今回は、
将来必ずミュージカル界のスターになると思われる、
未来の天才ミュージカル女優
久保史緒里さんを
紹介したいと思います。
久保史緒里さんは、
宮城県出身、
2001年生まれの20歳です。
乃木坂46の3期生で、
乃木坂の中でもトップクラスの演技力・歌唱力の持ち主として知られています。
性格は非常に真面目で、
その真面目さが乃木坂や舞台の仕事でも活かされています。
また、清楚で穏やかな雰囲気で、話し方も上品で柔らかい印象です。
ちなみに、真面目な性格は両親譲りのようです。(久保さんはお父さんが43歳の時に産まれた子供だそうです。)
郷土愛も強く野球好きで、「楽天ゴールデンイーグルス」の大ファンです。
久保史緒里さんの最大の強みは、
歌唱力の凄さです。
乃木坂の中では間違いなくナンバーワンですし、
同世代のアイドルの中でもトップクラスの実力だと思います。
久保史緒里さんの魅力が最大限発揮されるのは、やはり、
ミュージカルだと思います。
久保史緒里さんの歌唱力・演技力は、ミュージカル女優として十分通用するレベルですし、
何より、舞台映えが凄いです。
舞台に上がった時の輝きが桁違いで、一瞬で観客を惹き付ける力があります。
乃木坂出身のミュージカル女優と言えば、多くの人が去年卒業した生田絵梨花さんを思い浮かべると思いますが、
久保さんは生田さんを越える逸材だと思います。
20歳で久保さんほどの才能があるミュージカル女優は他に居ないと思いますし、
間違いなく、久保史緒里さんは天才だと思います。
このままミュージカルの世界で地道に活躍を続ければ、
将来必ず日本を代表する天才ミュージカル女優になると断言できます。
ここからは、久保史緒里さんの舞台でのキャリアを具体的に紹介して行きたいと思います。
久保さんは乃木坂46での活動がメインなので、実は舞台出演はそれほど多くありません。
2016年の乃木坂加入後、いくつか舞台作品に出演していましたが、大きな作品への出演は「ザンビ」が最初です。
「ザンビ」は2018年に上演された作品で、
この作品で久保史緒里さんは、なんと主演に抜擢されました。
この時、久保さんはまだ17歳でしたが、
初主演とは思えない、他の出演者を圧倒する演技を見せました。
そして、2019年には、
長年に渡って上演され続けてきた伝説の大ヒットミュージカル、
「美少女戦士セーラームーン」
の主演に大抜擢されます。
セーラームーンの主演といえば、誰もが認める大役で、
その大役に本格的なミュージカル経験がほとんど無いにも関わらず大抜擢されたのは、本当に凄いことだと思います。
そして、この作品での久保史緒里さんの演技は、本当に素晴らしかったです。
セーラームーンこと月野うさぎは、明るく賑やかなキャラクターですが、
実は普段の久保史緒里さんは全く違う雰囲気です。
久保さんは明るい性格ではありますが、
それ以上に「真面目」で「穏やか」というイメージが強く、
ビジュアルや口調も「清楚」で「柔らかい」印象です。
少女漫画で言えば、騒々しいタイプの月野うさぎよりも、
お嬢様系の主人公の方が合っていると思います。
なので、観る前は少し不安だったのですが、舞台が始まるとその不安は一瞬で消え去りました。
セーラームーンのカツラと衣裳を着けて舞台に立つ久保さんからは、
普段の「久保史緒里」の要素は完全に消えて、
完璧に「月野うさぎ」に成り切っていました。
舞台を観て驚くのは、やはり、
久保史緒里さんの「舞台映え」の凄さです。
一人だけ輝きが違うというか、観客を惹き付けて離さないというか、こんな女優さんは他に居ないと思います。
また、歌唱力も演技力も、本格的なミュージカル出演が初めてとは思えないレベルでした。
この作品は久保史緒里さんにとって、間違いなくターニングポイントになったと思いますし、
そう言えるほど「美少女戦士セーラームーン」の久保史緒里さんは凄かったです。
セーラームーンから3年後、
久保史緒里さんの凄さが更にパワーアップした作品が、2021年に上演された
「夜は短し歩けよ乙女」です。
この作品で久保史緒里さんは主演に抜擢されましたが、
控え目に言っても超・難役で、
並大抵のレベルの女優さんでは絶対に演じられない役だと思います。
それをあの若さとキャリアにも関わらず完璧に演じてしまう久保さんは、本当に天才だと思います。
ここからは、作品そのものについて少し紹介したいと思いますが、
この作品は本当に本当に凄すぎます。
日本の国産ミュージカルの歴史で間違いなくナンバーワンですし、
日本の演劇史に残るような、歴史的な名作になると思います。
原作は人気作家・森見登美彦さんによる、直木賞候補にもなった大ベストセラー小説です。
そして、脚本と演出を担当したのは、
超人気劇団「ヨーロッパ企画」の主催者で、数々の賞を受賞している天才・上田誠さんです。
なので、キャストの多くが「ヨーロッパ企画」から起用されています。
この舞台の最大の特徴は、
ラップ・ミュージカル
という点です。
ラップでミュージカルをやるというのは、ミュージカルの中でもかなり特殊で、
日本の国産ミュージカルでは初だと思います。
