いよいよ明後日は
土用丑の日ですね (´-ω-`;)

膵炎患者にとって
これほど恐怖なお祭り騒ぎはないでしょう・・・

なんせ1日の制限の脂質が30g程度のところへ
1食で制限を超える脂質30g以上のうなぎを食べようって言うんだ

これを自殺行為と言わないなら
自虐行為ですかね? (;^_^A

まぁ~、膵炎にとっては殺人的な脂質量を誇るうなぎなんぞ
家族だけ食わしといて、本人は代用の・・・

いやっ、それじゃぁ
ごんのブログ(慢性膵炎日記)の主義に反する (`・ω・´)

可能な限り家族は同じ食事を分け合うべき
って言うのが主義です α(・_・)

なので
みんなで代用の・・・ ( ̄ー ̄; それもなぁ~

分け合うんですから
誰かが犠牲になったり我慢するのもおかしい

だいたい、土用丑の日にうなぎを食べるって言うのは
”平賀源内” さんのキャッチコピーからなんですよね α(・_・)

江戸以前、うなぎと言えば
長い身を筒切りにして串に刺して焼いたものなんですね

その形が ”蒲(がま)” の穂に似ていることから
”蒲焼き” になったそうですけど

1人前が1尾や半身になったのも
江戸時代も後期になってからなんですね

平賀源内さんのキャッチコピーは
《本日、土用丑の日なり》 だったそうで

【今日は丑の日!うなぎを食おうぜっ! Everybody!!】
みたいな直接的なコピーじゃないのが優れたところですかね

当時は丑の日に ”う” の付くものを食べると
夏バテしないで過ごせると言われていましたので

うなぎでなくとも ”うどん” でも
”瓜” でも良いわけですね

『お!今日は丑の日か、うなぎも精が付くし・・・』
ってイメージさせるのが優れたところと思うんですね σ(・_・)

実際にうなぎは精の付くものとして
古くから夏バテ予防に用いられてきましたし

現代の栄養士さんなどのアドバイスでは

『丑の日だからではなくて、夏場の疲れた時に
一口ほどのうなぎ料理で夏を乗り切りましょう』​

って言われるんですね

体の抵抗力を高めるヴィタミンAや
Aの吸収を高める脂溶性のヴィタミンB1、B2、E、D

それにカルシウム、カリウム、鉄、亜鉛なども
バランス良く含む優れた​​​食品ですから

土用の頃に週2~3回
一口くらいの料理って言うのが

膵炎の方だけでなく
健康な家族にも良いんじゃないかって思うんですね

初期の頃から ”食事編” では
そんな思いでご紹介してきました
うなぎのトロネバ丼 & うなサラダ 2015-08-05 (別窓で開きます)

うなぎのちらし寿司 & うなぎとオクラの酢の物 2015-07-24 (別窓で開きます)

うなぎと冬瓜の卵とじ丼 2014-07-29 (別窓で開きます)

うなぎの出汁素麺 2014-07-28 (別窓で開きます)

うな玉煮 2013-08-03 (別窓で開きます)

うな茶 2013-07-22 (別窓で開きます)

うなぎの山かけ丼 2013-07-12 (別窓で開きます)

うなぎの舞子丼風 2012-07-27 (別窓で開きます)

うなぎと夏野菜の炊き込みご飯 2012-07-25 (別窓で開きます)

うなぎの山かけソバ 2011-07-19 (別窓で開きます)

うなぎの柳川風 (舞子丼風) 2011-07-18 (別窓で開きます)

うなぎの炊込みご飯 2011-07-17 (別窓で開きます)

うなぎの炊込みご飯カレー風味 2011-05-28 (別窓で開きます)

ひつまぶし風うなぎの茶飯 2010-07-13 (別窓で開きます)

うざく (鰻冊) 2010-07-12 (別窓で開きます)

うなぎの炊込みご飯カレー風味 2010-06-03 (別窓で開きます)

うなぎとかぼちゃの炊き込みご飯 2010-06-02 (別窓で開きます)

まぁ~
中には面白いので ”もどき料理” もご紹介していますけど

代用としてではなくて
立派な、もどき料理として楽しんでくださいね
ナスの蒲焼丼 2015-06-20 (別窓で開きます)

ジャガイモのうなぎもどき 2012-07-26 (別窓で開きます)

さて、今回は2日ほど早いですけど
2品ほどご紹介させていただきますね

まずは
うなぎと冬瓜のあんかけ

こんな感じ ↓


使った材料(3食分)は
うなぎ長焼き 1/2・冬瓜 1/8・三つ葉 1把・顆粒コンブだし 1/4スティック・
酒 大さじ1+小さじ1・塩 小さじ1/2・しょうゆ 小さじ1・
うなぎのタレ 小さじ2・片栗粉 大さじ1(+カップ1/4の水で水溶き)

