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2016年07月26日(火) 20時01分48秒

『満願』 米澤 穂信

テーマ:米澤穂信
満願

満願
著者:米澤 穂信

(新潮社)

初版:2014年3月20日

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「夜警」

「死人宿」

「柘榴」

「万灯」

「関守」

「満願

-----------------------------------

読むのが惜しくて後回しにしているうちに、この作者の未読本が3冊も貯まってしまったので読む。

ホラーかイヤミスと言われても納得。

刃が登場人物のみならず読者にも向かってくるとゾワゾワするのだが、「関守」が近かったかな。

「柘榴」は再読なので初めて読んだ時のインパクトは薄れてたが、それでも面白い。

他の短編も高水準で満足の一冊でした。


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2016年07月24日(日) 20時29分04秒

『凍りのくじら』 辻村 深月

テーマ:ミステリ・日本
凍りのくじら (講談社文庫)

凍りのくじら
著者:辻村 深月

解説:瀬名 秀明

(講談社文庫)

初版:2008年11月14日

(2005年11月に講談社ノベルスより刊行)

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ドラえもんの道具を効果的に使っている気がする。

主人公の女性は、こういう付き合い方をするしか他人との折り合いをつけることができなかったんだね。

それが元カレを通して自分に跳ね返ってしまうのは酷ではあるが。

ラストはなるほど、と少しウルウル。


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2016年07月22日(金) 22時13分54秒

『SF宝石』 小説宝石編集部・編

テーマ:SF・日本
SF宝石

SF宝石
編者:小説宝石編集部

(光文社)

初版:2013年8月20日

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「擬眼」 (瀬名秀明)

「ゲーム」 (新井素子)

「イグノラムス・イグノラビムス」 (円城塔)

「上海フランス租界祁斉路三二〇号」 (上田早夕里)

「集団自殺と百二十億頭のイノシシ」 (田中啓文)

「アフター・バースト」 (井上雅彦)

町立探偵〈竿竹室士〉「「いおり童子」と「こむら返し」」 (小川一水)

「ソラ」 (結城充考)

「遺され島」 (樋口明雄)

「中古レコード」 (中島たい子)

「宇宙の修行者」 (両角長彦)

「シミュレーション仮説」 (小林泰三)

「五ヵ月前から」 (石持浅海)

「レテの水」 (福田和代)

「レンタルベビー」 (東野圭吾)

-----------------------------------

中々充実のアンソロジー。

下らない話でも笑える「宇宙の修行者」や呆れる「集団自殺と・・・」もあれば、全然面白くもない「ゲーム」もある。

東野圭吾にはSFは向かないんじゃないかと思ってたが「レンタルベビー」で少し見直した。

要するに「ゲーム」と「五ヵ月前から」以外は、ほとんど満足したという事。

小川一水は短篇集で読むつもりなのでパスしたが。


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2016年07月20日(水) 16時18分40秒

『Mr.スペードマン』 アダム・スターンバーグ

テーマ:SF・海外
Mr.スペードマン (ハヤカワ文庫NV)

Mr.スペードマン
著者:アダム・スターンバーグ

訳者・後書:山中 朝晶

(ハヤカワ文庫NV)

初版:2014年12月15日

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2014年の作。

テロ汚染で廃墟となったニューヨーク。

金持ちは仮想世界に引きこもるという設定が疑問だな。

ニューヨークに残って安全と思っているのか。

私なら安全な場所へ避難してから引きこもる。

ここから出ることもできないクズばかりが残った街に住む凄腕の殺し屋の主人公だが、殺害を依頼された若い女性を助けようとするところで白けた。

前半はかなり退屈だし、主人公が反撃に転じるところの動機も弱い。

まあ、疲れたね。


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2016年07月18日(月) 19時19分23秒

『水時計』 ジム・ケリー

テーマ:ミステリ・海外
水時計 (創元推理文庫)

水時計
著者:ジム・ケリー

訳者:玉木 亨

解説:杉江 松恋

(創元推理文庫)

