生野タイムズ ふちもと稔 (竹田城・生野銀山)

生野タイムズ ふちもと稔 (竹田城・生野銀山)

天空の城・竹田城や生野銀山をはじめ、朝来市内の出来事、日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」について、随時報道します。

正月を清める純白の雪が

 

正月の3日、玄関を開けると雪の朝でした。10センチほど積もっています。

 

 

あたり一面、真っ白で清々しさを物語っているようです。気を新たに新年を迎え、良いスタートがきれました。

 

さて今シーズン、雪はどれくらい降るのか。いまのところ、少し少ないような気がします。12月のクリスマス寒波も、いつもより少なかったし。スキー場は積雪はそこそこあるので、この状態がいいね。

 

 

 

1軒1軒回り募金を募る

 

NHKの番組「リブラブひょうご」が12月24日、生野イルミネーションロードの取材に来られました。

 

 

前川夏生アナウンサーが、「25年前に住民の手づくりボランティアで取り組まれ、1軒1軒回って100円、500円と寄付をいただいて資金を集められました」と紹介してくれ、そこに光を当ててくれた取材の意図がわかりました。

 

 

2001年、まちづくりに取組む「地域づくり生野塾」のメンバーが、寒い冬の生野を明るくしようと、しかも全てボランティアでやろうと一大決心して(実は、全員が署名し朱肉で拇印を押した血判状も作りました)始まった「生野イルミネーションロード」。

 

 

私も毎年、高所作業車に乗り、大ケヤキや時計台の飾り付けを担当しています。

 

今夜も、オレンジ一色の電飾が生野の街を照らします。

 

肉めしが
 
12月4日、兵庫県主催の人権のつどいが県立のじぎく会館で開かれました。
 
主催者あいさつされる服部副知事
 
同時に兵庫県隣保館連絡協議会による隣保館マルシェも開催され、賑わいました。
 
隣保館マルシェとは、福祉と人権のための開かれた拠点である隣保館(県下に85館あります)を中心に、地域に伝承されている食文化を持ち寄り、交流を深めようとするものです。
 
 
隣保館マルシェでは、朝来市の肉めし、尼崎市の油かすめしをはじめパン、キムチ、コーヒー(無料)等が飛ぶように売れました。
 
 
人権の集いに参加された、ひょうご人権大使の小林祐梨子さん(元陸上オリンピック選手)も、肉めしを買っていただきました。
 
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大人気の餅つき

 

11月9日、生野交流館文化祭、あいにくの雨でしたが楽しく交流ができました。

 

 

生野高校の家庭科部生徒によるパウンドケーキは大好評で、すぐに完売しました。

 

餅つき・販売も人気があり、完売しました。

館内の展示も多くの人の目を釘づけにしました。

後継者をつくらないと

 

 

11月22日、生野イルミネーションロードの飾り付け作業をしました。ボランティア20名ほどの取り組みです。

 

マインホール前の並木等に電球を飾り付けるのですが、私は毎年高所作業車での作業担当。

大ケヤキ、時計台等に電球を飾り付けていくのですが、若い人達は高所が怖いと言って作業車に乗りたがりません。

 

しかたなく毎年、私が乗っているのですが、このボランティア作業を継続していくためにも後継者の育成が必要です。

 

当日は天気も良く、作業がはかどりました。

 

生野イルミネーションロードの点灯式は12月6日午後6時、マインホールで行います。来年1月4日まで点灯します。

 

悪質な人権侵犯事件 1000件も

 

市内3地区の区長から「人権文化を推進させるための条例」制定を求める請願が、今年の3月議会に提出されていましたが、ようやく9月議会において賛成多数で採択されました。 

 

 

本会議から付託された文教民生常任委員会では、市内の人権状況を調査するために、市内の人権団体から意見を聞く一般会議を2回に分けて開き、意見を聴取しました。各団体からは、「差別は今もある」「人権条例は必要」といった意見が述べられました。

 

これらを踏まえ、委員会では「時期尚早」といった反対意見もありましたが、賛成多数で採択すべきものとされ本会議に上程されたのです。

 

市内3地区の区長から提出された「人権文化を推進させるための条例制定」を求める請願は、委員会での採択を経て、8月29日の9月定例会本会議に上程され、質疑・討論・採決がおこなわれました。

 

渕本は賛成討論で、次のように述べました。「昨年法務省は、年間の人権相談が7,000件以上あり、その中で悪質な人権侵犯事件として取り扱ったのが1,000件以上あると。1日3件以上の人権侵犯事件が起きているのです。

 

兵庫労働局は、高校生の就職試験における面接時に、差別につながる質問が毎年20~30件発生していると公表しています。就職という人生の重要な節目において、今なお差別が行われているのです。

 

一昨年、栃木県の行政書士は職権を悪用して、全国から不正に戸籍謄本等を3,500件も取得し、1件数万円で探偵社・興信所に闇で販売していた悪質な差別事件が発覚し、有罪となりました。類似の事件が毎年発生しています。

 

昨年朝来市では、行政書士等から2,396件(市内世帯の20%)の戸籍謄本等が取得されています。ネット上では、悪質な人権侵害・差別が横行しています。市民の人権を守るために、人権条例の制定によって教育・啓発を充実し、人権侵害を受けた市民を救済するため相談体制の整備等が必要です」。

