GLOBE PROJECT ~スポーツで社会問題を解決する~ -49ページ目

おけげさんで

ちわ! 


昨日物置のうらに落ちたペンをとろうとしてあごにサボテンのとげがささって

悲鳴をあげたヒサノ シンペイです。 

いたすぎた・・・。


ブログ初登場ですね笑顔1 

GLOBE PROJECTでは大会運営としてがんばっています!

これからもよろしくお願いします★


さてさて、テーマはタイ、カンボジアの渡航でしたね。

いろいろありすぎてなにかけばいいかわかんないけどこの渡航では

常に「感謝」の気持ちでいっぱいでした。


これをはじめに強く感じたのがPROが見せてくれた地雷除去のデモンストレーションを

見せてくれた時だった。


100円で1㎡の地雷原がなくなります!って簡単に言ってるけどそれってこの人たちが

命を懸けて懸命に除去活動を行っているわけで、決して100円あげたからハイ、なくなりましたー

じゃない。って。


去年も同じものを見たはずなのに、おれはこれを見るまでこの気持ちを忘れていた。


俺たちはフットサル大会を開いて楽しんだ分のコートの大きさの地雷原をなくす!ってがんばって

るけど実際除去活動をしているのはPROさんなわけでPROさんがいなければおれらの活動も成立

しない。 本当に感謝しなければならいないなってすごく思った。


そこからなんだかおれの周りにあるものすべてになんだか感謝の気持ちがわいて来た。


今、自分が楽しんでいること、悲しんでいること、怒っていること、悩んでいること。

それは何かを通してしか得られないもの。 それについておれはいろいろ考える。

そして、今のおれがいる。 


もし、GLOBEにはいっていなかったら、

もし、みんなに出会えてなかったら、

もし、海外にでなかったら、

もし、たなにサボテンがなかったら?


どうなってたかな?

きっと今の自分はいなかったはず。そして今よりいい自分になっていなかったと思う。

(最後はないほうがよかったけど


そう考えたら、なんだか感謝の気持ちでいっぱいになってしまいました。


「おかげさんで」


俺も好きな言葉になりました。


常にこの気持ちを忘れないようにがんばっていきます!!! 以上!!!

現地視察2008

大学では数学専修、小沢ゼミに所属しております。

結び目理論をやっていますが、これなかなか難しいです。

僕の頭の中が、複雑にこんがらがっています代表の栗原です。


今年のタイ・カンボジアの現地視察についてかきます。

現地視察の細かいことは自分のブログにも書いたのでよかったら読んでみて下さい。

http://kankurihara.blog60.fc2.com/




タイまで日本から飛行機で行くと、成田バンコク間が6時間。

空港までの移動や様々な手続きなど含めたら、丸一日かけた移動です。

これが一つのタイと日本の距離です。


タイまで自分の頭の中から想像力で行くと、1秒もかかりません。

それがもう一つのタイと日本の距離だと思います。



いろいろなことで想像力が大切なことだと感じています。


「地球の真裏で起きている問題も自分自身の問題」

僕がそう思い、心の底で突き動かされているのはサッカーをやっていた経験、サッカーを愛する心が大きく影響しているのかと思います。


ボール一つで楽しめるサッカーは世界のいろんなところで人々から愛される。

自分と同じようにサッカーを楽しむ人が世界中に沢山いる。


そう考えると、そこで起きている問題に無関心でいられなくなります。

地雷が埋まっていてサッカーが出来ない状況はほっとけないです。単純に。


GLOBE PROJECTとして活動をしてもうすぐ2年。

意識してきませんでしたがこういった想いが入る前から根底にあり今も続いている気がします。





そして日本にいながら、物理的に遠く離れた地を考えることが出来るのは人間の想像力を使ってこそ可能なのだと思います。

目に見えないものを想う力が大切であることを現地視察でまた感じました。



例えば、地雷が埋まっている場所を目の前で見れても、

見た目には日本の森と何も変わらない場所です。


そこで20年30年まえに内戦があって、

それが終わってからも地雷の被害にあって、

これから先も地雷がある限り被害に遭う人が出てくるかもしれない。


そのことをどれだけ自分は想うことが出来て、どういうことが出来るのか、現地に行く前から今も尚考え続けていることです。



想像力は空間も時間も超えて、様々なところにいける可能性があると想います。




今回は3度目の現地視察でまた新たにいろいろなことを経験させてもらい分かったこともありました。


ここでいう分かったとは想像力に知識が乗っかる状態のことです。

想像力がよりリアリティを持った状態です。


今回現地に行って自分の目で見れたことにより、
自分の想像がより鮮明に、そしてより細部にまで行くようになりました。

本当に地雷問題を解決するためには日本にいるもっと多くの人の想像力が必要だと思ってます。(
例えば多くの人が、自分たちと何も変わらぬ人たちの日常にはサッカーもあるが、地雷もある。これを自分にひきつけた上でものを考えること)



