アメリカのフォートワースで開催されている、第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール(公式サイトはこちら)。
6月12日は、セミファイナルの第5日(最終日)。
ネット配信を聴いた(こちらのサイト)。
ちなみに、第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールについてのこれまでの記事はこちら。
(第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール 予備予選出場者発表)
(第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール 予備予選通過者発表)
以下、使用されたピアノはスタインウェイである。
Uladzislau KHANDOHI, Belarus, 20
RAVEL Gaspard de la nuit
RACHMANINOV Études-tableaux, op. 39, nos. 2, 3, 4
RACHMANINOV Variations on a Theme of Corelli, op. 42
Dmytro CHONI, Ukraine, 28
BRAHMS Two Rhapsodies, op. 79
SCRIABIN Sonata No. 4 in F-sharp Major, op. 30
DEBUSSY Images, Book I
GINASTERA Sonata No. 1, op. 22
Jinhyung PARK, South Korea, 26
PROKOFIEV Sonata No. 6 in A Minor, op. 82
SCHUMANN Fantasiestücke, op. 12
Anna GENIUSHENE, Russia, 31
BEETHOVEN Seven Bagatelles, op. 33
VERDI–LISZT Danza sacra e duetto finale d’Aida
PROKOFIEV Sonata No. 8 in B-flat Major, op. 84
まだざっとしか聴けていないが、第1~5日の演奏者のうち、ファイナルに進める人数である6人を選ぶとすると
Masaya KAMEI, Japan, 20
Yunchan LIM, South Korea, 18
Honggi KIM, South Korea, 30
Marcel TADOKORO, France/Japan, 28
Jinhyung PARK, South Korea, 26
Anna GENIUSHENE, Russia, 31
あたりになる。
さて、セミファイナルの実際の結果は以下のようになった。
【ファイナル進出者】
Clayton STEPHENSON, United States, 23
Yunchan LIM, South Korea, 18 〇
Ilya SHMUKLER, Russia, 27
Uladzislau KHANDOHI, Belarus, 20
Dmytro CHONI, Ukraine, 28
Anna GENIUSHENE, Russia, 31 〇
なお、○をつけたのは私がファイナルに残ってほしかった6人の中の人である。
6人中2人。
亀井聖矢、田所マルセルは落ちてしまった。
特に前者は割と安泰だと思ったのだが。
このコンクールでは、正統派よりもクセがあるというか、勢い勝負の人がけっこう残っている印象。
まぁ確かにそういう人たちはファイナルの協奏曲で映えるかもしれない(私は端正な演奏が好きなのだが)。
特に勢いのよいClayton STEPHENSON、Yunchan LIM、Uladzislau KHANDOHIあたりが優勝候補か。
今後の日程は以下の通り。
ファイナル:2022年6月14日(火)~18日(土)
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