(N059)完全復活へ!!「WANDS」シングル一覧 | BLUEのブログ

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スケールのでかいオレの投稿

(Since 2019.12.4 from Ameba No.239)

 

さて、2019年になってあの「WANDS」が電撃的な再始動を発表しました。2000年に「解体」を発表してから20年程度経過し、元号も「令和」に変更されてからの再結成に驚いた人も多いでしょう。

 

ボーカルは3代目となり、上原大史という若いイケメンが務める事となりました。それ以外は柴崎浩木村真也と全盛期だった2期メンバーに近い構成となっております。

 

そこで、今日はそのWANDSが過去にシングルで発売された曲をまとめてみる事とします。過去に4作(コラボレーションを含めると5作)のミリオンセラーを記録しており、当時を体感した人はファン以外でも知っている曲が多いと思われます。

 


 

(2024.2.19更新)

 

赤字はオリコンでミリオンセラーを記録した曲とする。

青字はオリコンで1位を獲得した事がある曲とする。

緑字は1位獲得曲以外で現存するベストアルバムに収録された事がある曲とする。

 

  WANDS

 

◆1990年代

【第1期】

メンバー:上杉昇(Vo)、柴崎浩(Gu)、大島康祐(Key)

 

(1st)寂しさは秋の色(1991.12.4)

最高63位・売上3.1万枚

  • 作詞は上杉昇、作曲は栗林誠一郎、編曲は明石昌夫。
  • フジテレビ系ドラマ「ホテルウーマン」の挿入歌。
  • 厳密には1991年11月発売の『ホテルウーマン オリジナルサウンドトラック』からのシングルカット。
  • 元ボーカルの上杉昇(当時19歳)もこの曲が原点だと言っているらしい。

(2nd)ふりむいて抱きしめて(1992.5.13)

最高80位・売上2.0万枚

  • 作詞は上杉昇、作編曲は大島康祐。
  • テレビ朝日系「OH!エルくらぶ」のオープニングテーマ。

(3rd)もっと強く抱きしめたなら(1992.7.1)

最高1位・売上166.3万枚

  • 作詞は魚住勉、作曲は多々納好夫、編曲は葉山たけし。
  • 「三井生命」のCMソング。
  • WANDSとしては初のシングルチャート1位を獲得し、ミリオンセラーを記録した。ただし、初動は47位であり、1位獲得は翌年1月の事で実に29週掛けての達成だった。
  • 年間チャートでは1992年の59位、1993年の11位で、歴代チャートでは54位となっている。
  • DAIGOが2018年にこの曲をカバーした時からWANDS再結成の声が急速に高まっていったという。

【第2期】

メンバー:上杉昇(Vo)、柴崎浩(Gu)、木村真也(Key)

 

(4th)時の扉(1993.2.26)

最高1位・売上144.3万枚

  • 作詞は上杉昇、作曲は大島康祐、編曲は明石昌夫。
  • テレビ朝日系ドラマ「ネオドラマ」の主題歌。
  • 1993年の年間チャートでは7位、歴代チャートでは98位となっている。
  • 当初は2ndシングルとして発売される予定だったらしい。
  • 2ヶ月後に同一タイトルのアルバムを発売している。

(5th)愛を語るより口づけをかわそう(1993.4.17)

最高1位・売上112.1万枚

  • 作詞は上杉昇、作曲は織田哲郎、編曲は明石昌夫。
  • 三貴「ブティックJOY」のCMソング。
  • 初登場から4週連続1位を記録した。なお、この曲はアルバム『時の扉』と同日に発売されており(『時の扉』には未収録)、こちらも4週連続1位となっている。つまり「シングル・アルバム共に初登場から4週連続1位」であり、これは現在でも最長の同時首位記録として残っている。
  • 1993年の年間チャートでは14位となっている。
  • 同年12月には織田哲郎がセルフカバーしたVer.が発売されている。

(6th)恋せよ乙女(1993.7.7)

最高1位・売上81.9万枚

  • 作詞は上杉昇、作曲は大島康祐、編曲は葉山たけし。
  • 三貴「ブティックJOY」のCMソング。
  • 1993年の年間チャートでは25位となっている。
  • ビーイング系のアーティストが(18週)連続でオリコン1位を独占した最後のシングルである。

