A邸 リホームプロジェクト レポート-04 by山中コ〜ジ

だいたい週に一度は現場に足を運ぶ。

先週の状態よりもかなり進んでおり、作りつけの家具や壁なども徐々に作られ大まかな空間が姿を現してきた。

完成が楽しみだ。









この日はクライアントと現場で待ち合わせをした。

進行状況やその他の決定事項を話すためである。

ご主人にお仕事から戻られる道すがら来ていただいた。

ちなみに、奥様はしばしば現場で待ち合わせをし案内をするのだが、ご主人はほとんど現場には来られない。

「俺は任しているから見ない！」と、気持ちの良い一言を頂いてはいるが、本当に来られない・・・。

その言葉がかえって気を引き締めさせられる。

この日も来ていただけないかと密かに心配はしていたのだがスーツ姿で登場！

かなり際どい決断を迫ったのだが、快く快諾して頂き一同ホッとし、また作業が進められた。

流石！男前である！！

リホームとは言え、かなりの大金が動く仕事である。

設計者と工務店だけでは決して上手く良い仕事が出来ない。

金銭的な問題以上にクライアントの器量により完成する物は大きく変わると思う。

今回のような理解あるクライアントに巡り会えて設計者としてはかなり幸せである。

GENETO
山中コ～ジ

A邸 リホームプロジェクト レポート-03 by山下麻子

フローリングの床材は半分ほど貼り終えられ、壁の配線や天井の下地材もむき出しの状態でいよいよこれからという感じです。







脱衣室の床の補強も順調に進み、リホームとは単に見た目を新しくするだけでなくさらに安全で現状よりいい状態の生活を提供することが大切だと思います。



我々は毎回模型を必ず作ります。それはクライアントとの打ち合わせや現場の大工さん達の作業が円滑に進められるようとの意図からです。



この模型が現実のものとなって完成したとき、きっと窓から見える風景も輝いて見えるのが愉しみです。




【DATA】

　場所：　　　京都府城陽市
　1階リホーム面積 ： 　47m2 （14坪）
　2階リホーム面積 ： 　10m2 （ 3坪）
　外構リホーム面積： 　38m2 （12坪）　
　リホーム部総面積：　 95m2 （29坪）
　工費　 ：　約800万円（設計料別）

GENETO
山下麻子

A邸 リホームプロジェクト レポート-02 by山中コ〜ジ

解体が始まった。

既存部分の傷みが予想以上に大きい。。

特に浴室部分の柱と大引きが腐食しており補強の増加や柱の差し替えが余儀なくされた。



この辺りが新築とは違いリホームの抱える最大の問題点だとも言える。




しかし、古い部分や傷んだ部分を治し、新しい時代に合うよう作り直すというのも大切な考え方だと思う。




【DATA】

　場所：　　　京都府城陽市
　1階リホーム面積 ： 　47m2 （14坪）
　2階リホーム面積 ： 　10m2 （ 3坪）
　外構リホーム面積： 　38m2 （12坪）　
　リホーム部総面積：　 95m2 （29坪）

GENETO
山中コ～ジ