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宮城県多賀城市等の孤立した街にも支援の手を!!テレビの力と報道のジレンマ by 山中悠嗣

東北関東大震災で被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興と安全回復を心よりお祈り致しております。

3.11の大震災から13日がたちました。
いまだに孤立状態の地域が東北にはいくつもあると言われています。

私の義兄から寄せられた情報で、そう言った地域の一つとして宮城県多賀城市の状況を教えて貰いました。
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この地域も壊滅状態にあるらしく、支援物資も自衛隊もまだまともに入ってきていないそうです。
このBLOGを読まれた方、宮城県多賀城市にも支援の手が伸びるように働きかけてください!!

現地の方からの深刻なメールによるSOSをうけ、義兄はすぐにトラックで支援物資を運んだそうです。
その後、現在に至っても状況は良くなることはなく、悪化をたどっているということです。

この状況をテレビ局の人に伝えて幅広く知って貰うことで、支援の手が伸びるのではないかと言うことで、知人の某テレビ局の方に状況をお伝えし、なんとかテレビで取り上げて、偏ってしまっている支援の手を広げるきっかけを作って欲しいと伝えました。

その方は、もちろん快く承諾いただき報道担当者に連絡をしていただきました。

しかし、今回お願いしたテレビ局の現地報道担当者は、テレビで報道することをすぐに判断出来ないと言うことがテレビ局事態の現状のようです。出来る限り、ということでした。各地でこのような状況が起きているだけに、被害の甚大なほうにばかり目がいってしまうと言うのは、残念なことでもあります。

こういった場合のテレビの力というのは、非常に大きく被災者の方にとっては、力強い存在であり頼りにされているところでもあります。
この力が、時には諸刃となり報道された地域には、支援物資などが多く集まるものの、その周辺までは届かないという状況が現状起きています。
その辺りが効率よく働くように各局同士で分担など出来れば良いのですが、どの局も同じ場所に集中してしまいがちです。この現象は、視聴率を得るために報道をするという論理から起こっていると感じさせられます。

本末転倒というか、報道の機能を少し勘違いしてしまっているということなのでしょう。
こういう事態にあっては、視聴率云々は抜きにした報道を行わないといけないのではないかと、思えてなりません。
一日も早い報道と支援の手が広がることを切に祈っています。

被災地では想像を絶するような状況が起こっています。
被災者が被災者を助けるように動いている状況で、少しでも状況が良くなるように人々が協力出来ることを祈るばかりです。

宮城県多賀城市でいまも奮闘を続けておられるS氏からの悲痛なメールです。
少しでも人々の目がまだ支援の手が行き届いていない所に向けられればと思い、我々のブログの趣旨とは本来違うのですが、今回のブログを書く事にしました。


S氏からのメールを下記に転載させて頂きます。
現地の人の本当の気持ちがここには書かれています。

19日
命からがら地震・津波から逃れられたのに、家を失い食べるものも無く、寒い濡れた服のまま暖をも取れず、そのまま体力を消耗して避難所等で命を失う方も沢山おります。

震災の翌々日物資ゆえ、今まさに必要とする物を運んで頂き、T先輩・A先輩、両名の物資により何名の命が救われたかはかりきれません・・・

頂いた毛布を渡すだけで私の膝下にしがみつき泣きながら感謝されるような状況です。
テレビで放映しているのは表面だけで実際はもっともっと悲惨です。

現地情報としては、
一部電気回復してきました。水道・ガスは未だ先との事です。
道路は津波による、車・死体・民家などで溢れかえっておりましたが
道の両側に寄せられて何とか車の往来ができてきました。
毎日、避難所へ物資を届けるのが精一杯です。
ガソリンも無く大変厳しい環境ではありますが
底尽きるまで精一杯頑張っていきたいと思います。

商売は先も見えず、もちろん経済も廻らず社員を雇用立場として、事業存続も含め全く将来が見えません。食料も無く、連絡もとりづらく、どうやって守っていけば良いかと・・・

まぁ、命あるだけで幸せです。
命があるだけラッキーな人生ですので
上を向いて頑張って行きたいと思います。

本当にT先輩・A先輩、両名には感謝申し上げます。

画像を添付します。国道45号線です。
車の中に亡くなった人がいることを想像してください。
瓦礫の中、道端には死体です。
それが皆さんの家族だったらどうでしょう・・・
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地獄そのものです。
未だに夢であって欲しいと願うばかりです。。。

22日
現況を報告しますと、
気仙沼~南三陸町~石巻(北部)が壊滅的で自衛隊・警察は
ほとんど上記地域へ出動し、私の管轄する塩釜・七ヶ浜・多賀城地域は
支援の空洞化により何も物資が届かない状況に陥ってました。
自衛隊が未だに入ってこないため、我々で炊き出しするほかありません。

行政に炊き出しの食料をわけてもらうようお願いしても、行政も長期戦を鑑み、備蓄したく
食料が目の前にあるのに、「無い・渡せない」の一点張り。
本当の「御上」という存在をまざまざと見せつけられたようで大変な憤りを感じております。

第一陣に必要であった物資は、毛布・米・暖を取るもの。
第二陣として、炊き出しに必要な最低限の食料&備品。
上記は、全てT先輩とA先輩に遠路お運び頂きました。
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炊き出しは2回行いT先輩とA先輩から頂戴した物資は全て無くなってしまいました。

「今欲しいものは何?」と聞かれましても、1日1日に必要なものが変っていくのが現状です。
T先輩に無理を言ってお願いした2回目の物資も、未だに到着する見込みが無く1週間は最低みていて欲しいとの佐川さんの返答です。その物資が到着するころには次に必要なものが出てくるため、現場とのタイムラグが相当出てきております。
故に、「今欲しいものは何?」と聞かれましても何とも言えないのが本音です。