(7th)Jumpin' Jack Boy(1993.11.17)

最高2位・売上82.7万枚

  • 作詞は上杉昇、作曲は栗林誠一郎、編曲は葉山たけし。
  • オリコンでは『White Memories』との両A面シングルとして扱われた。
  • Mizuno「インパルス」のCMソング。
  • 1994年の年間チャートでは44位となっている。
  • この曲はかなりエロい歌詞となっており、「ねぇそのままイカせて」といったフレーズもある。

(8th)世界が終るまでは…(1994.6.8)

最高1位・売上122.1万枚

  • 作詞は上杉昇、作曲は織田哲郎、編曲は葉山たけし。
  • テレビ朝日系アニメ「SLAM DUNK」のエンディングテーマ。
  • 1994年の年間チャートでは10位となっている。
  • WANDSとしては最後のミリオンセラーとなった。
  • この曲は2019年に「平成アニソン大賞」のアーティストソング賞を受賞している。当時のスラダンの展開から「三井寿」を連想する人も少なくないらしい。
  • タイトルは「世界が終るまでは」ではない。
  • 2022年には第5期ver.が配信限定で発売された。

(9th)Secret Night~It's My Treat~(1995.2.13)

最高1位・売上63.1万枚

  • 作詞は上杉昇、作曲は栗林誠一郎、編曲は池田大介。
  • 1990年に栗林誠一郎が発表した『It's My Treat』の改詞カバー。
  • WANDSのA面では初のカバー曲となったが、これはプロデューサーの長戸大幸と当時のボーカルだった上杉昇が共にこの曲を気に入っていたそうで、お互いの意向が一致した事によるものである。
  • 2020年には第5期ver.が配信限定で発売された。

(10th)Same Side(1995.12.4)

最高2位・売上23.4万枚

  • 作詞は上杉昇、作曲は柴崎浩、編曲はWANDS。
  • テレビ朝日系「NBA FAST BREAK」のエンディングテーマ。
  • WANDS解体前では最後のTOP3入りとなった。
  • 久々の自作シングルで、上杉昇は「この曲が今の原点」と言っている。
  • 当時のビーイング系のイメージからは外れた曲であり、当初はアルバム用で英語詞を乗せて作っていたという。
  • 当時一世を風靡していたMr.Childrenに合わせたのか、声も含めて曲全体にミスチル感を感じられる。

(11th)WORST CRIME〜About a rock star who was a swindler〜(1996.2.26)

最高9位・売上13.5万枚

  • 作詞は上杉昇、作編曲は柴崎浩。
  • TBS「CDTV」のオープニングテーマ。
  • 正式には『Blind To My Heart』との両A面シングル。
  • 当時のプロデューサーは次のシングル候補としてポップ路線の曲を持って来ており、これを受け上杉は「WANDSにはもういられないと感じた」という。

【第3期】

メンバー:和久二郎(Vo)、杉元一生(Gu)、木村真也(Key)

 

(12th)錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう(1997.9.3)

最高4位・売上21.3万枚

  • 作詞・作曲は小松未歩、編曲は池田大介。
  • アニメ「ドラゴンボールGT」のエンディングテーマ。
  • WANDS解体前では最後のTOP5入りかつ20万枚突破シングルとなった。
  • 公式サイトのバイオグラフィーには「1993年頃のWANDSのサウンドが帰って来た」と記されていた。ただし、当時はボーカル変更に気付かなかった人もいたという。

(13th)Brand New Love(1998.2.11)

最高17位・売上6.1万枚

  • 作詞は坂井泉水、作曲は綿貫正顕、編曲はWANDS。
  • 三菱自動車「ミラージュマリオン&チャレンジャーシティクルージング」のCMソング。
  • 1999年にはZARD(坂井ボーカル)がセルフカバーしたVer.が発売された。
  • WANDSというよりは当時のELTに近い曲調で、もはや別のバンド名でよかったんじゃないかって思うはず。

(14th)明日もし君が壊れても(1998.6.10)

最高8位・売上11.4万枚

  • 作詞は坂井泉水、作曲は大野愛果、編曲はWANDS。
  • テレビ朝日系アニメ「遊☆戯☆王」のエンディングテーマ。
  • WANDS解体前では最後のTOP10入りかつ10万枚突破シングルとなった。
  • 2001年にはZARDがセルフカバーしたVer.が発売された。

