いまの自分の取り組みは、

 

「未だ見ぬ自分への探求である」、と。

 

仲間が私に伝えてくれた言葉です。

 

その通りだと思う。

 

年齢、年輪を重ねてこそ、

 

得られているものがあり、

 

これからも手応えを感じられるであろう

 

まだ見ぬ先の領域があるのだと、

 

イメージすることができます。

 

 

生涯を通して取り組むもの ―――

 

その価値がある、という

 

打算や損得勘定などではありません。

 

正面から言い切れば、

 

それはとても愚直で純粋なもの。

 

まっすぐに向き合っている者には

 

至極、当然であり

 

何も特別なことではないのです。

 

 

やはり、改めて思うのは、

 

家にひとりでいては

 

出会うことのできない仲間であり、

 

確かな言葉の数々です。

 

互いに切磋琢磨し、

 

刺激し合える仲間がいることが

 

これほどの幸せと

 

心身の充実につながるとは、

 

以前には想像もしていませんでした。

 

道場のなか、

 

道場の外においても、

 

かけがえのないものなのです。

 

 

一つのことを続けるとは、

 

揺るがない確信を得ることはもちろんだが、

 

迷いや苦悩、試行錯誤の連続でもある。

 

そこから逃げずにこれまでやってきた自分があり、

 

これからも何事にも負けない自分でありたい。

 

 

 

            恩師(矢部会長)

 

 

未だ見ぬ自分、未知の自分へ ―――

 

そこに大いなる期待感を持って伝えてくれた仲間と

 

私も同じ気持ちです。

 

そして、それは、

 

先人たちの意志と長年の伝統のなかにある。

 

私たちは、

 

自立していることに疑いはないが、

 

同時に、たくさんのものに支えられている。

 

あたたかく見守られ

 

寄り添い背中を押していただいているということを

 

忘れてはならないのだと

 

気づかせてくれる。

 

こんなにうれしいことはありません。

 

 

今年も夏至を過ぎました。

 

暑い日々が続いていますが、

 

真冬と同じく、

 

心身を鍛える絶好の時季です。

 

すべては積み重ねであり、

 

努力は必ず実を結ぶ ―――

 

ともに頑張ってまいりましょう。

 

 

5つ、再掲します。

 

意志と伝統

 

たしかな道を築く

 

自分の形(かた)をつくる

 

根を持つ、根を張る

 

ヨガ(源流)