フォークリフトの使用頻度が少ないためバッテリーあがりをすぐにまねいてしまいます。 | フォークリフトバッテリー修理の難題解決ブログ

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フォークリフトバッテリーのトラブル、故障、交換、知識、なんでも簡単に理解しやすく説明させてもらいます。

フォークリフトの使用頻度が少ないためバッテリーあがりをすぐにまねいてしまうことが頻繁で、困っています。何かいい方法はないですか。

「ピッタリの方法があります」
それは、中古再生バッテリーに交換することです。
バッテリーの中古と聞くと、不安を感じる人もあると思いますが、メンテナンスを施して仕上げた中古再生バッテリーは安心して使ってもらえます。
作業内容や使用頻度によっては、中古再生バッテリーで支障なく十分な作業ができ経済的です。

中古再生バッテリーとは、具体的にどんなバッテリーなのか。

フォークリフトに使われているバッテリーが、なんらかの原因でパワーダウンすると、新品バッテリーと交換され、廃棄されますよね。
その廃棄にまわされるバッテリーをメンテナンスして、パワーを回復させたバッテリーのことです。

ではその廃棄バッテリーをどのように回復させ、使用可能なレベルに改善させることができるかをご説明します。

フォークリフトのバッテリーは単セルと呼ばれる2Vのバッテリーを鉛のセルコネクターで連結されて大きなパワーを出すことができるのです。
一般的なのが、24本連結された48Vのバッテリーです。

しかしながら24本の単セルバッテリーが、すべてパワーダウンしているかといいますと、そうではありません。
フォークリフトのバッテリーのパワーダウンのほとんどは24本の連結された単セルバッテリーの中の1本か、2本の劣化が全体のパワーダウンを引き起こしているのです。
つまり1〜2本以外の単セルバッテリーは、良好である場合が多いのです。

なぜ、そのようなことになっているのか?

それはユーザー様が、フォークリフトのバッテリーは修理できるということを知らないからです。

だからフォークリフトのバッテリーがパワーダウンしてきたら、もう寿命だと思い新品バッテリーと交換してしまうからです。

このようにして多くの回復可能なバッテリーが廃棄にまわされることになるのです。
その廃棄になる予定のバッテリーを引き取り、テストを行ない、メンテナンスした良好な単セルバッテリーばかりを集めて、24本連結してフォークリフトのバッテリーとして稼働できるものとして作り上げたのが中古再生バッテリーです。
もちろん中古をメンテナンスしたものですから新品バッテリーのように1年補償はありません。
そしてメンテナンスしたからといって新品バッテリーと比較すれば、やっぱり放電時間は劣ります。
新品バッテリーに比べて80%から50%くらいでしょう。
しかしながら、たまにしかフォークリフトを使用しないのに、新品バッテリーを搭載していたのではもったいないのではないでしょうか。
フォークリフトのバッテリーは、鉛蓄電池です。
放電と充電を日々繰り返してこそバッテリー自体も活性化し長持ちするものです。
それをたまにしか使用しないのならば、いくら新品バッテリーであっても劣化していきます。
新品バッテリーも中古再生バッテリーも同じように劣化していきます。
だったら安価な中古再生バッテリーで十分だと思います。
それに中古再生バッテリーを作れる企業というのは、フォークリフトバッテリーに関して技術力が高いということです。

なぜならば、廃棄バッテリーの中から優良な単セルバッテリーを選び出すことができるからです。

優良な単セルバッテリーだと判断するためには、多くの検査が必要です。
その検査ができて、数値判断ができるフォークリフト業者は、日本全国の中でもそう多くはないでしょう。

さらに肝心なことは、優良な単セルバッテリーを集めてフォークリフトの鉄缶に単セルバッテリーを連結させる技術をもっているということです。
フォークリフトの単セルバッテリーは、1本でもそうとう重量があります。
それを24本も鉄缶に組み入れ、フォークリフトが揺れても大丈夫なように、しっかりと隙間なく緩衝材を入れて、完全にぐらつきのないようにします。
そしてその24本の単セルバッテリーを連結させるために鉛のセルコネクターで電極を溶接して完成かせるのです。
単セルバッテリーの庫内には希硫酸という危険な液体が入っています。
その液体が入っている単セルバッテリーの電極同士をバーナーの火を使って溶接するのですから、非常に危険を要します。
高い技術も必要です。

よって中古再生バッテリーを提供できるフォークリフト業者は、信用できると考えてもいいのではないでしょうか。