表層人間の半可通読書とゲームリプレイブログ(略称半読書リプレイw) -14ページ目

『ポットショットの銃弾』 ロバート・B・パーカー 菊池光 訳 早川ミステリ文庫


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スペンサーシリーズ28作目。


パーカー版「荒野の七人」。


だが普通のアングロサクソン白人はスペンサーしか居ない


個性溢れる七人のチーム構成が見事!


もちろんホモも正義の七人に選抜されます。


そしてバーナードにもホモ疑惑が!?


40人の無法者から西部の田舎町を解放する為に


スペンサー達が銃撃戦している中、


留守を任されたリーはスーザンの服を着て


女装して楽しむのであった。(ちょっと違うw)


美術ネタはジョージア・オキーフ等が出て来ます。

『天保からくり船』 山田正紀 光風社出版

これはネタバレ厳禁と思うのが普通の書評ブロガーだが、


マサキング様との協議の結果ネタバレ記事に修正しますた。


天保時代の浪人を主人公にした時代小説


と思わせてラストでSFになる。


R・A・ハインライン の「宇宙の孤児」+西條奈加 の『金春屋ゴメス』 /2*5ぐらい?


事故で世界が宇宙船であることを忘れた


R・A・ハインライン の「宇宙の孤児」は、


リスクマネジメントが劣るアホな未来人の話で大笑いである。


何世代もが暮らし続ける恒星間移民船には贅沢が許されない。


エネルギー効率がよくなるように、


宇宙船の中の社会は、わざとテックレベルを落とした生活にするという理由付けが見事!


エコロジー都市江戸を再現するが、


江戸時代は本当にベストなリサイクル都市モデルを実現していたのか?


という突っ込みも西條奈加 の『金春屋ゴメス』 より上。


西條奈加 が『金春屋ゴメス』 で初めてやったように思われていることも、


山田正紀 はとっくの昔にやっていたざんす。


全ての面白いアイデアの元祖は山田正紀 であ~る。

『黒い氷』 オーサ・ラーソン 早川ミステリ文庫


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レベッカ・マーティンソンシリーズ第三作。


本書のベストセリフ


「私は糞に興味があります」


一作目から糞とかシッコとか言う単語が多かったのでもしやと思っていたが、


三作目でスカトロ文学として見事に開花!


シリアスな上品な話でしかもスカトロ美術ミステリアクションSFハーレクィンロマンス!!


ヘニング・マンケル もジョー・R・ランズデール も超えたか?


もっと明確なジャンルミックス作品に大開花して欲しい。


全六作の予定ポイがどこまで行くのか期待に戦慄します。


まさか超能力少女が出て来るとは思わなかった。


最終巻はレベッカが超能力者に覚醒して、


「こんなくだらない人間達を守る為に私は戦ってきたのか」


と言って地球を爆発させて終わって欲しい。


↑「マーズ」かよっ!w

『離散数学「数え上げ理論」』 野崎昭弘 講談社ブルーバックス


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6才の孫娘に負けたという


自虐ギャグから始まるので今回も超期待したが、


ギャグや哲学人生訓は少なめ。


数学オタクにもやや物足りないだろう。


数式を理解出来ない人は


ピカソの絵でも眺めるつもりで読み飛ばせばいい


と言う野崎昭弘 先生の他人を馬鹿にしない姿勢は相変わらず素晴しい。


エレガントな解法の対極の力技の


エレファントな解法にも存在意義を与えるのが、


数学者を越えた人格者の野崎昭弘 先生の本の魅力である。

『ターミナル・エクスペリメント』 ロバート・J・ソウヤー 早川文庫SF


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本書のベストセリフ


「ピーターは最近になって、


ロバート・B・パーカー の古いスペンサー・シリーズのおもしろさを発見していた」



SF関係者はSFのみが究極の未来の文学と威張り、


ノンSFを馬鹿にする変なエリート意識を持つ者がいるが、


ロバート・B・パーカー にエールを送るロバート・J・ソウヤー は一流である。


SFに偏見を持ってる人に勧めるSFとして本書はベストかもしれない。


魂を発見してしまった科学者の物語なので、


ハードSF読みはせせら笑うだろうがなw


デカルトネタは古すぎるざんすww

『渋谷一夜物語』 山田正紀 集英社文庫


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「序幕」

「指輪」

「経理課心中」

「ホームドラマ」

「青い骨」

「環状死号線」

「魔王」

「明日どこかで」

「幕間」

「わがデビューの頃」

「天使の暴走」

「死体は逆流する」

「屍蝋」

「さなぎ」

「オクトーバーソング」

「バーバーバーバー」

「渇いた犬の街」

「終幕」


ミステリ・ホラー・ユーモア・SFとバラエティ豊かな短編集。


自分を酷評した文芸評論家殺害計画の途中に


渋谷のチーマーに襲われた正紀が、


チーマーにボコボコにされるのを防ぐため面白い話をするという構成。


チーマーから解放されてアリバイ工作を完遂せねばならんのだ!


正紀の完全犯罪は成功するのか?


フィクションだよねw

『ハガーマガーを守れ』 ロバート・B・パーカー 菊池光 訳 早川ミステリ文庫


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スペンサーシリーズ27作目。


タイトルから護衛もので対象者に


愛とか友情が芽生えるよくあるヤツかと思ったが、


一流のロバート・B・パーカー なので護衛対象はお馬さんである。


名馬ハガーマガーを擁する厩舎で駄馬連続殺馬事件発生!


スペンサーはハガーマガーを守る為に雇われるが、


事件はとんでもない展開に!


中盤のアレに呆然としました。


ホモもいっぱい出てくる例によってジェンダー観の素晴しいスペンサーシリーズだが、


今巻は中盤の展開が見事!


マイクル・コナリー に匹敵する面白さ!!

『臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生』 森博嗣 集英社新書

本書のベストセリフ


「こちらの意見として伝えるだけ。


叱る必要は生じない。


意見が聞き入れられなければ、


その人間とつき合うのをやめる」



権勢欲も名誉欲も持たず、


ニューマに汚染されずに人と違う意見でも堂々と述べ、


理解されないのならそれでいいと、


孤高の趣味の世界に生きる森先生はデラかっちょええ!

『誇りへの決別』 ギャビン・ライアル 早川


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ランクリン大尉シリーズ第二作。


本書のベストセリフ


「結婚とは自分を自分以外の者が限定してしまうことである」



相変わらずジェンダー観は素晴しいが、


やや長い上にテンポが遅くて一気読みはキツイ。


第一次大戦前のスパイ戦なので、テックレベルのアンバランス観はレアだが。


馬車を自動車で尾行して馬車が遅すぎるので悩んだりw


ミステリとして一応意外な結末もあります。

SFファン度調査 SF本の雑誌オールタイムベスト100版

アンチ大森なので選考に大森が入ってるベスト100など参考にしたくないが、


けいちゃっぷ さんがこういうの好きそうなので貼っておく。


まともな選者サイコドクターだけだよねw


http://sf.lovelove.jp/ATB/trial.cgi


既読は100作品中 46 作品です(平均は 29.98 作品)。

既読率 46.00 %でした。


584 人中 125 位でした。