ダメダメ主義で日本は相当病んだ国 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

ちきりんさんの

日本はおこちゃまの国

の記事を読んで、激しく同意しました。

 

おそらく、同感している人はかなり多いと思いますが、このダメダメ主義の国をどうやってそうではない国に戻していくのか

 

それは、もう決して簡単なことではありません。

一度ダメと決めた規制を外す労力は半端でありませんから。

 

私も、何度もこの手のテーマに憤りを感じてます。

峠を越えるものを阻むもの

自然の中に入り込むリスクは自分で負うべきだ

 

以前のブログでも書いたのですが、某遊歩道が危険だということで通行止めになってしまい、以来通行規制が解除されることはありません。

 

通行できるようにするために何ができるだろうと取り組んでみたことがあります。

 

まずは、弁護士に相談に行きました。

遊歩道を通行することによっておこるリスクを軽減するためには、法的な位置づけを確認しないと思ったからです。

 

 

弁護士さんも商売ですから、もちろんタダで相談に乗ってくれるわけではありません。有料です。そんな弁護士の意見も…

 

今の世の中、絶対的に管理者が不利な立場にあり、規制を取り除くことは相当難しい

 

という意見でした。

不可能ではないが、勝てないケースの方が多いと…。

 

地区の区長さんは、行政にモノ申すために、署名活動を行っています。

 

地区の人は500ぐらいは集めたいと言っていましたが、それらを集めることも大変な努力が必要です。

 

規制を解除するためには、それに対抗できるためのソフト面での対策が必要と考え、看板の設置をするとか、遊歩道の入場時にヘルメットを着用するとか、さらには、落石を未然に防ぐための見回りを行ったりとか…いろいろとアイデアは出していきますが、やっていけばいくほどに、だんだんと疲れてきて、最後には、こんな大変な思いまでして規制を取り除くんだったら、対抗するのもめんどくさいなぁって気持ちになってしまいます。

 

それで住民が得られる果実は、言うほどには多くはないかもしれまえsん。損得でいえば、たいした得になるかどうかもわからない。

 

 

規制を張る側は、いとも簡単に規制を張ります。ダメって言うのは、簡単なんです。それに比して、その規制を取り除くは本当に大変なのです。

 

しかし、これまで以上に規制が進んでいってだめになるのは日本人の心そのものです。

ことなかれ主義が蔓延した社会に、夢や希望など託せるはずなどありません。

 

日本の行き過ぎた『おこちゃま主義 』を見直さなければ日本の明日はありません。