デマンド型(予約制)乗合交通の現状と課題 | 生野タイムズ ふちもと稔 (竹田城・生野銀山)

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天空の城・竹田城や生野銀山をはじめ、朝来市内の出来事、議会の模様について、随時報道します。

まずは電話予約

 

朝来市議会の6月定例会で渕本は6月6日、一般質問を行いました。一般質問とは、提案されている議案以外に市政全般にわたって質問できるもので、答弁も含め一人50分間です。

 

まずは、この4月から運行し出した、朝来市生野地域でのデマンド型(予約制)乗合交通について質問しました。

 

 

最初に、体験乗車も兼ねて電話予約。5月7日、予約通りの時間ピッタリにデマンドバスが自宅前に到着。運転手から運転状況を聞いたことを踏まえて、市が把握している運行状況について質問しました。

 

4月は519件、5月は546件の乗車があり、1日平均20件以上の乗車があるということで、予想以上に順調なスタートです。

 

そこで課題を2点指摘しました。

予約しておきながら、待ち時間になっても現れない無断キャンセルが時々あること。住民へのさらなる周知徹底を求めました。

 

さらに、インターネットで予約しようとしたら、システムの不具合で自宅からの乗車予約ができないことです。

 

これは、市が指定する82ヶ所の乗車場所しかネット予約に紐づけられていないことから、登録者が自宅の住所を打ち込んでも予約が進まない状況であることが別途、分かりました。

 

仕事の都合で夜にしか予約できない人もいるので、これは改善の余地があることを指摘しました。