<永久保存版> 犯人はオマエじゃない | ぎっちょ31  

ぎっちょ31  

蒼き時代より共に生きる

オマエが「海の砂漠化(磯焼け)」の犯人じゃない・・・とオレは信じてる

 

 

ま~~~「ガンガゼ」「ガンガゼ」と悪者扱い

それも海の学者連中もそう言ったりする

 

悪者に仕立て上げるのが「ヒトウニ(ガンガゼ)」じゃない時は「ヤノバ(バリ・アイゴ)」や「シチクレ(イズスミ・イスズミ)」のような海藻を食べる魚が悪者扱いにされる

 

これも以前、ブログ記事にしたが

「卵が先か、鶏が先か」のようなハナシだとオレは思ってる

 

じゃあ、そもそもがコイツ等が原因で海藻が減り磯焼けしたのか!?

 

オレは違うと思ってる

五島に住んでて、子供の頃の海から現在の真っ白に砂漠化した海底まで見てきて

原因は「別」にあると思ってる

個人的には「陸からのミネラルなどの流入の現象」「河川工事などの河川からの汚泥などの流入」などではないかと、学者ではないが「現地で肌で感じた犯人」はそうじゃないかと思ってる

 

だって、オレがガキの頃には「ガンガゼ」も「アイゴ」も「イズスミ」も居なかったのか!?

イヤ!今以上にたくさんいた

ガンガゼどころか「ムラサキウニ」「アカウニ」「バフンウニ」のウニ類以外にも、「サザエ」「アワビ」の類から貝類なども海藻を食う

そんな海藻を食う連中は、海底中に居た

 

中学生くらいまで夏休みには海の潜ってサザエやアワビなど獲って漁協に卸して小遣い稼ぎなどもやっていたが

今思うと、拳よりもはるかに大きな立派な「アカウニ」が海底中にあった「いちいち潜ってそれを獲ろうなんて気すら湧かないほど」

でも、カジメの森、ヒジキに覆われた海底、テングサに覆われた海底、ワカメで護岸が見えないほどの岸壁、ホンダワラ、アカモクなどの藻が立てば一切近寄れない浅瀬・・・など豊かな海があった

そんな海藻が茂るトコにはガンガゼはそもそも居ないのよ(まあ、ゼロじゃないけどね)

ガンガゼは海藻が茂ってるようなポイントではケンが折れやすいし、彼らにとっても住みにくい

で、そもそも、ガンガゼはカジメやワカメに抱き着いて海藻を食いまわすような食性ではない、そもそもガンガゼは磯焼けしてるような海底の地衣類のような、それこそ砂漠化したような海底に強い種類のウニ、というオレらの認識

 

オレらがガキの頃でも

じゃあ、潮通しがイイ外海に面した海藻豊かなポイントにガンガゼが居たか!?というと

そうじゃなく、港の中とか、自然地形のワンドなどの、それこそ海底が焼けて白い海底のような場所にガンガゼが群生していた

それがガンガゼの生態という認識

 

じゃあ、今はどうか?と言うと

磯が焼けてしまって

今まではカジメやヒジキの森があった場所も真っ白く磯焼けしてしまった

だから、その場所にもおのずとガンガゼが居るように変化した

 

そう思ってる

「卵が先か、鶏が先か」の話でしょ

 

「ガンガゼ」がどうちゃら言うよりも、「ムラサキウニ」「アカウニ」「サザエ」「アワビ」のほうがガッツリ、カジメなどの磯に自生するいわゆる海藻を好んで食うぞ

そもそもカジメに抱き着いて食ってるとこもガキの頃から見たりしていたしね

 

じゃあ、今は「ムラサキウニ」「アカウニ」「サザエ」「アワビ」は昭和の頃よりたくさんいるのか?

そいつらが「食いつくした」とは言わない

 

今、目に留まってる「ガンガゼ」が食いつくしたとしか言わない

学者もそうしか言わない

 

「アイゴ」だって「イズスミ」だって昭和の頃のほうが何倍も居た

 

ミズイカ釣りをしてても、ちょくちょく藻場に持ち込まれたし

そもそも、藻が多く、なかなか釣りにすらならなかった

 

今じゃ、焼けきってしまって、何処にエギを投げても、イカを掛けてどこまででもラインを出されても、藻に掛かることはない

 

犯人はオマエじゃない!!

 

 

オレはそう信じてる!