 

討論の後、採決が行われ、10対5の賛成多数で請願は採択されました。今後は、市が1日も早く人権条例を策定し、議会に提案すべきです。

2年がかりで設立

 

日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」議員連盟を2019年(令和元年)に設立しましたが、私の思いを関係市町の議長に話し、理解してもらうのに2年間かかりました。

 

  【市川にかかる生野橋のたもとに設置されたモニュメント】

 

そして同年5月20日、6市町の議員有志63人が姫路市議会の会議室に集い、議員連盟が発足してのです。

 

6市町の連携による議員連盟の設立は、相当な覚悟、思いと情熱がなければ出来ないことでした。

 

理解していただいた皆さん、協力していただいた皆さんに感謝するものです。

 

設立7年目を迎え、議員連盟をさらに発展させたいものです。

 

 

 

無断キャンセルを無くす

過疎化・高齢化が進む朝来市において、持続可能な公共交通を確立するために、生野地域においてデマンド型(予約制)乗合交通が4月から運行されました。6月定例議会において渕本は運行状況とインターネット予約の問題点について質問しました

 

【自宅前まで迎えに来てくれたデマンドバス】

 

【渕本】4月1日から生野町において、デマンド型(予約制)乗合交通が運行しています。私も2回利用しましたが、運行状況について質問します。

 

【市長】4月の運行日数は25日で、運行件数519件の利用がありました。利用目的としては通勤利用が98件、買物利用が87件、通院利用が162件、観光利用が44件、通学利用が3件、金融機関・公共施設等への利用が125件でした。1日あたりの平均利用は21件となります。

5月の運行日数は24日、運行件数546件で、通院利用が181件で一番多かったです。1日あたりの平均利用数は23件でした。

 

 

■無断キャンセル

【渕本】予約しておきながら、時間になっても現れない無断キャンセルもあるそうで(私も2回目の乗車時に、別の乗合者が現れなかった)、さらなる住民啓発が必要です。

 

【市長】無断キャンセルがあるという報告は受けています。そうした課題に対して、改善していきます。

 

【渕本】1回目は電話で、2回目はインターネットで予約しようとして、市のホームページの予約画面を開け、すでに登録している自宅住所を何回打ち込んでも認識されませんでした。早急に改善すべきです。

 

【担当部長】指摘されたことについて確認しておりませんでしたので、適切な対応をします。

 

※インターネット予約は、この時点においては登録者住所が予約システムにヒモ付けられていなかったため、予約画面が認識しなかったのです。現在は改善され、登録した自宅住所で予約できます。

まずは電話予約

 

朝来市議会の6月定例会で渕本は6月6日、一般質問を行いました。一般質問とは、提案されている議案以外に市政全般にわたって質問できるもので、答弁も含め一人50分間です。

 

まずは、この4月から運行し出した、朝来市生野地域でのデマンド型(予約制)乗合交通について質問しました。

 

 

最初に、体験乗車も兼ねて電話予約。5月7日、予約通りの時間ピッタリにデマンドバスが自宅前に到着。運転手から運転状況を聞いたことを踏まえて、市が把握している運行状況について質問しました。

 

4月は519件、5月は546件の乗車があり、1日平均20件以上の乗車があるということで、予想以上に順調なスタートです。

 

そこで課題を2点指摘しました。

予約しておきながら、待ち時間になっても現れない無断キャンセルが時々あること。住民へのさらなる周知徹底を求めました。

 

さらに、インターネットで予約しようとしたら、システムの不具合で自宅からの乗車予約ができないことです。

 

これは、市が指定する82ヶ所の乗車場所しかネット予約に紐づけられていないことから、登録者が自宅の住所を打ち込んでも予約が進まない状況であることが別途、分かりました。

 

仕事の都合で夜にしか予約できない人もいるので、これは改善の余地があることを指摘しました。

 

 

 

 

1,000万円の弁済

 

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   【生野工業団地のバイオマス発電所】

 

県森林組合連合会(県森連)が債務の弁済について大阪高裁に申し立てており、この度、朝来市の債権に関して調停が行われ、朝来市議会に議案として提出されました。

 

生野工業団地に朝来市、県、県森連、みどり公社、関電エネルギーソリューションの官民5者による木質バイオマス発電事業が取り組まれてきましたが、ウッドショック等により間伐材が予定通り集まらなくなり事業が不振に陥り、県森連が撤退することで事業は停止されました。

 

県森連は県にも10億円近い債務を抱え、この件の調停も県議会に議案が提出され、6月議会で審査される予定です。

 

朝来市は、企業誘致奨励金として固定資産税に相当する額を6年間助成していましたが、事業撤退されたのでこの助成額約3,000万円の弁済を要求していました。

 

調停では、30%の約1,000万円を県森連が朝来市に支払うことで、朝来市は債権を放棄するという内容です。

 

この調停に関する議案に対して質疑が行われ、私はこの件の総括と今後の教訓について市長に質問しました。この後、所管の産業建設常任委員会へ付託されました。

 

生野バイオマス発電は、賃貸住宅大手の大東建託に事業譲渡され、4月1日より稼働しています。また新たに、民間が生野町においてバイオマス発電事業を6月から稼働させる予定で、木質バイオマス発電事業自体は期待される事業です。