「泣いて馬謖を斬る」第159回
こんにちは☆今日は大阪に来ています。とってもいい天気です。明日は香川に行ってきます♪今回は、こんな話を紹介しましょう。あの有名な「三国志」からです。・・・・・・・・・・ 中国・漢の末葉、天下麻のごとく乱れ、諸方に英雄が現れた。 中でも呉(ご)の孫権(そんけん)と、魏(ぎ)の曹操(そうそう)が天下を二分する勢いで急速に勢力を広げ、その両者に挟まれたもう一人の英雄・劉玄徳(りゅうげんとく)は、つねに押されがちであった。 そこで劉玄徳は、乱世をさけ、晴耕雨読、悠々自適の日暮らしをしていた天才的軍略家・諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)を見出し、三顧の礼(さんこのれい)をもって迎えた。 礼を尽くしての熱意に動かされた孔明は、劉玄徳につかえて機略縦横、ついに魏や呉に対して蜀国を樹立し、いわゆる三国時代を形成するにいたる。ところが蜀国の王・劉玄徳は、志なかばにして倒れ、その子・劉禅(りゅうぜん)が位についた。孔明は亡き劉玄徳の遺志をつぐために、新帝の劉禅を助けて、魏の国の討伐に出かけた。 しかし、蜀の国には魏の国に勝つだけの実力はなく、国に幼い王を残して出陣しなければならなかった孔明は必死であった。 「今度の戦いは大敵、魏の国を討つのであるから、生きて帰れるか死んで 帰るか、わからぬ」というので、出陣の時、幼帝・劉禅に政治のことなど詳しく遺言したのが、かの『出師(すいし)の表(ひょう)』といわれる名文である。『出師の表』にあらわれた孔明の真心と識見に、泣かない者はないといわれる。 かくて出陣した孔明は、祁山を攻めとり南安、天水、安定と次々に占領していく。その時である。馬謖(ばしょく)という孔明の非常に可愛がっていた大将が、彼の命令に反したために大敗してしまったのだ。孔明は軍律のためには、どんなに愛する部下でも斬らねばならぬと決意し、馬謖に死刑を命じたのである。 これから「泣いて馬謖を斬る」の故事が生まれた。 大事を成さんとする者は、時には「泣いて馬謖を斬る」識見と英断が必要なのである。・・・・・・・・・・中学生のとき、ファミコンの「三国志」のシュミレーションゲームにはまっていました。また、吉川英治の「三国志」も何度も読みました。「泣いて馬謖を斬る」。あれもやりたいし、これもやりたいし…。そんな気持ちにまかせて、何でも手を出しては、自分にとって本当に大事なことが出来ないまま、大後悔で人生が終わってしまう。「今、何をなすべきか」真剣に悩み、考え、時にはつらい思いをして、覚悟を決めて「やりたいこと」を放棄する勇気も必要、と自戒したい。 皆さんのクリックのおかげで、ランク上昇中です。本当にありがとうございます。 今日も、あなたのクリックに感謝 すてきな一日をお過ごし下さい □━●━○━●━□ ぴょんたの ひまわり日記■━○━●━○━■▼ 日記は、メールマガジンとしても配信しています(PCも携帯もOK)。 毎回、読みに来るのがちょっと面倒、という方にピッタリです。 アドレスは配信以外の目的で使用することはありません。 →【配信申込フォーム】 ▼ 【mixi】 もやってます☆ マイミク大歓迎です!!▼ 【ひらけ!ひまわり!!】 世の中のニュースから切り込む徒然ブログ☆ ▼ 【悩めるぴょんたの決断日記】 個人的な思いを載せてるちょっとした秘密的ブログ☆ ▼ 【親鸞会公式ホームページ】 親鸞聖人の教えを正しく伝えるための集まりです☆▼ 仏教勉強会の日程案内 参加される方の宗教、宗派は問いません☆▼ 仏教勉強会への参加の流れ はじめての方に、安心してご参加いただくためにご案内しています☆▼ お申込み・お問合せフォーム どうぞお気軽にお問い合わせください☆