生野銀山の街でひな祭り
春の風物詩となった銀谷(かなや)のひな祭り。
生野銀山の街で、井筒屋、浅田邸、甲社宅をはじめ多くの民家で2月27日から3月3日まで、ひな飾りが展示・披露されました。
江戸時代、生野銀山の採掘権を持っていた山師らが豪華なひな飾りを持っていて、それが大事に保管されていました。
銀谷のひな祭りは、それらが展示・披露されるイベントです。
これに合わせて、多数の民家でも自慢のひな飾りが披露され、生野町はピンク色で色づきます。
1軒1軒回り募金を募る
NHKの番組「リブラブひょうご」が12月24日、生野イルミネーションロードの取材に来られました。
前川夏生アナウンサーが、「25年前に住民の手づくりボランティアで取り組まれ、1軒1軒回って100円、500円と寄付をいただいて資金を集められました」と紹介してくれ、そこに光を当ててくれた取材の意図がわかりました。
2001年、まちづくりに取組む「地域づくり生野塾」のメンバーが、寒い冬の生野を明るくしようと、しかも全てボランティアでやろうと一大決心して(実は、全員が署名し朱肉で拇印を押した血判状も作りました)始まった「生野イルミネーションロード」。
私も毎年、高所作業車に乗り、大ケヤキや時計台の飾り付けを担当しています。
今夜も、オレンジ一色の電飾が生野の街を照らします。
悪質な人権侵犯事件 1000件も
市内3地区の区長から「人権文化を推進させるための条例」制定を求める請願が、今年の3月議会に提出されていましたが、ようやく9月議会において賛成多数で採択されました。
本会議から付託された文教民生常任委員会では、市内の人権状況を調査するために、市内の人権団体から意見を聞く一般会議を2回に分けて開き、意見を聴取しました。各団体からは、「差別は今もある」「人権条例は必要」といった意見が述べられました。
これらを踏まえ、委員会では「時期尚早」といった反対意見もありましたが、賛成多数で採択すべきものとされ本会議に上程されたのです。
市内3地区の区長から提出された「人権文化を推進させるための条例制定」を求める請願は、委員会での採択を経て、8月29日の9月定例会本会議に上程され、質疑・討論・採決がおこなわれました。
渕本は賛成討論で、次のように述べました。「昨年法務省は、年間の人権相談が7,000件以上あり、その中で悪質な人権侵犯事件として取り扱ったのが1,000件以上あると。1日3件以上の人権侵犯事件が起きているのです。
兵庫労働局は、高校生の就職試験における面接時に、差別につながる質問が毎年20~30件発生していると公表しています。就職という人生の重要な節目において、今なお差別が行われているのです。
一昨年、栃木県の行政書士は職権を悪用して、全国から不正に戸籍謄本等を3,500件も取得し、1件数万円で探偵社・興信所に闇で販売していた悪質な差別事件が発覚し、有罪となりました。類似の事件が毎年発生しています。
昨年朝来市では、行政書士等から2,396件(市内世帯の20%)の戸籍謄本等が取得されています。ネット上では、悪質な人権侵害・差別が横行しています。市民の人権を守るために、人権条例の制定によって教育・啓発を充実し、人権侵害を受けた市民を救済するため相談体制の整備等が必要です」。
討論の後、採決が行われ、10対5の賛成多数で請願は採択されました。今後は、市が1日も早く人権条例を策定し、議会に提案すべきです。