一つの転機が訪れていた。その夜、博士に告げる。
「ハカセ ぼくは もういやだ」「普通のことが できなくて」「青葉が 恥ずかしいのは もういやだ」
「青葉ちゃんに お別れを 言ってきなさい」博士には、限界の来た14歳の銀を作り替える決意があった。それを知ってか知らずか、キスをして青葉に別れを告げる銀に悲壮感はなく、どこか希望に満ちた表情。
その日を限りに青葉の前から姿を消した銀は、3ヶ月後、驚くような変化と共に学校に現れる。
体格が一回り成長し、行動も会話も自然で、判断力も知能も見違えるようだ。
そんな銀に、しかし青葉は違和感を抱く。女生徒の熱い視線を一手に集め、助手の大橋先生にも、今の銀なら誰とでも友達になれると太鼓判を押される程だ。大規模オーバーホールされた銀。それは私の知っていた銀じゃない。
「なに言ってるの あそこまでに したのは あなたじゃない」
銀がずっと見ていた青葉の豊かな感情表現。そのデータが活かされているのだ。
「あなたの役目も もう おわりね」
ショックを受けた青葉は銀に告げる。
「人間ぽくて びっくりした」「だからもう」「わたしなんて いらなくなったんだ?」
泣きながら去ってゆく青葉。
次の日、銀は青葉に何とか気持ちを伝えようとメインの燃料電池を使い切って言葉を紡ぐ。
昔の自分は、プログラムと反射だけで、自分が生きているのかどうかも分からなかった。でも、バレーをしている青葉を見た時、初めて少し分かった。これが「生きている」女の子だ、と。
「ぼくに「生きる」を 教えてくれるのは 今でも 青葉だけだ」
構造がまるっきり移り変わっても、頭がよくなっても、その心の真ん中にあるのは、確かにあの「銀」であった。
素晴らしいシーンの連続に満喫し、さあ、これから面白くなりそう、というところで、前にも書いた通り、打ち切り絶版処分ですがな。
幻と消えたシルバー3巻。巻末のその発売予定の広告が非常に恨めしい。
しかし、である。
3巻は2005年11月発売予定となっており、トレース問題が取り沙汰されたのが同年10月。
つまり、ほぼまるっと1巻分の原稿は雑誌連載として存在した訳で、別フレの2005年春頃~11月までを入手すればもう少し読めるという事である。しかし流石にオークションで1冊ずつ買う気にはならないので、まあ、古本屋で束で売ってれば買おうかな。
それよりも、やはり復刊して欲しい。
本人の意向もあるだろうが、私は、作者が漫画家としてファンにもたらした成果を計るなら、もはや、みそぎは済んでいると確信するものだ。
そして、いつの日か、続きを描いて欲しいと切に願う。
Silver シルバーの過去エントリ
幸福喫茶3丁目/松月滉
時間がないので簡易メモ。
これも妻が借りた漫画発掘シリーズ。
可も不可もなくという感じ。
背は小さいが怪力の女子高生がケーキ喫茶でバイトする話である。
再婚した親に遠慮して家を飛び出した一人暮らしの主人公潤(うる)。幸福に人一倍敏感なそんな時に、店から出て道行く人の幸せそうな顔につられて、その店ボヌールで働く事を決意したのだ。クールなツンデレパテシィエの進藤、そして同じバイトで爆睡魔一郎との、芯の暖かい交友を描く。
キャラやギャグ、展開は、若干少年漫画的か。主人公の悩みといっても全く深刻なものは無く、ほのぼの系。ストーリーや展開もこれといったヤマもなく、予想通りの筋書きを楽しむタイプ。キャラや雰囲気が合わない人は向かないだろう。

松月滉
幸福喫茶3丁目
これも妻が借りた漫画発掘シリーズ。
可も不可もなくという感じ。
背は小さいが怪力の女子高生がケーキ喫茶でバイトする話である。
