夜羽
夢うつつ新しい明日へ目覚める
窓の外には上弦の月が照らして
僕を青く染める光の中
生えたばかりの羽を高く広げて
壊れた街の上に今飛び立ってゆく
満ちては欠ける真暗な夜に沈む
開け放つ空星が降り注いで
瓦礫の上のささやかな歌は
遥か未来を照らす僕の歓び
まだ堕ちるだけでも今飛び立ってゆく
星のない空
鮮やかに描いてゆく
この軌跡は
夜空を切り裂いてく・・・
開いたばかりの蕾も歌う
生えたばかりの羽を高く広げて
壊れた街の上に今飛び立ってゆく
腕を広げて飛ぼう君も連れてゆくから
スカイハイ
目的地はどこか
忘れてしまった
行き着くところまで
歩けば良いさ
振り返ればいつも
見知らぬ道で
広がる空はいつも
雲ひとつなく
思い出したくないことも
独りでに浮かんであふれ出す
目を瞑った過去も
今では苦しくてもまっすぐに見つめて
居られる気がするよ
だからもう少し僕は前に進める
必ずしも正しい道をたどれる
わけではないことは誰もが知ってる
この道の先には何があるのか
それは神様だけが知っているんだ
運命なんて信じないけど
明るい行き先を願ってしまう
入り組んだ迷路に迷ってしまうけど
自分を信じて進もう
たとえ後悔しても
僕の選んだ道だからもう少し進める
ひたすら前に進んで
晴れ渡る空が僕を包む
思い出したくないことも
独りでに浮かんであふれ出す
目を瞑った過去も
今では苦しくてもまっすぐに見つめて
居られる気がするよ
だからもう少し僕は前に進める
この空に羽ばたく
僕は真白な翼をこの背に持ってる
限りなく青空に近づきたいよ
青色にただ抱かれていたい
ひたすら前に進んで
晴れ渡る空が僕を包む
going
走り続けてる 空の果てまで
あの青は何処まで続いているのだろう?
終わることの無い道
立ち止まらずに 流れる風景はもう荒れ果てた地の果て
夜も駆け抜け ただ明るい太陽を
時間を越えて それだけを目指して
鏡に映った 僕の姿
ぼろぼろになってても 君の手は離さずに
争いの終わった 穏やかな世界を
君の目の前に いつか見せてあげたい!
僕たちの軌跡は この空も引き裂いて
輝く明日へ ただひたすら進め!
歩きつかれ 倒れてしまいそうでも
君を離さないから・・・
夜も駆け抜け ただ明るい太陽を
時間を越えて それだけを目指して
僕たちの軌跡は この空も引き裂いて
輝く明日へ ただひたすら進め!