佐藤卓史 松本和将 京都公演 シューベルト 交響曲第8(9)番「グレイト」(ピアノ版) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

「ザ・グレート」

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2022年5月13日(金) 開演 20:00 (開場 19:30)

 

【会場】

カフェ・モンタージュ (京都)

 

【演奏】

ピアノ:佐藤卓史、松本和将

 

【プログラム】

シューベルト:交響曲 ハ長調 D944「ザ・グレート」(1826)

(ピアノ4手連弾・1840年初出版)

 

 

 

 

 

カフェ・モンタージュ主催のコンサートをオンライン配信で聴いた。

佐藤卓史による、シューベルトのピアノ作品全曲シリーズの番外編である。

佐藤卓史、松本和将のピアノによるシューベルトの交響曲第8(9)番「ザ・グレイト」(四手ピアノ版)。

なお、このシューベルト全曲シリーズのこれまでの演奏会のうち、私が聴けたのは以下のものである。

 

→ 番外編 2017年 「ウィーンの夜会」

→ Vol.9 2017年 「人生の嵐」 w/川島基

→ Vol.12 2018年 「グランド・ソナタ」 w/中桐望

→ Vol.20 2021年 「大行進」 w/崎谷明弘

→ 番外編 2022年 「夜と夢」 w/安達真理

→ Vol.21 2022年 「最後のワルツ」

→ 番外編 2022年 「五月の歌」 w/安達真理

 

 

 

 

 

佐藤卓史と松本和将。

この2人の共演というだけで、聴き逃すことのできない貴重な機会である。

佐藤卓史は上述のように、これまでにも色々なピアニストと共演してシューベルトを演奏してきているが、今回松本和将と共演するにあたって交響曲「グレイト」を選んだのは慧眼だと思う。

これほどおあつらえ向きな選曲もないだろう。

演奏は、松本和将ならばフルトヴェングラー盤のように重々しくなるかと思いきや、そこは佐藤卓史がこれまでに築いてきたシューベルトの音楽性にきちんと合わせつつ、それでも要所要所で交響曲らしい重みの感じられる、充実したものとなった。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 


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