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2016年08月28日(日) 19時33分36秒

『ジェゼベルの死』 クリスチアナ・ブランド

テーマ:ミステリ・海外
ジェゼベルの死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 57-2)

ジェゼベルの死
著者:クリスチアナ・ブランド

訳者:恩地 三保子

解説:山口 雅也

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:1979年1月31日

(1960年にハヤカワ・ポケミスより刊行)

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1949年の作。

衆人環視の舞台上で起きた殺人事件。

加害者の可能性があるのは舞台に関係した人のみだが・・・。

色々とひねってくれてますが、緊迫感がないために今ひとつ乗り切れない。

少し急いで読み過ぎたかな。



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2016年08月26日(金) 23時21分30秒

『捕虜収容所の死』 マイケル・ギルバート

テーマ:ミステリ・海外
捕虜収容所の死 (創元推理文庫)

捕虜収容所の死
著者:マイケル・ギルバート

訳者:石田 善彦

解説:森 英俊

(創元推理文庫)

初版:2003年5月16日

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1952年の作。

もっと新しいのかと思っていたら、意外と古い作品だった。

読んでると映画『大脱走』の雰囲気が漂っていて、そこら辺は面白かったが、無事に脱走できるのかというワクワク感と殺人事件の犯人を捜すという本格ミステリが上手くマッチしていたかというと微妙だし、ラストの犯人の行動も理解しがたい。


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2016年08月24日(水) 21時50分26秒

『そして名探偵は生まれた』 歌野 晶午

テーマ:ミステリ・日本
そして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)

そして名探偵は生まれた
著者:歌野 晶午

解説:日下 三蔵

(祥伝社文庫)

初版:2009年2月20日

(2005年10月に祥伝社より刊行)

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「そして名探偵は生まれた」

「生存者、一名」

「館という名の楽園で」

「夏の雪、冬のサンバ」

-----------------------------------

5冊以上著作を読んだという作家はそうはいないと思うけど、歌野晶午も5冊目という事でかなり期待して読んだのだが・・・。

1話目はどこが名探偵なのか分からん。

まあ、皮肉はまぶしてあったが。

2話目は開始早々から誰が生き残ろうとどうでも良くなった。

3話目は苦しい展開にこちらも苦しい。

4話目のオチはなんじゃそりゃ。

短編のミステリとは相性が悪いのかな。

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2016年08月22日(月) 20時37分53秒

『お楽しみの埋葬』 エドマンド・クリスピン

テーマ:ミステリ・海外
お楽しみの埋葬

著者:エドマンド・クリスピン

訳者・後書:深井 淳

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:1979年4月30日

(1959年に早川書房より刊行)

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1948年の作。

ふとマケプレを見てみたら結構なお値段ですな。

田舎のブックオフよ、クリスピンとランドル・ギャレットに関してはありがとう。

気分転換に下院議員の補欠選挙に立候補したフェン教授。

さっそく選挙区の田舎町を訪れるが、彼を待っていたかのように殺人事件が・・・。

奇人変人のオンパレードで誰が誰やら状態でしたが、さて事件と選挙はうまく片付くでしょうか。

フェン教授の落ちんがための選挙演説が逆に真髄をついていて面白かったし、ミステリとしてもなかなかの拾い物でした。


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2016年08月20日(土) 19時21分17秒

『悪意の糸』 マーガレット・ミラー

テーマ:ミステリ・海外
悪意の糸 (創元推理文庫)

悪意の糸
著者:マーガレット・ミラー

訳者:宮脇 裕子

解説:川出 正樹

(創元推理文庫)

初版:2014年8月29日

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1950年の作。

解説によるとこの本のタイトルはW・H・オーデンの詩からとられ「悪を為す者は、必ずその報いを受ける」という大意らしく「因果応報」といったところか。

若い女性が女医のシャーロットの医院を訪ね中絶手術を頼むが、公には認められない時代なのでシャーロットは断る。

しかし、若い女性のことも気になる・・・。

この時からすでに「悪意の糸」はシャーロットを絡め取ろうとしていたのか。

途中で刑事が登場してからは恐怖感は薄れてしまったが、ラストの狂気がまた怖い。

その時代のミラーにしか書けない物語だと思う。


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2016年08月18日(木) 19時49分34秒

『いま見てはいけない~デュ・モーリア傑作集~』 ダフネ・デュ・モーリア

テーマ:ミステリ・海外
いま見てはいけない (デュ・モーリア傑作集) (創元推理文庫)

いま見てはいけない (デュ・モーリア傑作集)
著者:ダフネ・デュ・モーリア

訳者:務台 夏子

解説:山崎 まどか

(創元推理文庫)