(15th)「今日、ナニカノハズミデ生きている」(1999.3.11)

最高32位・売上1.5万枚

  • 作詞はAZUKI 七、作曲は三好誠、編曲はWANDS。
  • TBS系「ワンダフル」のテーマソング。
  • WANDS解体前では最後のシングルとなった。
  • 解体後も各メンバーによるソロライブでは演奏されなかったようで、2012年になって和久二郎が初披露した。

◆2000年代

2000年3月に「解体」を発表したため、この時期はベストアルバムのみの発売となった。

◆2010年代

【第4期】

メンバー:上原大史(Vo)、柴崎浩(Gu)、大島康祐(Key)
 
2018年に再始動し、2019年11月に活動再開を発表した。ただし、この第4期メンバーでは作品を発表していない。

◆2020年代

【第5期】

メンバー:上原大史(Vo)、柴崎浩(Gu)、木村真也(Key)
 
(16th)真っ赤なLip(2020.1.29)
最高14位・売上1.2万枚
  • 作詞は上原大史、作編曲は大島康祐。
  • 日本テレビ系アニメ「名探偵コナン」のオープニングテーマ。
  • WANDSとしては21年ぶりに発売されたシングル。
  • 名探偵コナン放送1000回記念プロジェクトの「The Best of OPED」では1位を獲得した。
  • 歌詞が全体的にコナンを連想させるもので、ゴージャスな曲調が怪しさをさらに助長する。
(17th)抱き寄せ 高まる 君の体温と共に(2020.5.20)
最高3位・売上0.9万枚
  • 作詞は上原大史、作編曲は柴崎浩。
  • BSテレ東ドラマ「サイレント・ヴォイス season2」の主題歌。
  • WANDS再結成後では初のTOP3入りとなった。
  • このシングル以降、しばらく木村真也が休養する事となる。
(18th)カナリア鳴いた頃に(2021.6.9)
最高9位・売上0.9万枚
  • 作詞は上原大史、作編曲は柴崎浩。
(19th)YURA YURA(2021.11.3)
最高9位・売上0.8万枚
  • 作詞は上原大史、作編曲は柴崎浩。
  • 日本テレビ系アニメ「名探偵コナン」のオープニングテーマ。
(配信1st)愛を叫びたい(2022.8.23)
  • 作詞は上原大史、作編曲は柴崎浩。
  • EMシステムズ「エンドロール編」のCMソング。
(20th)RAISE INSIGHT(2023.5.17)
最高9位・売上0.6万枚
  • 作詞は上原大史、作編曲は柴崎浩。
  • 日本テレビ系アニメ「名探偵コナン」のオープニングテーマ。

(21st)大胆(2024.4.10予定)

  • 作詞は上原大史、作編曲は柴崎浩。
  • TVシリーズ特別編集版「名探偵コナンvs怪盗キッド」のテーマソング。
  • 実は発売3ヶ月前の1月5日から先行配信されている。

  ソロ活動

◆現メンバー

【al.ni.co】

メンバー:上杉昇(Vo)、柴崎浩(Gi)

 

(1st)TOY$!(1998.3.21)

最高15位・売上6.2万枚

  • 作詞・作曲は上杉昇、編曲は柴崎浩。

(2nd)晴れた終わり(1998.11.11)

最高15位・売上3.6万枚

  • 作詞・作曲は上杉昇、編曲は柴崎浩。

(3rd)カナリア(1999.1.21)

最高19位・売上2.7万枚

  • 作詞・作曲は上杉昇、編曲は柴崎浩。
  • Mizuno「INTERNATIONAL’99」のCMソング。

【柴崎浩】

(配信1st)万華鏡(2017.10.9)

  • 作詞は相川七瀬、作曲は柴崎浩。
  • 2004年に相川七瀬へ提供した曲のセルフカバー。

(配信2nd)Walk Tasty(2023.1.14)

  • インスト曲であり、歌詞は存在しない。

【上原大史】

※-真天地開闢集団-ジグザグの「命」という噂があるが、真偽は確かではない(念のため、表でまとめる事とした)。

 

◆元メンバー

【上杉昇】

※特記事項が少ないので表でまとめる事とした。

 

