fallout
忘れられぬ歌堕ちては響いてく
零れた滴が波紋を広げ静寂から
今放たれた僕は今自由の身
燃えつきほど今羽ばたく
太陽に近づく翼が燃えようとも
雲を裂いて堕ちようとも
想い出の揺り篭まだ抱かれている
壊れたオルゴールは不協和音を奏でて不安を
今掻き立てる目隠しに焦ってる
どうせ闇なのに取り乱して
前が見えない当たり前なのに
僕はもがいてただ羽ばたく
夜は明けない明日もやって来ない
地平線を照らす太陽に恋焦がれ
闇に蝕まれ羽は朽ちる
あなたが恋しくて今でも涙を流す
求める光はここには無い
君の記憶
目覚め行く君の記憶がこの胸の奥底へ灯を燈し
地を蹴れば何処までも飛んでいけそうな軽さを味わってる
美しく激しい夢
さぁ響け僕らの声
無限の世界へと
僕を眠りから覚ます君の歌声が降り注ぐ
鮮やかに染まってく未来は
押し開ける扉の向こう
煌く眩暈眩しくて足取りは覚束ない
声が枯れ果てるまで
さぁ叫んでいるから
君の名前を
この掌で掴んだ光は確かに在ったよね?
開かれた扉の先はいつも輝く世界が広がっていた
一歩先も見えないくらい闇だけど・・・・
胸に刻んだ名をいつも思い出して進むよ
だから独りじゃ無いよ君がいるから僕は
いつまでも羽ばたいてく
ボクハケダモノダ
「君が欲しい」
全て飲み干したい
ボクハケダモノダ
舌先を絡めあう
肌が溶け合う
熱を触れ合う
ボクノスベテヲキミニ
注ぎたい
抜け出せない
快楽と
もう少しあと少しでいいから
この涙も この欲望も
全て飲み込んで・・・
”愛し合う”
それだけじゃ僕には足りなくて
哀しみが癒されない
君のこともっと満たしたいけど
今の僕じゃ足りなくて・・・
乾いてるこの胸を潤せば
少し落ち着くのかな
それでもまだ君が欲しくて
たまらないんだよ・・・
”愛し合う”
本当はそれが正しいけど
罅割れた心にはそれが
理解できないみたいなんだ
今はただ君が欲しい
”欲しい”
求めることしかできない
不良品のこの僕を
ただ黙って受け入れる
君がとてもやさしくて・・・