多くの人の目が現地に行くことにより、そして多くの人の想像力が現地に行くことにより、変わる現実がきっとあると思ってます。

その想像力に少しでもリアリティを持たせるためのサポートを、
サッカーを通してこれからも行いたいと思ってます。

それが自分の使命だとこの旅で思いました。



遠くの問題じゃないと思います。

目に見えないものでも想いつづけて、

少しでも良い世界へと持っていこうとするとが大切だと思います。


サッカーは少し先の世界を創造するスポーツです。仲間と一緒に。

(「サッカーは、芸術・創造・勇気120%の力!!』)




多くの方の「おかげさん」で今回も現地で無事視察をしてくることが出来ました。

日本でもタイでもカンボジアでも多くの人に良くしていただきました。

本当に皆様に心から感謝します。


どうも有難う御座いました。




現地での細かなことは、只今視察報告書を作成しています。

出来次第また皆様にご報告させていただきたいと思います。



これからもどうぞ、宜しくお願いいたします。






栗原 寛

キレイごと

どーも、たそがれるのが大好物の下村です。

テーマはタイ・カンボジア渡航についてということなんで、僕も。

今日は思い切ってキレイごとを並べてみます。



マザーテレサがこんなことを言ったらしいです。

『「自分が幸せにならなければ、人を幸せになんかできない」

という思い込みを捨てる必要があるかもしれない。

なぜなら、人の幸せを手伝うことから自分の幸せもはじまっていくのだから。』


これも一つの価値観でしかないし、

「幸せ」なんてワードをだしてきたら、きりがない気もするけど、

この渡航では、そんな感じをすこしだけかじれたかなぁと思っています。

僕らがスポーツを楽しんで、将来的に地雷を踏んでしまう人が、

地雷を踏むことなく、普通に生活ができる。

「かじれた」と言ったのは、稲妻のような衝撃が体にはしったわけではなく

現地の人が普通に生活をしているようすを頭で想像して、

なんとなくあったかくなれたから。



でも、最近のニュースでは矛盾を感じます。

僕らが支援している地雷除去団体。

PROが除去している場所である、プレアビヒア寺院での

タイ・カンボジア両軍の衝突。

銃撃戦で死者が2名も出たという。

いろんな利害関係がまじっているのでしょう。

僕たちは新しい銃撃戦の場所をつくるために地雷除去を支援しているのではなく、

安全でスポーツのできる場所をつくるため。


戦争は怖いものだ。地雷は怖いものだ。

歴史をみても人間はこれでもかというぐらいに学んできたはず。

でも、人間は忘れる生き物だし、欲深い生き物です。

また、間違いを犯すのでしょう。

もう一回学ぶのには2人の命というのはでかい代償です。


マザーテレサの言葉を思い出してほしい。

この価値観が絶対だなんて思っていない。

でも、そういう部分って人間にはあると思う。

面倒くさいし、簡単な道ではなさそうだけれども、

それを個人個人が意識して、社会に反映されれば、

この問題も解決するだろうし、地球ももっと丸くなると思う。


渡航中の日記でも書いたけど、


とってもシンプルなことだと思う。



誰かを傷つけたり、誰かを嫌いになったり

そんな気持ちは絶対に生まれてくるし、どっかにある。

でも、その気持ちのゴールって毎回決まっている。

なんでかわからないけど、嫌な気分になる。

俺はおバカさんだから、何回も同じことをくりかえす。

だから、何回だって学べばいい。

ちょっとづつなら、良くなるから。


自分のやりたいカタチで、

誰かを笑わせたり、楽しませたりすると

俺はハッピーなんだ。

自分の好きなやり方で

誰かを幸せにできたとしたら、

俺も幸せなんだ。


そんなことを繰り返しながら生きて死にたいです。

きっと、みんなも一緒なはず。


平和ボケした日本人のキレイごとだけれども、

理想なき学問など学問じゃない。と誰かが言っていました。

生きるということも学びであり、ある意味で学問。


このキレイごとに対して確信もなければ、

自信もあまりないけれど、

こういう姿勢でいたいということで

とりあえず、キレイごとを掲げてみようと思います。


いい加減が大好きな僕にしては

ちょっとストイックかなぁ。と思っている下村でした。


ほいじゃ。