再婚した親に遠慮して家を飛び出した一人暮らしの主人公潤(うる)。幸福に人一倍敏感なそんな時に、店から出て道行く人の幸せそうな顔につられて、その店ボヌールで働く事を決意したのだ。クールなツンデレパテシィエの進藤、そして同じバイトで爆睡魔一郎との、芯の暖かい交友を描く。
キャラやギャグ、展開は、若干少年漫画的か。主人公の悩みといっても全く深刻なものは無く、ほのぼの系。ストーリーや展開もこれといったヤマもなく、予想通りの筋書きを楽しむタイプ。キャラや雰囲気が合わない人は向かないだろう。
3DS/川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング/任天堂
頑張って鬼トレ
を続けている。
さて、ようやく鬼トレのみ全種目出現し、一通りプレイできたので、初期記録としてメモっておく。
このデータを元に、後に成長の度合いを比較したい。
出席日数10日
鬼トレグレードC
●集中時間測定
46秒
●鬼トレ
鬼計算 3バック
鬼めくり レベル9
鬼ネズミ 4匹
鬼朗読 レベル4
鬼記号 速い2バック
鬼ブロック レベル5
鬼カップ 5カップ
鬼耳算 2バック
●鬼トレ補助
計算20 40秒
漢字破壊 2分07秒
倍数探し 54秒
加算格闘 109点
●脳トレ
陣取対局 3面
赤黒赤黒 普通 2勝
赤黒赤黒 難しい 1勝
名曲演奏 91点
同色整列 簡単 1勝
同色整列 普通 1勝
●リラックス
脂肪爆発 簡単 2189点
脂肪爆発 普通 1432点
細菌撲滅 簡単 82点
まあ、年齢的にもかなり残念な記録であろうとは予想するが、それは良いのだ。ここからの向上が目的なのだから。
私は学生時代も、実力テストと名の付くものの前には、試験勉強をしなかった。対策してしまうと「実力」が出ず意味がないだろうと考えていたからだ。むしろ、あやふやなところを教えてやるからテストで間違えたところはきっちり復習しろよ、そんな学校からのメッセージであり学習の一環だと思っていた。
鬼トレも、むしろ、スタートは低い方が伸びが楽しめるというものだ。
しかし、鬼トレは5分なのにかなり脳が疲れる。脳の、普段あまり血が通ってない部分にどっと血流を感じる。丁度、スーパーの重い買い物袋を持ち続けた後に、荷物を置いて、指先にスーっと血が通ってゆく感じに似ている。5分は短くも感じるし、バテてくると長くも感じる。
辛いけど、結構楽しいし、頑張ろうと思う。やっぱり競い合うのはモチベーションが上がる。妻には鬼トレ対決で負けっ放しなので、そのうち何とかリベンジしたい。しかし早くすれちがいで他の鬼トレ仲間が来ないだろうか。購入以来、割とあちこち持ち歩いているのだが、未だに鬼トレですれ違わないのは悲しい。
集中して鬼トレで脳を使う感覚は、もちろん、学生時代のガッと集中して計算とかやってる感覚によく似ている。
そして、さらに、あ、これはあれだな、とふと思い出したのは、最近読んだ、ちはやふるの感覚だ。
あの漫画で描かれた、畳の上の格闘技、競技かるたの、耳をすまし、札配置を覚え、取り札から読み札に脳内変換し、これまで読まれた札から決まり字の変化を計算して覚え直し、そして試合の度にその全てを忘れ、また覚え、また忘れ、という、この過酷さ辛さが実によく体験できるのではないか。
特に記憶系のスペシャリスト、太一の心情などの描写が、思い返すたび、実に身に沁みるように感じてくる。
という事で、ちはやふるファンには、鬼トレがお奨めだ。と言うかまあ、素直にかるたをやれば良いのだが。
鬼トレの過去エントリ

任天堂
東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング
