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グッドネーバーズ・ジャパンのブログ

~こころを守る。身体を守る。~ 
グッドネーバーズは、日本国内を含む世界40カ国以上で子ども支援、開発、緊急支援活動に取り組む国際NGOです。

こんにちは音譜

ファンドレイジング部の谷口です合格今回でわたしのブログも最後になります!えっ


MDGsゴール4赤ちゃんを守ろう!についてです晴れ

(MDGsゴール1ゴール2ゴール3 についても読んでみてくださいメモ


途上国では肺炎、マラリア、エイズなど本来ならば簡単に予防できるはずの理由で多くの幼い子どもが命を落としていますしょぼん

背景にあるのは栄養不良や、不十分な医療サービス、母親の知識不足など。


1990年当時は、途上国で生まれた幼児(5歳未満)の死亡率は10%でした。

10人のうち1人が死んでしまっていたことになります。

ちなみに先進国では1%程度で、その差は歴然です雷


ゴール4では

2015年までに5歳未満児の死亡率を1990年の水準の3分の1に削減する。

という目標を掲げました。


結果はどうなったのでしょうかはてなマーク


グラフをみてください。

数字は1000人の5歳未満児のうち、何人が死亡したのかを表しています。

下にあるオレンジのグラフは

Developed regions右矢印先進国

Developing regions右矢印途上国

の全体の数値です。

黄色の線は2015年までの目標値です。
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一目でわかるように、死亡率は確実に低くなっていますダウン

多くの地域で半分にまで減っており、各地域の努力が垣間見えます目


しかし途上国全体では99人から66人。

2015年までに3分の1にするのは不可能でしょう。

やはりネックになっているのはサハラ以南アフリカと南アジアのようです。

この2地域って前回までのブログにもあったように、子どもの就学率や女性の労働の分野でも特に深刻な地域でしたよねショック!

「貧しさ」って原因はひとつじゃないんですね 。


そもそも、MDGsが目指すのは「世界の貧困を半分にする」ことですDASH!


じゃぁ「貧困」ってなんなんでしょうはてなマークむっ

仕事がない

教育を受けられない

病気をなおせない

食べるものがない

家がない


すぐに思い浮かぶのはこのようなことだと思います。


でもたとえ

食べ物だけ十分に得られても

病気だけ直しても

教育だけ受けても

貧困はなくなりません。


すべてを包括的に改善しなければいけませんリサイクル

それには莫大なお金が必要です。


たとえば2011年の世界の政府開発援助(ODA)総額は1330億米ドルお金

1年でこれだけのお金が途上国の開発のために注ぎ込まれているわけです。

それでもまだ足りません。


じゃぁお金があれば解決するのかはてなマーク


そうでもありません。

マニュアルはないので、それぞれの地域の文化や気候にマッチした援助をしなければ、お金は無駄になってしまいます。

もっと「多くの援助額が必要・援助の仕方も重要」ここに貧困削減の難しさがあると思います。


最後に・・・ざっくりとではありますが、MDGs各ゴールの変化をみてきて、

一部悪化している問題がありつつも、全体的に見れば改善されていることがわかったと思います。


ただ目標値に達していないケースが多いこともわかりました。

これをどう捉えるかはそれぞれだと思います。


2000年から今まで、世界では金融危機、食糧価格の高騰、自然災害、たくさんの出来事がありました。

東日本大震災もそうです。


経済的理由から途上国への援助額を減らした国もあります。

一方で災害により、さらなる援助を必要としている国があります。


たとえ法的拘束力は持たなくても、MDGsは世界共通の目標であり、約束です。

そしてその期限は3年後に迫っています砂時計

この期限が過ぎたら、どうなるのでしょうか。


もし何もされず支援が滞れば、せっかく改善傾向にあった問題も再び悪化し、今までの成果が水の泡です。

なのでこれから2015年までは、MDGsに替わる新たな目標を考えていく大事な時期にあります。

そしてもちろん今行っている支援の手をゆるめるわけにはいきません。


誰かがやればいいのではなく、わたしたち自身が知り、考え、動くことで、変化は起こります。


わたしたちが知るべき世界の現状はもっともっとたくさんあります。


このブログを読んで「MDGsへの理解が深まった」「貧困について考えた」人が少しでもいてくれれば幸いですクローバー


MDGsについてもっと知りたい方はこちら サーチ

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参考資料:

JANICホームページ「MDGs(エム・ディー・ジーズ)ってなに?」http://www.janic.org/more/mdgs/what/

国際連合「国連ミレニアム開発目標報告2010」http://unic.or.jp/pdf/MDG_Report_2010.pdf

United Nations "The Millennium Development Goals Report 2011" http://www.undp.org/content/dam/undp/library/MDG/english/MDG_Report_2011_EN.pdf

外務省ホームページ「ミレニアム開発目標」 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs.html



こんにちは音譜

ファンドレイジング部の谷口ですブタ


今回はMDGsゴール3性による差別をなくそう!についてです!

