こんにちは!
個性あるギターの撮影は楽しいものですが、最近撮影したものの中からいくつか紹介します。
トップはインゲルマン・スプルース。サイドとバックはベトナム・ローズウッドです。ベベルはインディアン・ローズウッド。ロゼッタはコアとエボニーの組み合わせ。
このギターは塗装が特徴的で、すべてがサテン(艶消し)塗装なのです。ギターマニアの中では、サテン塗装の方がラッカー塗装よりも音が良いという方もいます。ただ、同じギターで比べたことがないので、どれくらい違うかは判断しずらい所です。
上から下までフラットな表面です。艶がない分、撮影はとても楽です(笑)。あと、夏場でも体にべたつかずサラッとしていて、とても気持ちがいいです。これは良い点かも。
ベトナム・ローズウッドは、ハカランダに近い音質で、近年注目されてきたギター材です。杢目もかなり特徴がありますし、サップが入ったものはさらにインパクトがあります。これからブレイクするかもしれません。
ヘッドもベトナムローズウドです。荒々しい杢目が見る人を惹きつけます。日本人はヘッドプレートは無地でツヤッとしたものを好む人が多い感じがしますが、ベトナム人は自然の木肌のままを好む人が多い様に感じます。国民性かもしれませんね。
ヘッドバックが艶消しの黒です。これもインパクトがあります。昔のアニメでキン肉マンというのがありましたが、そのウォーズマンに似ている気がします(遠い記憶)。
バックの全体です。バックもサテン塗装なので、艶はなく、控えめで上品な感じがします。塗装により、同じ木でも印象がガラッと変わるのがギターの面白い所です。
ネックのジョイント部です。接合はもちろんダブテイル。弦の響きが違います。
インレイはメイプルリーフです。メイプルの板を使っていなくても、デザインとしてチョイスしています。
今回のギターはAyers日本代理店のカスタムオーダーを使って作られています。自分だけのギターが欲しい方はご覧ください。
なお、ワタクシのショップではレギュラーモデルもお手頃価格で販売しています。こちらもご覧くださいませ。
ではまた!