GET LOST! -42ページ目

堕ちる

瞳を閉じて歌う 光が流れを変える
波紋が広がり行く あなたがそこに居るの?


僅かな期待も霞み 揺らいだ信じる心
扉の鍵は何処?


何が夢で何が嘘なのか判らない
暖かなこの日差しは本当の夜明けなの?


流れるあなたの血が 僕に流れ込んで


途切れない哀しみを見た


あなたの名を声が枯れるほど呼んでいる
もう一度この僕に微笑みかけてよ
暗闇はもう夜明けを迎えたから・・・
瞳を今開けてよ もう一度だけでいいから・・・


光が注いでるのに・・・

弾むその声 輝く笑顔 まぶしいくらい
君のすぐそばで見つめてたい いつまでも
こんなにそばで ぬくもりを 感じていても
つかの間の幸せなんだろうな いつかは消えて・・・


鮮やかな空の色に 吸い込まれる 風が
僕の胸の奥を 透かすようで 君がそばで壊れてゆく・・・


いかないで まだこの手をずうっと 握っていたい
いつの間にか僕らは 離れ離れに なったのかな・・・


冷たいその指先をそっと 暖めるように
ゆれる空気が僕を包んで 眠りへと誘う


「苦しい」なんて 言わせてもくれないんだ
どんなに悲しいときも あなたがそばで ただそっと 見つめていたね


もう少し あなたのことをそっと 包めたなら
痛みさえやわらげれる やさしい時間が・・・


いかないで この腕で君を 守りぬくよ
だからもう少しそばで 僕のことを 見つめていてほしい・・・ 


もう少し・・・

空に

赤く咲き誇っている 
ハイビスカスの花びらがほほをやさしく撫でる
甘い香りと輝く朝日の下で
揺らめくあなたはまるで人魚姫さ


壊れそうなこの心もまるで晴れ渡るよ
すべてが無に帰っていく
魔法のような休日


わたるあの雲追いかけ走っていこう
吹き付ける向かい風でもさわやかだよ


苦しい過去を消し去ってくよ
あの日と同じだね
忘れられないその笑顔をこの胸に抱いたまま


零れ落ちるしずくは
透明な僕の涙


素敵な日々に抱かれてく
僕は単純だよね
傷を深く負っていても忘れてしまえるよ


どこまでも駆けていこうよ
僕らのスピードで
風は相変わらず
追い風にはならない


空に解けてしまう この胸の奥までも・・・