もし可能であれば、本当に心苦しい限りですが義援金をお願いしたいと思います。
借入れをしたくても弊社メインバンクの地銀が機能しておりません。
今後ガソリンスタンドが復旧したら燃料代が必要になり、どうしても先立つものが無ければ動けません。

行政に燃料代をお願いしても、「市役所のどこにその出せるお金あるの?」の返答。
そんな対応しているもので、地震・津波から逃れ生き延びた人も相当数亡くなっております。

各方面に連絡を取り合い、本当に必要なものが出てきましたら改めてご協力の
お願いをさせて頂きます。

なるべくこまめに現状報告をしたいと思います。
皆様の心強いエールを頂戴し大変な励みとなります。
やるしかないので身体が続く限り復興へ向けて頑張って参ります。

多岐に渡るご支援ありがとうございました。


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宮城県多賀城市で被災されている方々、そしてまだまだ支援の手が伸びていない地域にお住まいの方々に、一日も早い支援の手が伸びる事を心よりお祈り致します。



GENETO
山中悠嗣

様々なデザインのスタディをCGで見ていく by 山中コ〜ジ

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現場が続いていますが、以前決定されていないところが30%くらい残っています。
30%といってもそれはスケールの問題で、建築をクオリティ高く完成させる為の重要度は70%以上ある部分について、ほとんどがスタディ段階です。

ファサードについて、インテリアについて、建築の完成と共に決定されるべきところが非常に多いということ、今回我々が取り組んでいる設計の内容が、かなり複雑になっているという事でもあります。

それは住宅の設計のように、「暮らす」という日々の生活シーンに対応する様な、大らかな包容力を持つ建築ではなく、今回の物件はほとんどの例外を除き、ある一定のプログラムを達成するという指名を持った建築でもあるからでしょう。

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目下、我々が苦しんでいるのは、インテリアについてです。
間仕切りの入り方、そして、その間仕切りが空間にどのような影響を及ぼすのか。
模型では非常に検証し難い部分です。
最近は、簡易的な空間を3Dに起こしつつ、マテリアルを貼りながら検討をしています。

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また、空間を分割する為の家具についても検討がなされています。
この家具は、既に模型では表現し難い形状になっており、最終的に3Dに頼らざるをえなくなってきました。
これまでは数時間かけながら、スタディ模型を大量に作り検討を重ねてきましたが、精度や合理性、空間の認知等の点から今回はコンピューターによる3Dに委ねました。

これまでの我々は”物(模型)”を作る事で”物(建築)”について検討するという行為に、縛られすぎていたのかもしれません。
冷静に考えれば、模型でもリアルな建築を理解する事は無理だからです。
そう考えると、建築についての可能性を導きだす事も、模型という呪縛から解放される事でこれまでより以上の可能性に我々は触れることができるということです。

ただ、その可能性には危険性をともないます。
バーチャルでしか物を検討出来なければ、作り方への興味や作法を知らなくなってしまう恐れがあります。
特に、模型を作らなくなった世代が大半を占めれば。。。
この両者のバランスを何処でとるのかは、丁度我々にその選択肢を任されているのかもしれません。
巷では、アルゴリズム建築について話を聞く事が増え続けています。
その内容へと、この話は結びついて行くのでしょうが、その是非について何らかの結果を出す時代が、きっと近いうちに訪れるのだろうと、個人的に期待感を持って仕事をしています。

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それから、JDYについて重要な発表があります。
これまでずっとプロジェクトネームが"JDY"となっていましたが、4月1日にいよいよショップ名が発表されます!

いよいよ仕事は最終仕上げにさしかかろうとしています。
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皆様どうぞご期待ください。



GENETO

山中コ~ジ

堀田ふみ展"KASANE"white&whiteのお知らせ @TANADAピースギャラリー

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堀田ふみはスウェーデンを拠点にテキスタイル作品を作っているアーティストです。

今回の作品展を開催するに至った経緯は、京都嵐山でオープンするお店の間仕切りカーテンを彼女が手がけることになったからでした。
そこで、お店のオープンに先立ち、カーテンのお披露目を兼ねた作品展をTANADAピースギャラリーにて開催する運びとなりました。

特定の空間に合わせて作られたカーテンではあるものの、一般的な既成概念で想像するカーテンとは違い、薄い布を重ね合わせたり、穴をあけたり、着色したりする事で、カーテンというコンテクストを持つ事で生まれる表現の可能性や豊かさを感じて頂ければと考えています。


空間構成は山下麻子(GENETO/pivoto)がおこないます。

堀田ふみと山下麻子は、共にスウェーデン留学時(Konstfack)の旧友であり、スウェーデンでも合同作品展をするなど親しい関係であることから、山下麻子が会場構成をすることとなりました。


堀田ふみ展
KASANE white on white "布と光のインスタレーション”

開催日時
2011年4月12日(火)~4月17日(日)
13時~19時

4月12日(火)18時よりレセプションパーティを開催いたします。
堀田ふみ、山下麻子によるトークショー(インタビュアー:原麻由美

会場
TANADAピースギャラリー
京都府京田辺市宮津宮ノ下33-2

アクセス:
JR学研都市線 三山木駅 徒歩8分(960歩)
近鉄京都線  宮津駅 徒歩6分(720歩)
       三山木駅 徒歩9分(1080歩)

*駐車場が周辺にあまりありません。出来る限り公共交通でお越し下さい。

問い合わせ先:
077 462 7474 (大植)


主催:時代や
協賛:TANADAピースギャラリー/GENETO/株式会社 上原工務店/株式会社 清川ガラス/soto design
協力:pivoto/Nineteen p.m
記録撮影:近藤泰岳

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