(MDGsゴール1ゴール2 についても読んでみてくださいメモ

性差別は

教育を受けられない

働けない、あるいは劣悪な条件で働かされる

無理やり結婚をさせられる

暴力をふるわれる

など、人が人として普通の生活を送るうえで、大きな障害となっていますしょぼん



このゴールの具体的な目標

可能な限り2005年までに、初等・中等教育における男女格差を解消し、2015年までに全ての教育レベルにおける男女格差を解消することです。


じゃあどうなっていれば男女格差は解消されたことになるのでしょうはてなマーク目


①初等・中等・高等教育における男子生徒に対する女子生徒の比率

②非農業部門における女性賃金労働者の割合

③国会における女性議員の割合


これら三つのデータから、達成度を測るわけです。


それでは結果から見てみましょう。(2011年の報告)


①途上国全体の男女比率は初等・中等・高等教育すべてにおいてほぼ同じ→OK

②徐々に上昇しているが世界全体でも40%→NG

③2000年の14%からは改善されたがいまだに19%→NG


②③は、ほとんどの地域において達成は困難とされていますあせる


では順番にもう少し詳しく見ていきましょう。


クローバー まずはの女子生徒の比率について。

途上国全体の男女比率は互角になりつつありますが、単純に喜べる結果ではありません。

下のグラフをみてください↓


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上から初等教育、中等教育、高等教育の就学率を表すグラフになっています。

水色のバーは1999年、 青の線は2009年の数値で、

数値は男子100人に対し、女子が何人いるかを表していますメモ

なので数値が100であれば男女比率は1:1になるということですねひらめき電球


しかし中等・高等教育に進むにつれ、男女比率がアンバランスになっているのがわかりますあせる

特に高等教育ではサハラ以南アフリカが63%と悪化しているのに対し、ラテンアメリカ・カリビアン地域では逆に126%と女子の割合が男子を大幅に上回っています。

このように、全体値でみれば目標は達成していますが、地域ごとに焦点を当てるとまだまだ教育の機会は不平等なままなのです


クローバー 次に女性の労働者の割合ですが、農業部門の労働者を数に入れないのはなぜでしょうかはてなマーク

それは途上国で農業の職についている女性は、無給もしくは極端に低い賃金しか得られない上に社会的保障もなく、不利益な立場にあることが多いからですしょぼん


彼女たちを労働者として数えてしまうと、たとえ女性労働者の割合が50%になっても、実際は劣悪な労働条件で働いている女性が多かった、ということになり兼ねないからです。

見かけの数字だけよくても意味がないですもんね。


農業以外の女性労働者はほぼ全域で徐々に増加していますが、それでもやはり西アジア、南アジア、北アフリカでは2割ほどしかいません。そしてたとえこの2割にいても、皆が充分な賃金、保障を得ているわけではありません。


クローバーそしての女性議員の割合について。

国会の様子をニュースで見ていてもわかりますが、日本では男性の議員が圧倒的に多いですよね。

男女差別の度合いのランキングでは、日本は先進国中最低ランクです叫び

日本のような例もありますが、全体として男女差別が深刻なのは途上国です。


途上国全体での女性議員数は18%…やはり少ないですねショック!


しかしビックリマーク2000年の12%に比べれば大幅な進歩といっていいと思いますアップ

これまで飢餓、貧困、就学率などさまざまな分野で遅れをとっていたサハラ以南アフリカでも9%→18%と、2倍に増加しています。

この調子でどんどん女性が政治に関われるようになれば、今まで弱い立場にあった女性の暮らしが向上するはずです!DASH!

ちなみに日本はというと・・・11%(2011年)とかなり低い数字ですガーン



「食糧はあったほうがいい」

「教育はあったほうがいい」

「病気はしないほうがいい」

これはほとんどの人がすんなりと理解できることです。


でも「男女の格差はないほうがいい」

これを受け入れるには文化の壁が立ちはだかります。


人々の心の根底にある意識を変えるのは簡単なことではありません。

たとえ法律で男女平等と決めてもすぐには解決できないのがこの問題でしょう。


それでも性差別で苦しむ人がいる限り、

見過してはならない問題なのです。



さて、次回は私が書く最後のブログになりますニコニコ

ゴール4赤ちゃんを守ろう!についてです合格


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参考資料:

JANICホームページ「MDGs(エム・ディー・ジーズ)ってなに?」http://www.janic.org/more/mdgs/what/

国際連合「国連ミレニアム開発目標報告2010」 http://unic.or.jp/pdf/MDG_Report_2010.pdf

United Nations "The Millennium Development Goals Report 2011" http://www.undp.org/content/dam/undp/library/MDG/english/MDG_Report_2011_EN.pdf

外務省ホームページ「ミレニアム開発目標」 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs.html


こんにちは。心のケアプロジェクト担当の高久です。


5月28日、砂場作り最終日。
あいにくこの日は雨でした雨

今日の作業は看板作りですひらめき電球
砂場を作る際に使用した木枠の切れ端を活用して看板を作ろうということになりました。
ボランティアの学生さんたちが話し合って、
園児さんたちに看板に好きな色を塗ってもらうことに決まりました音譜
教室の中での作業なので、雨が降っても問題ありません。

まずは、看板の文字の部分に透明なテープを張っていきます。

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赤、黄色、青、水色、黄色のペイントとタオルを丸めて上をゴムで縛ったものを用意しました。

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園児さんたちに、丸めたタオルを使って、看板に好きな色をつけてもらいました。
子どもたちの楽しそうな姿を見て、我々の顔にも笑顔がこぼれますニコニコ

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看板いっぱいに好きな色でデザインをしてもらったところで、最後にテープをはがします。
すると、“あんどほいくしょ“の文字が浮かび上がってきました。

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看板が完成しましたアップ
この日は雨が降っていたので、後日われわれが看板設置に伺うことになりました。
最後に、園児さんたちにお別れを告げて本プロジェクトは終了しました。 

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このプロジェクトを通して、被災された方々の細かなニーズに答えるということの
重要性を再認識することができました。
また、それと同じくらいに、「被災された方々のために何かをしたい」という想いを持った方々の気持ちを形にするということの大切さを実感しました。


ご協力して下さった、しがNPOセンターの皆さん、
大槌町のボランティアの皆さん、安渡保育所や仮設住宅にお住まいのみなさんのお陰で、
子どもたちの砂場が完成しました。

ありがとうございました。

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