みなさま、ごきげんよう。
1996年～2001年に放送された
伝説の音楽バラエティ
「LOVE LOVE あいしてる」
が、5年ぶりの復活を果たし、
それと同時に最終回を迎えました。
そして、
この放送を持って、
吉田拓郎さんは
歌手活動を引退しました。
吉田拓郎さんは、
日本を代表するシンガーソングライターで、
フォークソング界の生きる伝説です。
そんな吉田拓郎さんが、
引退の舞台として「LOVE LOVE あいしてる」を選んだことに、
KinKi Kidsへの愛を感じます。
吉田拓郎さんと言えば、多くの人が「気難しい大御所」というイメージを持っていると思いますが、
番組では、
冗談好きで親しみやすいおじさんといった印象で、
今回も相変わらずのワガママで周りを振り回す様子がチャーミングでした。
今回の最終回スペシャルでは、
KinKi Kidsと吉田拓郎さんに加え、
オリジナルメンバーである篠原ともえさんと坂崎幸之助さんも出演しました。
「LOVE LOVE あいしてる」は当時、社会現象を起こすほどの超人気番組で、
小学生の頃はクラスの女子はみんな観ていました。
ちなみに、
KinKi Kidsの代表曲として知られる「全部だきしめて」は、
この番組のテーマソングとして吉田拓郎さんが書き下ろした楽曲です。
そして、最終回のメインゲストは、
吉田拓郎さん自らが指名した、
木村拓哉さんでした。
木村さんは歌のコーナーで「硝子の少年」を選曲したのですが、
なんと、
KinKi Kidsのバックダンサーに志願し、
自ら声をかけた生田斗真さんと風間俊介さんと共にジャニーズシニアを結成、
キレのあるダンスを披露しました。
木村拓哉さんのバックダンサー姿を見る機会は今後も無いと思うので、とても貴重な映像になったと思います。
他にも、
サプライズゲストの明石家さんまさん、
吉田拓郎さんとはお互いにファンを公言しているあいみょんさん、
吉田拓郎さんの熱狂的なファンの奈緒さんが出演し、
番組を盛り上げました。
また、番組の最後には、
吉田拓郎さんとKinKi Kidsの初の共作で、
吉田拓郎さんにとって最後の楽曲となる
「Sayonara あいしてる」
が披露されました。
番組を通して、KinKi Kidsのふたりや篠原ともえさんやゲストの方々が、
吉田拓郎さんの気が変わって引退を撤回してくれるのを心の何処かで願っているように感じました。
そして、番組ラストでの
吉田拓郎さんのKinKi Kidsへの感謝の言葉と、
花束を贈呈され、感極まって涙する姿が、
すごく印象的でした。
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