初版:2009年9月11日

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2002年の作。

『ナイン・テイラーズ』(セイヤーズ)の本歌取りらしいが、なるほど大聖堂とフェンと呼ばれる広大な沼沢地帯は共通点を感じるが、中身は全くの別物。

事件の現し方も登場人物の書き込みも充分だとは思うが、荒寥とした風景に圧倒されたせいか読むのがいささか疲れた。

さて、入院中の妻の容態はどこかで劇的に良くなるのだろうか。


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2016年07月16日(土) 21時53分06秒

『眠りなき狙撃者』 ジャン=パトリック・マンシェット

テーマ:ミステリ・海外
眠りなき狙撃者 (河出文庫)

眠りなき狙撃者
著者:ジャン=パトリック・マンシェット

訳者・後書:中条 省平

(河出文庫)

初版:2014年11月20日

(1997年3月に学習研究社より刊行)

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1981年の作。

組織から抜けようとする殺し屋。

組織は彼を追い詰めようとさまざまな手を使うが・・・。

最初は読みにくかったが、慣れてくると乾いた文体や心理描写をしない書き方にゾクゾクしてくる。

このラストは殺し屋・テリエの望んだことだったのだろうか。


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2016年07月14日(木) 20時48分40秒

『首切り』 ミチェル・クレスピ

テーマ:ミステリ・海外
首切り (ハヤカワ・ミステリ文庫)

首切り
著者:ミシェル・クレスピ

訳者・後書:山中 芳美

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:2002年7月31日

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2000年の作。

フランス推理小説大賞受賞作ということで読んでみたのだが、いきなり逃げ惑うような場面に「?」。

突然解雇された主人公だが、リストラされた優秀な人材を一流企業へ斡旋する会社に拾われる。

孤島での三班にわかれての経済ゲーム。

ここで勝者となり晴れてビジネスマンとして再起するはずだったのだが、次第に精神的にもゲームの勝負にも追い詰められてゆく・・・。

エリートが挫折しようがどうでもいいんだが、話が長すぎた。

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2016年07月12日(火) 20時31分36秒

『カウントダウン・シティ』 ベン・H・ウィンタース

テーマ:SF・海外
カウントダウン・シティ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

カウントダウン・シティ
著者:ベン・H・ウィンタース

訳者:上野 元美

解説:山岸 真

(ハヤカワ・ポケットミステリ)

初版:2014年11月15日

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2013年の作。

隕石衝突まで3ヵ月弱となった第2作。

かろうじてライフラインは生きているようだが、警察の規模縮小で解雇されたパレスは失踪した夫を探してほしいと依頼される。

見つかる可能性はほとんどないので適当にやればいいのに、愚直に調査をする。

これが彼の矜持なのか。

そして妹のニコの行方は。

待たれよ最終巻。

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2016年07月10日(日) 20時43分37秒

『今日から地球人』 マット・ヘイグ

テーマ:SF・海外
今日から地球人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

今日から地球人
著者:マット・ヘイグ

訳者・後書:鈴木 恵

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:2014年11月25日

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2013年の作。

リーマン予想とはなんぞやとウィキを見てみたが、素数に関することらしいが何を言ってるのかさっぱりわからん。

そのリーマン予想を解明されることを恐れた宇宙の知的生命が、それを知った人物全員を抹殺するために刺客を送り込んだ。

物語は地球にやってきた宇宙人がその顛末を書いた手記の体裁。

リーマン予想を解明した数学者を殺して成り変わったので、あとはそれを伝えたであろう人物を探して殺せば済むはずだったのだが、音楽や詩作などでヒトを知るにつれて考えが微妙に変わってゆく・・・。

SFらしさは薄いしミステリ的なところは皆無なのだが、アメリカ探偵作家クラブ最優秀長篇賞にノミネートって・・・。


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2016年07月08日(金) 20時37分03秒

『火星の人』 アンディ・ウィアー

テーマ:SF・海外
火星の人 (ハヤカワ文庫SF)

火星の人
著者:アンディ・ウィアー

訳者:小野田 和子

解説:中村 融

(ハヤカワ文庫SF)

初版:2014年8月25日

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2011年の作。

いやあ、面白かった。

ジャガイモを作って食べて救助を待つのかと思ったら、ハードなサバイバルに口あんぐり。

とても私じゃ生きていけないが、常に前向きに進む主人公のキャラが秀逸。

地球に生まれて良かったなあ。



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