『天保からくり船』 山田正紀 光風社出版
これはネタバレ厳禁と思うのが普通の書評ブロガーだが、
マサキング様との協議の結果ネタバレ記事に修正しますた。
天保時代の浪人を主人公にした時代小説
と思わせてラストでSFになる。
R・A・ハインライン
の「宇宙の孤児」+西條奈加
の『金春屋ゴメス』
/2*5ぐらい?
事故で世界が宇宙船であることを忘れた
R・A・ハインライン の「宇宙の孤児」は、
リスクマネジメントが劣るアホな未来人の話で大笑いである。
何世代もが暮らし続ける恒星間移民船には贅沢が許されない。
エネルギー効率がよくなるように、
宇宙船の中の社会は、わざとテックレベルを落とした生活にするという理由付けが見事!
エコロジー都市江戸を再現するが、
江戸時代は本当にベストなリサイクル都市モデルを実現していたのか?
西條奈加 が『金春屋ゴメス』 で初めてやったように思われていることも、
山田正紀 はとっくの昔にやっていたざんす。
全ての面白いアイデアの元祖は山田正紀 であ~る。
『黒い氷』 オーサ・ラーソン 早川ミステリ文庫
レベッカ・マーティンソンシリーズ第三作。
本書のベストセリフ
「私は糞に興味があります」
一作目から糞とかシッコとか言う単語が多かったのでもしやと思っていたが、
三作目でスカトロ文学として見事に開花!
シリアスな上品な話でしかもスカトロ美術ミステリアクションSFハーレクィンロマンス!!
ヘニング・マンケル もジョー・R・ランズデール も超えたか?
もっと明確なジャンルミックス作品に大開花して欲しい。
全六作の予定ポイがどこまで行くのか期待に戦慄します。
まさか超能力少女が出て来るとは思わなかった。
最終巻はレベッカが超能力者に覚醒して、
「こんなくだらない人間達を守る為に私は戦ってきたのか」
と言って地球を爆発させて終わって欲しい。
↑「マーズ」かよっ!w
『ターミナル・エクスペリメント』 ロバート・J・ソウヤー 早川文庫SF
本書のベストセリフ
「ピーターは最近になって、
ロバート・B・パーカー の古いスペンサー・シリーズのおもしろさを発見していた」
SF関係者はSFのみが究極の未来の文学と威張り、
ノンSFを馬鹿にする変なエリート意識を持つ者がいるが、
ロバート・B・パーカー にエールを送るロバート・J・ソウヤー は一流である。
SFに偏見を持ってる人に勧めるSFとして本書はベストかもしれない。
魂を発見してしまった科学者の物語なので、
ハードSF読みはせせら笑うだろうがなw
デカルトネタは古すぎるざんすww
『ハガーマガーを守れ』 ロバート・B・パーカー 菊池光 訳 早川ミステリ文庫
スペンサーシリーズ27作目。
タイトルから護衛もので対象者に
愛とか友情が芽生えるよくあるヤツかと思ったが、
一流のロバート・B・パーカー なので護衛対象はお馬さんである。
名馬ハガーマガーを擁する厩舎で駄馬連続殺馬事件発生!
スペンサーはハガーマガーを守る為に雇われるが、
事件はとんでもない展開に!
中盤のアレに呆然としました。
ホモもいっぱい出てくる例によってジェンダー観の素晴しいスペンサーシリーズだが、
今巻は中盤の展開が見事!
マイクル・コナリー
に匹敵する面白さ!!
『臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生』 森博嗣 集英社新書
本書のベストセリフ
「こちらの意見として伝えるだけ。
叱る必要は生じない。
意見が聞き入れられなければ、
その人間とつき合うのをやめる」
権勢欲も名誉欲も持たず、
ニューマに汚染されずに人と違う意見でも堂々と述べ、
理解されないのならそれでいいと、
孤高の趣味の世界に生きる森先生はデラかっちょええ!