(本場のブロードウェイでもかなり珍しいジャンルです。)
さらに、日本はアメリカに比べてラップがそこまでメジャーではないので、
出演者にとっては普通のミュージカルに比べて何倍も難しいことは言うまでもありません。
そんな中、主演の久保史緒里さんは、
難しいラップを完璧に歌いこなしていました。
この作品で最も注目すべき点は、やはり、
久保史緒里さんの凄さだと思います。
まず第一に、ヨーロッパ企画の上田誠さんによる文学的かつ奇想天外な舞台を、キャリアの浅い役者が演じるというのは、ほぼ不可能です。
それに加えてこの作品は、ラップミュージカルという、とんでもなく難易度の高い要素が乗っています。
なので、若くて経験も浅い久保さんを起用するのは、無謀とも言える挑戦だったと思いますが、上田誠さんの目は確かでした。
久保史緒里さんは歌も演技も最高に素晴らしく、
経験豊富な舞台俳優でも苦労するような難役を、完璧に自分の物にしていました。
カツラと衣裳を着けた時の
圧倒的な存在感。
観客の視線を一瞬で惹き付ける輝き。
この天性の「舞台映え」は、
誰にも真似できないと思います。
そして、観るものを圧倒する歌唱力と演技力。
並大抵の実力では到底歌うことが出来ないラップの難曲を、いとも簡単に歌いこなしてしまう歌唱力には、本当に驚かされます。
観客を魅了する圧倒的な「舞台映え」と、本物の歌唱力と演技力、
全てが完璧でした。
あまりの凄さに言葉が見つからないですし、
本当に天才としか言い様がありません。
久保史緒里さんは、
まさに、舞台に立つために生まれてきたような、天賦の才能の持ち主だと思います。
舞台での久保史緒里さんを見れば、誰もがその才能に驚くと思います。
キャリアがたったの5年で、芸能界に入るまで演技経験ゼロというのは、本当に信じられません。
きっとこの先、
舞台女優・ミュージカル女優として大活躍することは間違いないので、
演劇ファン・ミュージカルファンの人は、ぜひ今のうちから注目しておいた方が良いと思います。
ただのアイドルだと思っていると、
「なんで早くから注目しておかなかったんだろう」
と後悔するかも知れません。
ここまで久保史緒里さんの舞台について紹介して来ましたが、この章では舞台以外での活躍を紹介したいと思います。
久保さんについて最近大きな話題となったのが、
「オールナイトニッポン」の
メインパーソナリティ抜擢です。
「オールナイトニッポン」と言えば、日本を代表する大人気ラジオなので、
そのメインパーソナリティに抜擢されるというのは、本当に凄いことだと思います。
他の曜日のラインナップを見てみると、
ナインティナインさん、オードリーさん、星野源さん、菅田将暉さん、霜降り明星さんといった方々が揃っており、
そこに肩を並べるというのは本当に大抜擢だと思います。
普段の久保史緒里さんは、清楚で穏やかな印象で、話し方も上品で柔らかい口調なので、
きっと聴いていて心地よいラジオになるのでなないでしょうか。
初回放送は2月16日とのことなので、ぜひ注目して欲しいです。
また、久保史緒里さんはブログの文章も特徴的です。
普段の雰囲気と同様に、
まるでお嬢様のような、清楚で上品な言い回しの、丁寧すぎる文章が印象的なブログです。
月に1回くらいの更新ですが、ラジオと合わせて読んでみるのもお薦めです。
ちなみに、ブログの文章は助詞や改行までこだわって書いているそうです。
ところで、久保史緒里さんと言えば、レギュラー出演している「乃木坂工事中」での、ちょっと天然なキャラクターも魅力です。
番組で最近注目を浴びたのは、
「髪サラサラ事件」と「水かけご飯事件」です。
「髪サラサラ事件」は、
お題に対してメンバーと答えを合わせる挑戦で起きた事件です。
「乃木坂の中で一番神がサラサラなメンバーは?」というお題に対し、
久保さん以外のチームメンバー全員が「齋藤飛鳥」と書く中、
久保さんだけが「久保」と自分の名前を書いてしまい、チャレンジ失敗となってしまいました。
ただの失敗ならまだしも、よりによって一人だけ自分の名前を書いて、そのせいで失敗するという失態を犯した久保さんは、
その場に崩れ落ち、「消え去りたいです」と反省。
スタジオは爆笑に包まれました。
もう一つの「水かけご飯事件」は、
久保さんが故郷の東北グルメを紹介していた時に起きた出来事です。
久保さんは思い出の料理として、
毎年夏に食べていたという「水かけご飯」を紹介。
家にクーラーが無かったので、部活の後に体を冷やすために食べていたと久保さんが説明する中、
ご飯に水をかけただけで、他に何も入れず味付けも無いという衝撃の食べ物に、
バナナマンの2人を含め、スタジオ全体が騒然となっていました。
ただ、この時最も衝撃だったのは、スタジオ全体が「水かけご飯」に引き気味の空気の中、
「私も食べてました」とカミングアウトした齋藤飛鳥さんでした。
久保史緒里さんは、
ヨーロッパ企画との相性が凄く良さそうなので、是非またヨーロッパ企画の作品に出演して欲しいです。
個人的には、久保史緒里さんと上白石萌歌さんのダブル主演でヨーロッパ企画プロデュースの映画が観たいです。