さて、ようやく鬼トレのみ全種目出現し、一通りプレイできたので、初期記録としてメモっておく。
このデータを元に、後に成長の度合いを比較したい。
出席日数10日
鬼トレグレードC
●集中時間測定
46秒
●鬼トレ
鬼計算 3バック
鬼めくり レベル9
鬼ネズミ 4匹
鬼朗読 レベル4
鬼記号 速い2バック
鬼ブロック レベル5
鬼カップ 5カップ
鬼耳算 2バック
●鬼トレ補助
計算20 40秒
漢字破壊 2分07秒
倍数探し 54秒
加算格闘 109点
●脳トレ
陣取対局 3面
赤黒赤黒 普通 2勝
赤黒赤黒 難しい 1勝
名曲演奏 91点
同色整列 簡単 1勝
同色整列 普通 1勝
●リラックス
脂肪爆発 簡単 2189点
脂肪爆発 普通 1432点
細菌撲滅 簡単 82点
まあ、年齢的にもかなり残念な記録であろうとは予想するが、それは良いのだ。ここからの向上が目的なのだから。
私は学生時代も、実力テストと名の付くものの前には、試験勉強をしなかった。対策してしまうと「実力」が出ず意味がないだろうと考えていたからだ。むしろ、あやふやなところを教えてやるからテストで間違えたところはきっちり復習しろよ、そんな学校からのメッセージであり学習の一環だと思っていた。
鬼トレも、むしろ、スタートは低い方が伸びが楽しめるというものだ。
しかし、鬼トレは5分なのにかなり脳が疲れる。脳の、普段あまり血が通ってない部分にどっと血流を感じる。丁度、スーパーの重い買い物袋を持ち続けた後に、荷物を置いて、指先にスーっと血が通ってゆく感じに似ている。5分は短くも感じるし、バテてくると長くも感じる。
辛いけど、結構楽しいし、頑張ろうと思う。やっぱり競い合うのはモチベーションが上がる。妻には鬼トレ対決で負けっ放しなので、そのうち何とかリベンジしたい。しかし早くすれちがいで他の鬼トレ仲間が来ないだろうか。購入以来、割とあちこち持ち歩いているのだが、未だに鬼トレですれ違わないのは悲しい。
集中して鬼トレで脳を使う感覚は、もちろん、学生時代のガッと集中して計算とかやってる感覚によく似ている。
そして、さらに、あ、これはあれだな、とふと思い出したのは、最近読んだ、ちはやふるの感覚だ。
あの漫画で描かれた、畳の上の格闘技、競技かるたの、耳をすまし、札配置を覚え、取り札から読み札に脳内変換し、これまで読まれた札から決まり字の変化を計算して覚え直し、そして試合の度にその全てを忘れ、また覚え、また忘れ、という、この過酷さ辛さが実によく体験できるのではないか。
特に記憶系のスペシャリスト、太一の心情などの描写が、思い返すたび、実に身に沁みるように感じてくる。
という事で、ちはやふるファンには、鬼トレがお奨めだ。と言うかまあ、素直にかるたをやれば良いのだが。
鬼トレの過去エントリ
PS/ファイナルファンタジーIX/スクウェア
という事で、シアトリズム
のための2012FFプレイキャンペーン、次はナンバリング9を開始。
取り敢えず、数時間プレイしての感想。
とにかく演出が素晴らしい。パッと見ですぐに分かる、唸るような手間暇のかかり方。ほのかなファンタジー調の素晴らしい雰囲気。ストーリーへの引き込み方。そしてシステム。
どれも開始早々ですでに名作の予感。
お姫様を誘拐しに王城へ向かった盗賊団。旅の劇団に扮し、観劇中の姫に近づこうとする作戦だ。主人公は誘拐担当。しかし主人公が近づく前から何故か逃げる姫。慌てて追う主人公。それをまた追う近衛兵。何とかつかまえてみると、「貴方を見込んでお願いがあります」「私を…誘拐して下さい」と、これまた王道の展開ときたものだ。そこはかとなくきな臭い雰囲気を感じながら、あっと言う間にお姫様との大冒険が始まる…。
