フォークリフトが突然止まってしまった。
バッテリーが弱ってきていることは、わかっていましたが、突然動かなくなってしまうとわ。
困っています。
なんとか仕事ができるように稼働させることはできないでしょうか。
フォークリフトバッテリー修理をしていると、よくある緊急の思い合わせです。
答えは、「できます」
私には、いろいろなケースで止まってしまったバッテリーを動くようにしてきた多数の実績があります。
フォークリフトが止まってしまうところまで、バッテリーを酷使してはいけませんが、そうなってしまったからには動くようにしてみせることはできます。
まず確認しておきたいのは、どのレベルまでバッテリーのパワーを向上させましょうかということです。
①とにかく今すぐ動いて、止まる前までの状態に復活させて荷物の上げ下げができるようにしてほしい。
②バッテリー交換を考えるので、それまでなんとか正常に稼働できるようにしてほしい。
③この際だから、悪いとされるヶ所は、すべて直して、快適に作業ができるようにしてほしい。
以上のようにフォークリフトのバッテリーには、修理のレベルがあります。
それはフォークリフトバッテリーの劣化の程度によって判断することが肝心です。
その時、重要なのは、もう新品バッテリーの交換時期にきているのか?
それとも修理すれば、まだ長く使えるバッテリーなのかということです。
そうは言っても、フォークリフトが動かなくなってしまったら仕事ができません。
だから「いっこくも早く動くようにしてくれ!」
ということですよね。
とにかくバッテリーを見てみましょう。
フォークリフトのバッテリーの急停止は、間違いなく過酷な使用に原因があります。
つまりパワーが弱ってきているのに、その状況を無視して使い続けたことによるものです。
大抵は、補水チェックを怠って、バッテリーの庫内の電極板を浸しているバッテリー液がカラカラになっていることです。
補水チェックを怠る。
これは、ほとんどの方がやってしまうことです。
そうなってしまっているなら仕方ありません。
まずバッテリー液、つまり水のカラカラになっている単セルバッテリーを見つけ出して、優良な単セルバッテリーと交換することです。
たったこれだけの作業でフォークリフトのバッテリーは、なんとか稼働します。
フォークリフトのバッテリーは、鉛蓄電池でできています。
鉛蓄電池とは、電気がなくなったら充電して繰り返し何度も使える魔法のような電池です。
それが24本連結されているのがフォークリフトのバッテリーです。
緊急の修理となると、不良化した単セルバッテリーを見つけ出し、それを交換する。
つまり「単セル交換」が効果的な修理となります。
ところが、フォークリフトのバッテリーとなるとかなりの重量になり、その作業は危険をともないます。
また単セルの交換といっても単セルと単セルを連結している鉛のセルコネクターを解除することは、技術者にしかできません。
そして優良な単セルを交換したらまた鉛のセルコネクターを連結させるために溶接をします。
溶接ともなると火を使いますので、非常に危険なわけです。
だからフォークリフトバッテリーの修理には、信頼のおける業者に任せることです。
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