昨日もうなぎでしたけど
間もなく ”土用の丑の日” ですね

今年は7月21日(木)8月2日(火)の2回ですからあと3日
お祭りみたいなものですから

膵炎の方でもご家族みんなで一緒に楽しめるようなメニューで考えてみたんですけど

昨日いただきましたコメントで
『うちは牛蒡の笹がきと三つ葉で閉じたものを
ご飯に乗せちゃいます。』

って言うのがあったんですけど
これ、元になっているのはドジョウの ”柳川鍋(やながわなべ)” をご飯にのせた ”舞子丼(まいこどん)” ですね

うなぎの量を減らしつつ満足感のあるかしこいメニューと思いますので
ちょっとアレンジして紹介させていただこうと思います

こんな感じ ↓


柳川鍋は聞いた事はありますよね
開いたドジョウをささがきにしたゴボウと煮て卵でとじたものですけど

江戸時代に、ドジョウを開く料理法を考案した人物が
後に ”柳川” と言う屋号のお店を開いたのでついた名と言われています

開かないドジョウだと ”泥鰌の丸鍋” ですし
ドジョウ以外で作れば ”○○の柳川” とか ”○○の柳川風” って呼ばれるんですね

え!
”舞子丼” は何だって?

ドジョウは泥の中でも生きていけるように、エラだけではなくて
空気を飲み込んで、腸でも呼吸ができるんですね(腸呼吸)

そのために時々水面に上下するんですけど
身体をくねくねさせて泳ぐので ”踊り子” って言う別名があるんです

踊り子の丼だから ”舞子丼” ってわけですね

ただし、膵炎向けにちょいとアレンジしたのは
卵は脂質を抑えるために使わないで ”あんかけ” にしましたし

ゴボウは固い繊維が多いので膵炎にはあまりたくさん使いたくないので
切干大根も半々に使いましたが玉ネギでも代用ができますよ

使った材料(2食分)は
うなぎ長焼き 1/2(80g)・ゴボウ 1/2本・切干大根 20g・ミツバ 1把・しょうゆ 小さじ1・みりん 小さじ1・
酒 大さじ2・塩 小さじ1/2・顆粒かつおダシ 小さじ1/4・顆粒こんぶダシ 小さじ1/4・水 カップ1/2・
水溶き片栗粉(片栗粉 大さじ1+水 カップ1/4)

ゴボウのささがきはピーラーで削ると簡単なんですよ
けんちん風里芋のカレー (別窓で開きます)

切干大根は40gのパックが普通と思いますので半分を水で20分くらい戻し
固く絞って3つくらいに切っておきます

調味料を全部フライパンに入れ中火で煮たつまで煮ます

煮立ってきたらゴボウと切干大根を入れ10分くらい煮ます


通常ならもっとさっと煮れば良いんですけど
ゴボウを柔らかくしたいんですね>膵炎の方

ゴボウが柔らかくなったら
水溶き片栗粉を加えよくかき混ぜて固めにとろみをつけます


1cmくらいに刻んだうなぎと3cmくらいに刻んだミツバを加え
ゆっくり混ぜながら1~2分煮ます


そのままいただいてうなぎの柳川風
ご飯にのせれば舞子丼風

1食分で
脂質20%のうなぎが40gですから脂質は8gでぎりぎりクリアーかな

ぷうぢくんさん
ちょっとアレンジしちゃいましたけどありがとう (^O^)/

ごんのブログ(慢性膵炎日記)

ごんのブログ(慢性膵炎日記)

風評被害をなくしましょう
ごんのブログ(慢性膵炎日記)

★ビジターの方 ↓ ご利用ください
ごんのブログ(慢性膵炎日記)