シリーズ伝統で、安心の疑似3Dフィールドに、細かく仕込んだ表情豊かなミニキャラ演出。合間にはプリレンダムービーと、ストレートな構成のBGM。バトルは定番ATB&成長アビリティ。
とにかく触っていてストレスレスで楽しい印象。ゲーム難度は意外と高く結構死ぬが、それもまた好印象。
クリアしたらまた報告を書こうと思う。

スクウェア
ファイナルファンタジーIX
取り敢えず、数時間プレイしての感想。
とにかく演出が素晴らしい。パッと見ですぐに分かる、唸るような手間暇のかかり方。ほのかなファンタジー調の素晴らしい雰囲気。ストーリーへの引き込み方。そしてシステム。
どれも開始早々ですでに名作の予感。
お姫様を誘拐しに王城へ向かった盗賊団。旅の劇団に扮し、観劇中の姫に近づこうとする作戦だ。主人公は誘拐担当。しかし主人公が近づく前から何故か逃げる姫。慌てて追う主人公。それをまた追う近衛兵。何とかつかまえてみると、「貴方を見込んでお願いがあります」「私を…誘拐して下さい」と、これまた王道の展開ときたものだ。そこはかとなくきな臭い雰囲気を感じながら、あっと言う間にお姫様との大冒険が始まる…。
シリーズ伝統で、安心の疑似3Dフィールドに、細かく仕込んだ表情豊かなミニキャラ演出。合間にはプリレンダムービーと、ストレートな構成のBGM。バトルは定番ATB&成長アビリティ。
とにかく触っていてストレスレスで楽しい印象。ゲーム難度は意外と高く結構死ぬが、それもまた好印象。
クリアしたらまた報告を書こうと思う。
驚くべき雲の科学/R・ハンブリン/村井昭夫
簡易メモ。
科学と題しているが、説明はあまり系統立ってない。むしろ雲の写真集として気楽に眺める本だろう。
美しい雲の景色に堪能できる。レンズ雲の比率が高い。
一応解説文もあるのだが、訳が酷い。正確さ云々ではなく、読みづらい日本語、という意味で。
超音速戦闘機の衝撃波による雲が印象深かった。

R・ハンブリン/村井昭夫
驚くべき雲の科学
科学と題しているが、説明はあまり系統立ってない。むしろ雲の写真集として気楽に眺める本だろう。
美しい雲の景色に堪能できる。レンズ雲の比率が高い。
一応解説文もあるのだが、訳が酷い。正確さ云々ではなく、読みづらい日本語、という意味で。
超音速戦闘機の衝撃波による雲が印象深かった。
日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか/山田奨治
時間がないので簡易メモ。
窃盗など他の犯罪に比して異様に重い著作権違反の刑事罰。閉じられた世界での厳罰化への歩みと、国民的関心の薄さに警鐘を鳴らす本。真似る、から転じて学ぶという言葉が出来たように、著作権問題は文化のあり方行く末を大きく規定する。
実例を細かく調べてまとめてある、いかにも学者が書いたな、という感じの良書。

山田奨治
日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか
窃盗など他の犯罪に比して異様に重い著作権違反の刑事罰。閉じられた世界での厳罰化への歩みと、国民的関心の薄さに警鐘を鳴らす本。真似る、から転じて学ぶという言葉が出来たように、著作権問題は文化のあり方行く末を大きく規定する。
実例を細かく調べてまとめてある、いかにも学者が書いたな、という感じの良書。
女子妄想症候群(フェロモマニアシンドローム) /イチハ
積みマンガ消化。
6巻セットを入手したが、1巻だけでお腹いっぱいに。
エロスとは何か。形而下ではなく形而上をもってエロスの本質とするのであれば、この少女漫画は、一言で言ってエロマンガである。