初版:2014年11月21日

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「いま見てはいけない」

「真夜中になる前に」

「ボーダーライン」

「十字架の道」

「第六の力」

-----------------------------------

以前ポケミスで『鳥』を読んでいたのだが、これに比べると分かりやすかったかな。

どの短編も舞台は違えど旅先や転勤先での出来事で、どれも読み手を不安にさせる。

不穏な空気とでも言おうか、いや~な雰囲気が漂いますし、100ページ足らずだけど中編のような濃さがあって、疲れた読書体験でした。


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2016年08月16日(火) 15時56分56秒

『魔術師を探せ!』 ランドル・ギャレット

テーマ:SF・海外
魔術師を探せ! (ハヤカワ・ミステリ文庫 52-2)

魔術師を探せ!
著者:ランドル・ギャレット

訳者・後書:風見 潤

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:1978年1月31日

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「その眼は見た」

「シェルブールの呪い」

「藍色の死体」

-----------------------------------

1964年頃の作。

新訳版もでたらしいが、その前に田舎のブックオフで旧版を入手してたので。

科学の代わりに魔術が発達した世界で、欧州では英仏帝国とポーランドが覇権を競っている。

そんな世界での上流階級の殺人事件を、ダーシー卿と助手であり魔術師でもあるマスター・ショーンが解き明かす。

二人の組み合わせもいいし、魔術がなんでもありにあってないのもいいのだが、今一つピンと来なかったのは歴然と存在している階級制度のせいだろうか。

例えば同じ「卿」でも階級差があったりして。

近々長篇も読みますよ。


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2016年08月14日(日) 13時42分51秒

『シュロック・ホームズの冒険』 ロバート・L・フィッシュ

テーマ:ミステリ・海外
シュロック・ホームズの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫 42-1)

シュロック・ホームズの冒険
著者:ロバート・L・フィッシュ

訳者:深町 眞理子・他

序文:アンソニー・バウチャー

後書: 深町 眞理子

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:1977年3月31日

(1969年6月にハヤカワ・ポケミスより刊行)

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「序文」 アンソニー・バウチャー (訳:深町眞理子)

「アスコット・タイ事件」 (訳:吉田誠一)

「赤毛の巨人」 (訳:深町眞理子)

「アダム爆弾の怪」 (訳:小笠原豊樹)

「黒眼鏡の楽団」 (訳:深町眞理子)

「奇妙な手紙」 (訳:志摩隆)

「消えたチェイン=ストローク」 (訳:深町眞理子)

「画家の斑紋」 (訳:深町眞理子)

「ダブルおばけの秘密」 (訳:深町眞理子)

「罠におちたドラマー」 (訳:深町眞理子)

「贋物の君主」 (訳:深町眞理子)

「誘拐された王子」 (訳:永井淳)

「シュロック・ホームズ最後の事件」 (訳:深町眞理子)

-----------------------------------

おお、表紙は私にとってはかんべむさしさんの本でおなじみの楢喜八さんではないか。

原典を読んだのははるか昔だから個々の内容は覚えてないが、依頼人について推理をするがことごとく外れるところで気が付くべきだった。

何篇かを読んで釈然としないながらも「そんなものか」と思ってたが、途中でもしかしてと思って残りを読んだら案の定。

本家をコケにするほど作者のホームズへの思い入れは深いのだな。

他の作品も読んでみたいものだ。


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2016年08月12日(金) 21時35分31秒

『黒い破壊者~宇宙生命SF傑作選~』 中村 融・編

テーマ:SF・海外
黒い破壊者 (宇宙生命SF傑作選) (創元SF文庫)

黒い破壊者 (宇宙生命SF傑作選)
編者・後書:中村 融

(創元SF文庫)

初版:2014年11月28日

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「狩人よ、故郷に帰れ」(1963) リチャード・マッケナ (訳:中村融)

「おじいちゃん」(1955) ジェイムズ・H・シュミッツ (訳:中村融)

「キリエ」(1968) ポール・アンダースン (訳:浅倉久志)

「妖精の棲む樹」(1959) ロバート・F・ヤング (訳:深町眞理子)

「海への贈り物」(1955) ジャック・ヴァンス (訳:浅倉久志)

「黒い破壊者」(1939) A・E・ヴァン・ヴォークト (訳:中村融)

-----------------------------------

唸らされるようなものはなかったけど、ほとんどは面白く読めた。

50年以上前の作品ばかりだが、かなり環境に意識が向いてるのが多かったかな。

「おじいちゃん」は何故か「GANTZ]を連想してしまった(全然別ものだけど)。

ただ、ヤングのは浮いてるというか、またもおっさんと少女(あるいは少女のような妖精)でガックリ。



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2016年08月10日(水) 21時35分01秒

『埠頭三角暗闇市場』 椎名 誠

テーマ:椎名誠
埠頭三角暗闇市場

埠頭三角暗闇市場
著者:椎名 誠

(講談社)

初版:2014年6月30日

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久しぶりのシーナ長編SFということで、どんなんだろうかとか期待したのだが・・・。

中韓に占領されたような無政府状態の近未来の設定で、有象無象のあれこれもいいんだけど、どこへ連れていかれるのか見当もつかないようなドライブ感が欲しかった。

もうシーナにかつてのようなSFは無理なのだろうか。

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