買ってきたうなぎ長焼きは
これ


長焼きってのは割いてそのまま蒲焼にしたもので

開いて串に刺した蒲焼は割いたものを
頭の方と腹(真ん中)と尾の3等分に切って

尾を半分に切り離して頭と腹にそれぞれ足して
1/2尾相当の約100gにします​​​

うなぎも大きさがバラつきますので
うなぎ屋さんでは大・中・小を

松・竹・梅と表して
小さい梅で1串130gくらいにしているみたいです

と、言うことは
1尾が割いて260g以上になりますけど

それ以下は ”白焼き” など
単品料理にするみたいですね

使った冬瓜は
これ


冬瓜は皮を残さないように剥きます


皮を剥いたら
縦3つに割って3等分に切ります


カップ2の水で
フタをして中火で煮ます


透き通るくらいになれば
下茹ではOK


コンブだし・塩・しょうゆと酒大さじ1を加えて
弱火でフタをして数分煮ます


煮上がったら30分くらいそのままおいておきます

30分経ったら、冬瓜を取り出して
うなぎに添付されていたタレを加えます


中火で温めて、煮立ってきたら
水溶き片栗粉を加えながら混ぜてとろみを付けます


うなぎは、この調理で使うのは
半量なので半分に切ります


半分を1cmくらいに切ります


切ったうなぎを耐熱の器に入れ
酒を小さじ1ふりかけてラップして1分半レンチンします


取っておいた冬瓜1/3を器に盛り、茹でた三つ葉をのせ
レンチンしたうなぎの1/3をのせて、あんをかけてできあがりですよ (^O^)/

この料理は、酒を手元に置きたくないなどの場合は
省略でOKですよ (;^_^A

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お次は
うなぎ豆腐ですよ

こんな感じ ↓


使った材料(3食分)は
うなぎ長焼き 1/2・絹豆腐 1丁・
顆粒コンブだし 1/2スティック・しょうゆ 小さじ2・酒 小さじ2・みりん 小さじ2

絹豆腐は柔らかいので
もめんを使いたいところですけど

脂質は絹豆腐は3%ですけど
もめんは4.2%あるんですね (;^_^A グリコさん登場


1丁で300gある豆腐の1/3が1人前になりますから
1人前100gで3gか4.2gの違いになりますね

脂質の多いうなぎ料理に使いますから
なるべく脂質を下げたくて絹豆腐にしました

でも、盛り付けも厚さを半分にして
1/3の方がキレイにまとまります

タンパク質を脂質で割った比率も
どちらも1.6になりますから

タンパク質を摂ろうとすれば
同じ比率で資質も摂ることになりますので

使いやすい方で良いと思いますよ

今回は重しではなくて、レンチンで水切りしますので
豆腐をキッチンペーパーで包んで深みのある耐熱の器に入れてラップします


ラップは器に密着させないで、隙間を開けて
2分半チンします


しょうゆ・酒・みりん・コンブだしは
水を大さじ1を加えて合わせておきます

チンした豆腐を9等分にします


1/3になる3切れを深みのある器に入れ、合わせておいた
調味料の1/3をかけます(余っていればうなぎのタレ小さじ2でも良い)


うなぎ長焼きの半分を9等分に切り
豆腐にのせてラップします(密着させない)


うなぎを温めたいので
1分半チンしてできあがりですよ (^O^)/

あ! この料理も、酒を手元に置きたくないなどの場合は
省略でOKですからね (;^_^A

注! 御承知の通りうなぎは脂質の高い食品、山椒は刺激物です

うなぎ白焼きの脂質率は26%、蒲焼(生も同等)でも20%です
蒲焼(白焼き)の1串(=1食分)は約100g以上(130~150g)が通常なので

うな丼・うな重の脂質は1人前20g以上ありますので
1食10g(1日30g)を目標とする場合は10g以上のオーバーとなります

また、山椒も
うなぎを一人が1尾や半身を食べるのも、わりと近代になってからですから

長い食習慣で脂がきつく胃がもたれるなどで
漢方の消化を促す山椒を薬味に用いたんじゃないかと思っています

天ぷらなんかもわりと新しい食べ物で、古い文献に徳川家康の死因について
【鯛の油煮(天ぷらと思われる)を食し・・・】とあるそうです

消化を促す作用は胃液と膵液の分泌を促しますので、膵炎には禁物!
膵炎の方は胃液の分泌を押さえる薬(胃の制酸剤)も処方されていると思います
反する作用の食材は避けるべきでしょう

とは言えほんのりと香りを楽しむ程度なら・・・
1食の粉山椒は耳かき半分で多めでしょうかね (;^_^A

山椒はお好みでと言いたいが出来れば止めておきましょうね>膵炎の方

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