よく男に間違われる180近いヒロインの唯木滸(ほとり)。そして滸が思いを寄せるのは、小さくて可愛すぎてしばしば女の子に間違われる、幼なじみの炬炯至(けいし)。
このマンガの半分は、ドン引きの周囲が手綱を引いても収まらない程の、滸が炯至に寄せる怒濤の妄想の数々で成り立っている。
そしてもう半分は、滸に対しては、常に非力で可愛い男子を演じながら、その実、腕っぷしが強くしかもドSの性格で、滸とのラブのためなら周囲の阿鼻叫喚を厭わず強引に事を運ぶ、炯至の二面性によるコメディだろうか。
とにかく炯至にメロメロの滸は、超妄想少女で、それを炯至に悟られまいと、逆に行動は超奥手。一方の炯至は、そんな滸が可愛くて仕方なく、じわじわと迫る包囲に慌てる滸を大切に愛でるという案配。
一応、幼なじみから恋人にステップアップした二人だが、上記の様な理由から、進展は超スローペース。基本は妄想炸裂身悶え七転八倒鼻血爆噴がギャグのベースだろうか。
結構周囲の巻き込まれキャラが楽しい。沙迦がお気に入り。
ただ、ハイテンションで引っ張るコメディだけに、嗜好の方向がずれると、結構胃に重い。マンガとして決して悪くはないのだが、1巻で十分満喫という感じ。
1巻収録の短編もよかった。百合だが、鈍キャラ主人公や隠しSという基本パターンは本作と同型か。

イチハ
女子妄想症候群(フェロモマニアシンドローム)
6巻セットを入手したが、1巻だけでお腹いっぱいに。
エロスとは何か。形而下ではなく形而上をもってエロスの本質とするのであれば、この少女漫画は、一言で言ってエロマンガである。
よく男に間違われる180近いヒロインの唯木滸(ほとり)。そして滸が思いを寄せるのは、小さくて可愛すぎてしばしば女の子に間違われる、幼なじみの炬炯至(けいし)。
このマンガの半分は、ドン引きの周囲が手綱を引いても収まらない程の、滸が炯至に寄せる怒濤の妄想の数々で成り立っている。
そしてもう半分は、滸に対しては、常に非力で可愛い男子を演じながら、その実、腕っぷしが強くしかもドSの性格で、滸とのラブのためなら周囲の阿鼻叫喚を厭わず強引に事を運ぶ、炯至の二面性によるコメディだろうか。
とにかく炯至にメロメロの滸は、超妄想少女で、それを炯至に悟られまいと、逆に行動は超奥手。一方の炯至は、そんな滸が可愛くて仕方なく、じわじわと迫る包囲に慌てる滸を大切に愛でるという案配。
一応、幼なじみから恋人にステップアップした二人だが、上記の様な理由から、進展は超スローペース。基本は妄想炸裂身悶え七転八倒鼻血爆噴がギャグのベースだろうか。
結構周囲の巻き込まれキャラが楽しい。沙迦がお気に入り。
ただ、ハイテンションで引っ張るコメディだけに、嗜好の方向がずれると、結構胃に重い。マンガとして決して悪くはないのだが、1巻で十分満喫という感じ。
1巻収録の短編もよかった。百合だが、鈍キャラ主人公や隠しSという基本パターンは本作と同型か。
私は虫である 熊田千佳慕の言葉/熊田千佳慕
以前この作者の遺稿集
を読んだと書いた。それは鉛筆画で絵本の構想としてのラフスケッチだったのだが、異様な迫力に目を奪われた。そこで、他のちゃんと描いた作品も見てみたいと、図書館で色々借りてみた。
ところが、これは、絵ではなく、エッセイであった。大きな文字でレイアウトされた、エッセイというか、詩というか。
穏やかな著者近影なども付く。腹這いになって虫たちを眺める姿。配された静かで優しい言葉たち。
