城山魂 -73ページ目

新人君から学んだこと

 先日、一人の新人が遅刻した。10分程度のことであったが、ものすごい反省のしようであった。私がその職員の立場であれば、その日一日はおとなしく過ごしていよう、というくらいの気持ちになる。しかし、その職員は違った。おとなしくするどころか、会議でいつも以上の提案を行った。即刻、アイディア採用!!

 ミスを全力で挽回し、プラスにまで持っていった新人君の姿勢には勉強させられた。

欲深い自分

 今週は本当に自分が欲深いと感じる一週間であった。

 新学期目前、準備に追われる職場の雰囲気は意外にも最高に近い状態にあった。しかし、こんな時、自分の悪い癖が出てきてしまう。変にパーフェクトを求め、ちょっとした、ほころびが気になってしまうのである。いや、リーダーが危機感を持って、気を引き締め直すこと自体は必要だと思うし、注意をしたこと自体は、後悔はしていない。

 しかし、私の場合、どうも危機感だけ与えて、プラスの雰囲気に持って行くのが不得意である。力不足!!

 従って、今週は叱るというシーンが多い一週間であった。叱るときは本気で愛情持って伝えるので、エネルギー使った・・・。

 でも、本当に職員が成長してくれている。本当に有難い。

明治神宮の杜で

今週一週間、とある研修で明治神宮に泊まり込むこととなった。いわゆる修行のようなものである。

幼稚園の夏期お預かり保育が開始している中での参加である。早朝から晩まで、参拝したり、勉強したりするのだが、ついつい幼稚園のことを考えてしまう。

こんな中途半端な気持ちで良いのかな・・・と過ごしていた3日目。いつものように夕方の参拝に向かった。玉砂利の中を歩き本殿に向かっていた。毎度のことながら幼稚園のことを考えていたが、ふと思った。

「今日はYが担当で企画を進める日だったな。頑張ってるんだろうな・・・。おかげ様だよ・・・。」


自分が研修受けてられるのも、Yやみんなのお陰だ。自分が、ここにいられるのは周りが支えてくれているからだ・・・。そう思い始めると急に幸せになり始めた。早速、Yにメールをした。


すると、他にも感謝すべき人の顔が思い浮かばれた「業者様」「理解ある保護者の方」。翌朝、研修所から電話をした。喜んでくれた。


幸せの種は、以外にも身近にあった。

働くお母さん

深夜に自分の街を歩いてみる。

すると、深夜のコンビニやファミリーレストランでアルバイトをしている幼稚園のお母様方に出会うことがある。それも、結構な頻度である。私はそんな保護者の方々を見るたびに、涙が出そうになる。昼間は育児、深夜はアルバイト。どう考えたって大変なはずなのに、職場では笑顔を振りまいている。こんな大変な思いをして、幼稚園にお子さんを預けてくださるのだと思うと、胸がいっぱいになる。

最近は、景気の影響もあり、子供を保育園に預けないといけない保護者の方がたくさんいらっしゃる。「~しないといけない」という事情対応型の子育てである。

一方で幼稚園は保育園と比べるとお子様をお預かりする時間は短い。そのかわり、教育的要素が強く、「○○な子を育てます」という目的実現型の子育てである。景気が低迷し、どの家庭も大変なはずである。その中で、当園にお子様を預けてくださる、保護者の方々の期待にこたえるためにも、今年度も精いっぱい頑張っていきたい。

親の心子知らず

親の心子知らずというが、本当だと思った。私には、今年3月に大学院を卒業した弟がいるのだが、その弟が明日、社会人としての第一歩を踏み出す。入社式に先立ち、今日の午後、オリエンテーション先のホテルに旅立った。配属は4月末まで、未定だが九州が有力だという。約25年、一緒に過ごした弟が巣立っていくのは、不思議な感覚であった。私より「体力」「知力」「精神力」いずれも勝る弟なのだが、不思議と心配と期待が交差する。そして、少しの寂しさが・・・。

幼稚園経営に携わる私がだが、私には子供がいない。でも、きっと親とはいつも、こんな気持ちで子供を送り出しているのだろう。何故か、親がありがたく感じる一日であった。