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地震は天気予報のように心の準備をするのが難しいです

大地震が明日起きても大丈夫なように、普段からきちんと水対策を立てておくことが本当に必要といえると思います。
現代の科学水準では、地震を予知するシステムがまだ不十分ですから、天気予報のように心の準備をするのが難しく、水についても常備されていない方が多いようです。
ですからたいていの場合、多くの方は震災後に「しまった」と思って、突然の水不足に動揺したりすることになりかねません。
では、地震がおきたときのことを考えて、普段からどのように水を準備したうえで備えておくべきなのでしょうか。

それは、上水道が使えなくなったときのことをきちんと考えて、あらかじめ水をペットボトルで用意しておくのです。
火事・家屋の倒壊を防ぐことも重要ですが、それと同じくらいに、水を蓄えておき救助がまで何日か命をつなぐことも大切です。
そして事前にペットボトルで蓄えておくべき水は、かなりたっぷりと、本当に大量に準備することが求められているといえます。
というのは、被災しても、その人が3日間生き延びることができる量の水を蓄えておかなければならないのです。

人間は生きるのに一人1日3リットルの水を要するので、一家4人なら4(人)×3(リットル)×3(日)で36リットルの飲用水がどうしても必要なのです。
「普段からの準備が必要」ということはみなさんご存知でしょうが、災害時の水対策ひとつ取ってみても、きちんと実行するのはなかなか難しいことです。
そして、水を準備していたとしても、それで大地震の被害が全く「ゼロ」になるというようなわけではないです。
ただ、水の蓄えを各人が普通に意識するようになれば、震災による被害による犠牲者はかなり縮小させることができるはずなのです。











人間の約6割、新生児は8割、身体に密着に関わりのある水

人の身体の60%が水で出来ていますが、新生児はなんと8割もの水が身体を占めています。このことから、生活だけでなく身体も水と切っても切り離せないことが分かりますよね。
暮らしていれば必ず水は使うものです。その水を上手に効率よく使うにはどうしたらいいでしょう?水の特徴を知ることが大切になりますよね。
ヨーロッパ大陸は水の硬度が高い硬水が多いのですが、日本では地下鉱物が溶け出す前に出てくるのでほとんどが軟水です。このやわらかな水の性質を利用するにはどうしたらいいでしょうか。
たとえば毎日多くの人が飲んでいるお茶で考えてみます。日本が誇る飲み物、緑茶、これと同じ茶葉であっても、発酵させるかしないかで異なる種類のお茶となった紅茶は、水の硬度の高いヨーロッパでよく飲まれています。

では、その緑茶をヨーロッパ地方で一般的な水である硬水で入れてみましょう。そしていつも飲んでいる軟水で入れた緑茶で比べてみると…硬水の方は渋みが立っているように感じます。
では、一方紅茶を日本の水道水である軟水で入れてみましょう。こちらはまろやかではありますが、香りにおいて硬水で入れたものと比べて弱さを感じます。このように、硬水地方とも言えるヨーロッパで多く飲まれているコーヒーや紅茶は、日本の軟水よりもその地の水=硬水で入れた方がおいしく飲めることが分かります。
これは料理にも言えると思います。その土地の郷土料理が美味しく感じるのは、その土地の水で育った産物をその土地の水を使って料理されています。つまり、水が最大のうまみの鍵を握っていると言えるから、その地の郷土料理はおいしく感じるのですね。
それでは水は人の口に入るものだけに影響を及ぼすのでしょうか。たとえば毎日かかわるであろうお風呂はどうでしょうか? 一番風呂で肌にピリピリ感を感じたことがある人は多いと思います。これは気のせいではないのです。水道水に含まれるカルキが原因で起こる刺激なのです。これは、よく混ぜたり、レモンなどのビタミンで中和させることでかなりの刺激を押えることができるのです。

水は肌だけでなく、髪の毛にも刺激を与えることが分かっています。肌と違って髪の毛には脂肪分はありません。そのためカルキの原因となる塩素の影響をもろに受けやすく、パサ付き、ゴワつきを起こしやすいのです。
この残留塩素は、タンパク質と結びつくことで活性酸素を生み出し細胞を破壊する悪さをします。水道水で手肌が荒れてしまう人は、この影響と言っても良いでしょう。クリームなどで自衛してください。
これらのことで分かるように、水は人間の暮らしにかかわる深さは思った以上ですよね。飲み物や料理が、水の硬さによって変わることも驚きです。
水の使用用途によって、ミネラルウォーターを使うか、浄水器を通した水道水を使うかで効果的に使い分けることが出来ます。節水することは勿論大事ですが、同じように水の特徴を考えた使用法をあみ出せば生活に潤いが出るのではないでしょうか?











蛇口の捻れば、詰めた水を買う必要はない、と思われていたのです

人間の身体の半分以上である6割が水で出来ていることは、よく知られています。そして水というものは人間だけでなく、生物全体においても重要なものです。
その水も、ほんの数十年前まではお金を出して買う、ということは特別なことでした。蛇口の捻れば出てくるのだから、詰めた水を買う必要はない、と思われていたのです。
ところが数十年後の現代、「◯◯源泉の水」「天然の××水」などのペットボトル入りの水は、どんなお店にも必ずおいてあると言っても良いでしょう。
では人間が生活していく上で、一日に必要な水の量はどのくらいになるでしょう。そのためにはまず排出する水分量を知る必要があります。

一日で排出される水分量を、じっとしている成人男性で考えると、約2300ミリリットルと言われます。もちろん、暑い時や身体を動かしたりしたら、その量は変化することでしょう。
摂取しなくてはいけない必要な一日の水分は、飲み水以外にも入っています。また、体内で栄養素が分解される際にも水分が発生しますから、純粋に水分としての必要な量は1200ミリリットルと言われます。
またみずみずしい肌の新生児に含まれる水分量は、大人と違って80%にもなります。これは成長すると言う第一目的のためには、このくらいの水分量が必要であり、水分が多いことによって落ちてしまう抵抗力よりも、新生児は成長力に力点を置いていることの証と言えます。
では、どのくらいの水分不足で脱水症状となるのでしょうか。人は、たった1%の水分不足でも激しい渇きを覚えます。もし、一日水分を摂取しなかったら、2.5%もの水分が失われることが分かっています。

水分量の多い子どもになると5%、大人なら2~4%で脱水症状が起きます。ほんの数%の不足が人間の身体の機能をストップさせてしまうのです。
人間の体液はきわめて海水と似ていると言われていますが、海水を摂取するわけにはいきません。しかし、かといって蒸留水のような美味しくない雨水も飲めませんよね。
ミネラルウォーターの味と言えば、無味無臭だと思っていませんか? 実は大きな間違い。実は、鉱物分が天然ミネラル分として溶け込み、苔などの微生物が入ることで美味しく味付けされているのです。
あなたがもし健康に気を遣っているならば、売っている水の表示を見てください。「ナチュラルウォーター」「ボトルドウォーター」という表示ではありませんか? これらはミネラルウォーターではありませんよ。きちんとミネラル分が入っているのかどうか、せっかくならば確かめて買いたいものですよね。