SFファン度調査 SF本の雑誌オールタイムベスト100版
アンチ大森なので選考に大森が入ってるベスト100など参考にしたくないが、
さんがこういうの好きそうなので貼っておく。
まともな選者サイコドクターだけだよねw
http://sf.lovelove.jp/ATB/trial.cgi
既読は100作品中 46 作品です(平均は 29.98 作品)。
既読率 46.00 %でした。
584 人中 125 位でした。
- 「ソラリスの陽のもとに」 スタニスワフ・レム 沼野充義訳/ 国書刊行会・スタニスワフ・レム・コレクション
- 「マイナス・ゼロ」 広瀬正 / 集英社文庫
- 「虎よ、虎よ!」 アルフレッド・ベスター 中田耕治訳/ ハヤカワ文庫SF
- 『ユービック』P・K・ディック 浅倉久志訳/ ハヤカワ文庫SF
- 〈ハイペリオン〉四部作「ハイペリオン」 「ハイペリオンの没落」 「エンディミオン」 「エンディミオンの覚醒」 ダン・シモンズ 酒井昭伸訳/ハヤカワ文庫SF
- 「百億の昼と千億の夜」 光瀬龍/ ハヤカワ文庫JA
- 『火星年代記』レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹訳/ ハヤカワ文庫NV
- 「地球の長い午後」 ブライアン・W・.オールディス 伊藤典夫訳/ ハヤカワ文庫SF
- 『消滅の光輪』眉村卓 / 創元SF文庫
- 『鼠と竜のゲーム』&『シェイヨルという名の星』コードウェイナー・スミス 伊藤典夫、浅倉久志訳/ ハヤカワ文庫SF
- 『レ・コスミコミケ』イタロ・カルヴィーノ 米川良夫訳/ ハヤカワepi文庫
- 『エイダ』 山田正紀 / ハヤカワ文庫JA
- 「結晶星団」(短篇)小松左京 /ハルキ文庫/
- 『あなたの人生の物語』 テッド・チャン 浅倉久志・他訳/ ハヤカワ文庫SF
- 『ボッコちゃん』星新一/ 新潮文庫
- 『戦闘妖精 雪風・改』神林長平/ /ハヤカワ文庫JA
- 『産霊山秘録』半村良 / 集英社文庫
- 『九百人のお祖母さん』R・A・ラファティ 浅倉久志訳/ ハ ヤカワ文庫SF
- 「闇の左手」 アーシュラ・K・ル=グィン 小尾芙佐訳/ ハヤ カワ文庫SF
- 『闘技場』フレドリック・ブラウン 星新一訳/ 福音 館書店・ボクラノSF
- 『銀河ヒッチハイク・ガイド』 ダグラス・アダムス 安原和見訳/ 河出文庫
- 「ニューロマンサー3部作」 ウィリアム・ギブスン 黒丸尚訳/ ハヤ カワ文庫SF
- 「リングワールド」 ラリイ・ニーヴン 小隅黎訳/ ハヤカワ文庫SF
- 「異星の客」 R・A・ハインライン 井上一夫訳/ 創元SF文庫
- 『ふりだしに戻る』ジャック・フィニイ 福島正実訳/ 角川文庫
- 『イシャーの武器店』A・E・ヴァン・ヴォクト 沼沢洽治訳/ 創元SF文庫
- 「星を継ぐもの」 ジェイムズ・P・ホーガン 池央耿訳/ 創元SF文庫
- 『銀河英雄伝説』田中芳樹 /創元SF文庫
- 『タイム・パトロール』ポール・アンダースン 深町眞理子、稲葉明雄訳/ ハヤカワ文庫SF
- 『ロードマークス』ロジャー・ゼラズニイ 遠山峻征訳/ サンリオSF文庫
- 「エンダーのゲーム」 オースン・スコット・カード 野口幸夫訳/ ハヤカワ文庫SF
- 『レモン月夜の宇宙船』野田昌宏/ 創元SF文庫
- 『バケツ一杯の空気』フリッツ・ライバー 山下諭一・他訳/ サンリオSF文庫
- 「ヴァレンタイン卿の城」 ロバート・シルヴァーバーグ 佐藤高子訳/ ハヤカワ文庫SF
- 〈リバーワールド〉シリーズ「果しなき河よ我を誘え」 「わが夢のリバーボート 」 「飛翔せよ、遥かなる空へ」 「魔法の迷宮」 フィリップ・ホセ・ファーマー 岡部宏之 訳/ ハヤカワ文庫SF
- 「虚空の遺産」 エドモンド・ハミルトン 安田均訳/ ハヤカワ文庫SF
- 「カエアンの聖衣」 バリントン・J・ベイリー 冬川亘訳/ ハ ヤカワ文庫SF
- 『時間的無限大』スティーヴン・バクスター 小野田和子訳/ ハヤカワ文庫SF
- 「ゲイトウエイ」 フレデリック・ポール 矢野徹訳/ ハヤカワ文庫SF
- 「逆転世界」 クリストファー・プリースト 安田均訳/ 創元SF文庫
- 「キャッチワールド」 クリス・ボイス 冬川亘訳/ ハヤカワ文庫SF
- 『中継ステーション』クリフォード・D・シマック 船戸牧子訳/ ハヤカワ文庫SF
- 〈レンズマン〉シリーズ エドワード・エルマー・スミス 小隅黎訳/創元SF文庫
- 〈火星〉シリーズ エドガー・ライス・バロウズ 厚木淳訳/創元SF文庫
- 「地球幼年期の終り」 アーサー・C・クラーク 池田真紀子訳/ 光文社古典新訳文庫
- 「タイム・マシン」H・G・ウエルズ/角川文庫他『タイム・マシン』所収