しかし、その裏に滲む気迫と覚悟は凄い。結婚8日目に空襲で焼け出され、新進気鋭のイラストレーターという定職も約束された未来もかなぐり捨てて、画業、絵本の道を進むという覚悟。ボロ屋で赤貧洗うが如しの暮らし。満足な画材もない。消しゴムすらない、一本の鉛筆と僅かな絵の具という背に腹は代えられない境遇が、書き間違いを許さない驚異の観察力とその結果である細密描写を生み出した。
描く程に自然に埋没し、自然のうちに存在する自身という確固たる信念を貫く。共に生きる生命として、「神様へのレポート」として絵を描き続ける使命感。
「私は虫であり、虫は私である」
「自然は美しいから美しいのではなく、愛するからこそ美しいのだ」
98歳で死ぬまで、自身の仕事の意味を分かって、それに取り組み続けた意志は凄い。何ヶ月も掛けて仕上げる1枚の絵に妥協はなく、生活に困窮しても1枚の絵も売る事はなかったという。
次はちゃんと作品である絵本を予約した(ハズ)。

熊田千佳慕
私は虫である 熊田千佳慕の言葉
ところが、これは、絵ではなく、エッセイであった。大きな文字でレイアウトされた、エッセイというか、詩というか。
穏やかな著者近影なども付く。腹這いになって虫たちを眺める姿。配された静かで優しい言葉たち。
しかし、その裏に滲む気迫と覚悟は凄い。結婚8日目に空襲で焼け出され、新進気鋭のイラストレーターという定職も約束された未来もかなぐり捨てて、画業、絵本の道を進むという覚悟。ボロ屋で赤貧洗うが如しの暮らし。満足な画材もない。消しゴムすらない、一本の鉛筆と僅かな絵の具という背に腹は代えられない境遇が、書き間違いを許さない驚異の観察力とその結果である細密描写を生み出した。
描く程に自然に埋没し、自然のうちに存在する自身という確固たる信念を貫く。共に生きる生命として、「神様へのレポート」として絵を描き続ける使命感。
「私は虫であり、虫は私である」
「自然は美しいから美しいのではなく、愛するからこそ美しいのだ」
98歳で死ぬまで、自身の仕事の意味を分かって、それに取り組み続けた意志は凄い。何ヶ月も掛けて仕上げる1枚の絵に妥協はなく、生活に困窮しても1枚の絵も売る事はなかったという。
次はちゃんと作品である絵本を予約した(ハズ)。
のだめカンタービレ 25巻/二ノ宮知子
という事で、のだめも最終巻である。
23巻で一応エンドを迎えた訳だが、オペラ編として、24,25巻の2巻にわたり、R★Sオケによるオペラ奮闘の様子が描かれる。
24巻では、え?何故いまさら?と思ったものの、こうして読んでみるとなかなか読後感はよい。
つまりは、あれである。このオペラ編は演奏会に付き物の、「アンコール」であるのだ。読者サービスなのである。
懐かしいR★Sの面々を繰り出してカーテンコール。念願の共演を果たした、千秋とのだめの将来をほのかに照らして、余韻たっぷりに幕を引く。こうして見ると、この作品も結構よかったんじゃないかと、再認識&評価が上がる事請け合いである。
おまけのターニャカンタービレもよかったな。

二ノ宮知子
のだめカンタービレ 25巻
23巻で一応エンドを迎えた訳だが、オペラ編として、24,25巻の2巻にわたり、R★Sオケによるオペラ奮闘の様子が描かれる。
24巻では、え?何故いまさら?と思ったものの、こうして読んでみるとなかなか読後感はよい。
つまりは、あれである。このオペラ編は演奏会に付き物の、「アンコール」であるのだ。読者サービスなのである。
懐かしいR★Sの面々を繰り出してカーテンコール。念願の共演を果たした、千秋とのだめの将来をほのかに照らして、余韻たっぷりに幕を引く。こうして見ると、この作品も結構よかったんじゃないかと、再認識&評価が上がる事請け合いである。
おまけのターニャカンタービレもよかったな。