GET LOST! -44ページ目

限界速度

君の瞳の中切ないほどに
澄み切った光が潜んでいるよ
壊れそうなほどにもうぐらついている
自由への確信は何処へ逃げた?


この腕に繋がる鎖
束縛から今、放たれる!


できる限り遠く逃げてしまおう
牢獄に連れ戻されないように
明日に沈む陽が紅く揺れてる
この時間を奪っていくように


この先に転がる困難なんて
今から心配してもきりが無いんだ
いっそのこと空へダイブしようか?
このまま僕は自由に抱かれていたい


手をかけてるドアのノブは
このまま開けてもいいのだろうか?


できる限り早くあの地平線へ
鮮やかに輝く虹へと向かって駆け出そう
必ず手が届く永遠の光に
沈んで永久に眠りたい

呼び覚ます記憶に懐かしさは
いつの日にも潜んでいる
辿っていく過去も進んで行く未来も
平行に真っ直ぐに伸びてる


僕の残した足跡はこの先どこへ繋がるのだろう?

君は何処へ

渦巻く心の螺旋より高く
とめどなく続く悪夢
目覚めのときはいつもそばにあなたが
居てくれるの・・・?


差し伸べたこの手のひら
一体何をつかみたかった?
力無く重力に負け落ちる
むなしい僕のこの気持ち


あの空へと続く
舞い上がる僕の吐息
白くにごった筋に
切なく雪は降り続く


夢見ることさえ恐れているよ
あの面影を探して
過去から動けない僕は情けない
明日への光が見えない


繰り返すこの毎日
時計はもう時間を刻まない
冷たく深く積もる不安には
与えられるぬくもりは無い


風が揺らいでいる
君がそこにいるのかな?
探し続けていても
僕は檻の中独りぼっち


渦巻く心の螺旋より高く
とめどなく続く悪夢
目覚めたときはいつもそばにあなたが
居てくれたならいいのに・・・


捜し求めているモノは愛情?
それとも太陽のぬくもり?
僕は今でも融けない雪を抱きながら
永遠の寂しさに沈んだ・・・


見上げる空に輝いた
無数の星を追いながら
僕は出られない迷宮へ
いつの間にか迷いこんだ・・・


渦巻く心の螺旋より高く
とめどなく続く悪夢
目覚めたときはいつもそばにあなたが
居てくれてたならいいのに・・・


見上げる空に輝いた
無数の星を追いながら
僕は永遠に凍りつく
鳥かごの中に残された・・・


僕は出られない迷宮へ
いつの間にか迷い込んだ・・・

last time

晴れ渡るあの空には必ずどこか隙間がある
ひび割れたガラスのように太陽の光流れている


わずかな隙間も伝う流れる水はただ行くほうへと
すべて身体を任せて生きる証を掬い取って


揺れる眩暈もう少し僕のそばに居て欲しいよ
寂しさに負けて守れそうも無いから・・・


忘れたころに蘇る渡る風は花の香りAh・・・
何処で出会ったのかさえも覚えていないよ僕は朽ちて・・・


ねぇもう一度だけ君の笑顔僕に見せて?
ねぇ僕の掌に涙をこぼして?


最後の瞬間まで温もりそばで感じていたい
お願い忘れないでそばに居たことを