  • 上記の「圏外」はTOP100に入らなかったシングルを指す。

【大島康祐】

※以下、全てSO-Fi名義でのシングルとする。

 

(1st)メとメで伝心(1993.6.23)

最高88位・売上1.1万枚

  • 作詞は岩切玲子、作編曲は大島康祐。
  • 「ライフカード」のCMソング。

(2nd)「愛してる」を云わせたい(1993.9.8)

最高30位・売上万枚

  • 作詞は小田佳奈子、作編曲は大島康祐。
  • フィリップモリス「スーパーライト」のCMソング。

(3rd)カッコつけろよ(1996.5.27)

  • 作詞は佐々木美和、作編曲は大島康祐。
  • 大塚製薬「エネルゲン」のCMソング。

(4th)SUPER LOVE(1996.11.25)

  • 作詞は佐々木美和、作編曲は大島康祐。
  • TBS系アニメ「きこちゃんすまいる」のオープニングテーマ。

【杉元一生】

※以下、全てflow-war名義でのシングルとする。

 

(1st)ID(2003.11.12)

最高78位・売上万枚

  • 作詞は及崎森平、作曲は満園庄太郎、編曲は豊田稔。
  • テレビ東京系アニメ「最遊記RELOAD」のエンディングテーマ。

(2nd)逃げる場所なんて無い(2004.2.18)

  • 作詞は及崎森平、作曲は黒瀬蛙一、編曲は豊田稔。

(3rd)見つめていたい(2004.4.28)

最高94位・売上万枚

  • 作詞は及崎森平、作曲は満園庄太郎、編曲は豊田稔。
  • テレビ東京系アニメ「最遊記RELOAD GUNLOOK」のエンディングテーマ。

 

  コラボシングル

 

世界中の誰よりきっと(1992.10.28)

最高1位・売上183.3万枚

中山美穂 & WANDS

  • 作詞は中山美穂、作曲は織田哲郎、編曲は葉山たけし。
  • フジテレビ系ドラマ「誰かが彼女を愛してる」の主題歌。
  • オリコンでは中山美穂の単独名義とされており、この曲はあくまでも中山美穂がメインである。ただし、C/Wでは「PartⅡ」として逆に上杉昇がメインとなり、中山美穂がバックとなっている。
  • 年間チャートでは1992年の37位、1993年の10位で、歴代チャートでは36位となっている。
  • 中山美穂・WANDSの双方で最大のヒット曲となった。ただ、発売当時のWANDSは完全にバックバンド扱いで、なぜ当時のスタッフが無名だったWANDSを起用したのかは不明。
  • 翌年にはWANDS単独でカバーしており、織田哲郎がセルフカバーしたVer.も発売された。
  • 現在では「24時間テレビ」の定番ソングとして定着した印象がある。

果てしない夢を(1993.6.9)

最高2位・売上72.6万枚

ZYYG, REV, ZARD & WANDS featuring 長嶋茂雄

  • 作詞は坂井泉水、作曲は出口雅之、編曲は明石昌夫。
  • 日本テレビ系『劇空間プロ野球93』のテーマソング。
  • 1993年の年間チャートでは39位となっている。
  • ビーイング史上で最も豪華なコラボで、何よりも「ミスター」長嶋茂雄がいるのが凄い。あのミラクルボイスは夢を与えてくれる。
  • ドラムの感じが出荷時期によって異なり、初回盤が「黒盤」、通常盤が「白盤」と明確に区別されている。
  • 同年12月にはREV(出口雅之の別名)によるセルフカバーVer.が発売された。
  • 現在のところ、ZARD以外ではアルバム未収録である
  • 2018年にはDAIGOがカバーしたが、やはり正統なカバーを実現して欲しいところ……ZARDトリビュートのSARD UNDERGROUNDにお願いして、ミスターの息子・一茂も加わって「ZYYG, REV, SARD & WANDS feat. 長嶋一茂」でやってもらいたいものだ…。

 


 

以上です。1月には木村真也が療養から復帰(完全ではない)して、期待と不安が交錯しながらも「WANDS」完全復活を楽しみにしている人も多いと思われます。今後は第2期も含めた全曲配信のスタートもあるのでしょうか!?

 

今日はこれで終わります。なお、同時期にデビューしたビーイング系のZARD及びDEENのシングル一覧は以下のリンクを参照して下さい。