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谷山示君とデザインについて @ ポキート(Poquit)

$GENETO-谷山示@Poquit

プロダクトデザイナーの谷山示君が京都に来ている事を知り、待ち合わせて飲みに行く事に。
行った先は河原町三条上がったスペインバル”ポキート(Poquit)”さんです。

とても美味しいお店で、店主の廣岡氏は僕が親しい友人数名とも知り合いだとかで、何かと縁を感じるお店です。

$GENETO-谷山示@Poquit

谷山君とは昨年11月に会って以来なので、久しぶりに色々と話します。
昨年といえば、共同で取り組んだ”catalogue”という本革にプリントをした商品開発のプロジェクトが記憶に新しい。
当時は、谷山君が京都精華大学の非常勤講師をしていたこともあり、MTGは毎週おこなっていました。
酒に強くトークも面白いので、一緒に居るとついつい飲み過ぎてしまう。
年齢は35歳と僕より少し先輩にあたります。

$GENETO-谷山示@Poquit

話す内容といえば、先ずはプロダクトデザインやそれらに関連した内容。
建築のデザインとは全く違う世界が広がるプロダクトデザインの世界。
彼からの解説を聞くと、現在のプロダクトデザイン業界の実態や、メーカーというプロダクトを作り出す大本について、経済との繋がりについて等々、面白おかしく解説してくれます。

$GENETO-谷山示@Poquit

デザインは非常にコミカルで、面白く魅力的な物が多い。
そんな彼だが、メディアとは一線を画しているという。
確かに仕事の内容を考えると、もっとメディア露出しても良さそうだが、どうやら性に合わないらしい。
それでも色々なメーカーから仕事の依頼が来ている様子なので、見ている人は見ているということだろう。

$GENETO-谷山示@Poquit

今後、彼が求めるデザインの矛先は、物事のパッケージングデザインやアートディレクション等インターフェースに留まらず、デザインする対象物のシステム開発までをおこなっていきたいらしい。
その為、現在は中長期的な視野に立った今後の展開について、戦略的に動いているとの事。

変わった風体と低い声からボソボソと繰り出される発言は、なかなか的を得た面白い話が多い。

僕と飲終わると、クラブ(踊りに?)へと消えて行った。
不思議な人物。



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catalogueについてはコチラ(GENETO blog)コチラ(pivoto blog)

谷山示(web)


GENETO
山中コ~ジ

ANCA(アンカ)の送別会 by 山中コ〜ジ

$GENETO-ANCA送別会

6月から来ていたイギリスからのインターンAnca Milutが、3ヶ月間の期間を終えるということで、ささやかながらGENETO京都チームで送別会を開きました。

行った所は、祇園京都ホテルの屋上でやっているビアーガーデンです。
京都のビアガーデンといえばホテルアバンシェル京都が最も良いが、近場の祇園ホテルにておこないました。
ビアガーデンといえば「日本の夏」というイメージがあるのですが、Ancaの祖国ルーマニアにも、そしてイギリスにもあるらしい。

$GENETO-ANCA送別会
海外からのインターンを受け入れると、GENETOにとっても学びが多いです。
色々な刺激を受けると同時に、日本人では共有しきれない思考回路を持っていたり、事務所の空気感が変わる事が解ります。
通訳をしてくれている山下麻子と吉田澄江は非常に大変そうなので、少しは僕も話せた方が色々とノンストレスで仕事が捗るのですが、なかなか語学力はつきません。

$GENETO-ANCA送別会

インターンとして何故日本まで来るかと言うと、彼女の場合はRIBAというイギリスで建築家になるために、必要な条件だからです。
RIBA取得については実績経験が重視されるらしく、日本の建築士資格システムを経るプロセスとは少し違います。
どちらが良いかについては不明ですが、資格を取得するのに実績を積む事が重視されるシステムは、設計事務所と学生の相互が利益を得られると言う点から見ると素晴らしい。
それに引き換えると、日本の建築士資格取得のシステムで最も利益を得ているのは、日建学院と総合資格でしょう。
ここは引っかかる点です。

話はAncaについて戻りますが、女性らしい優しい心遣いができる人です。
設計についても、図面や模型を日夜作ってくれました。
特に、LONDONのNRW-projectを抱えているGENETOにとっては、LONDONに長く住み続けている彼女の意見は非常に貴重でした。
日本人の生活習慣から来る建築設計の常識と、ロンドンでの生活習慣が全く違うため、彼女の提案や意見は何かと参考になります。

美味しいビールを頂きながら、ジャンクフードを食べる。
僕が英語を話せると、建築の事や京都の事について色々と話してあげられるのに、自分の力が至らぬ事に少しだけ申し訳なくなります。

$GENETO-ANCA送別会

一次会が終わり、二次会はGENETOの行きつけ”スナックおおの”へ。
この日はたまたまお客もいなく、貸し切り状態。
ママが送別会と聞き、お手製グラタンを作って待っていてくれました。
3ヶ月前、歓迎飲み会でAncaを始めてここへ連れて行きましたが、この時はカラオケを歌う事を拒否していた彼女でしたが、どんな経験を3ヶ月間で積んだのか分かりませんが、3ヶ月ぶりに歌うカラオケはなかなか成長しており、躊躇無く歌います。
僕からの依頼でLADY GAGAを2曲歌ってくれました。

$GENETO-ANCA送別会

途中からpivotoミスターも合流。
Ancaの為にとダンスを披露してくれました。

こうして、Ancaと過ごした3か月間が終わりました。
次回会う日はNRW-projectの現場でロンドンを訪れた時でしょう。

建築の設計事務所をしていて、自分の仕事を通して世界中の色々な人と繋がることができる事は非常に幸いです。
今後も、益々世界と繋がりをもって仕事をしたいと考えているので、海外からのインターンは大歓迎です。
ところが、昨今では原発事故があって以来、決まっている海外からのインターンも国からの渡航許可が得られない等、急遽来なくなったりしている事例がGENETOだけでも既に2件あります。
それだけ、日本の国(政府や東京電力)に対する世界の信頼は低いと言うことでしょう。
また、僕達が知らされていないだけで、実は日本の国土や国民が放射能被害を既に受けている可能性もあります。
政府や東京電力の一刻も早い、原発問題の解決を望むのみです。

僕達が生活していて、節電などの一般的な影響を原発事故以来受けていますが、それ以外にもインターンのキャンセル等、上記した事柄が僕達にもリアルな問題として存在します。
そう考えると僕達の想像以上に、密接な関わりを世界各国と日本、そして個人レベルで持っているのだと言う事が解ります。

逆にそんな時代だからこそ、建築を通して世界の人々と繋がりを持ち、ビジネスとして建築の仕事ができる市場を構築できればと考えています。

AncaがGENETOに来て色々な事を考え、学びのあった3ヶ月間でした。
ロンドンもしくはルーマニアで、建築家を目指してこれからも頑張ってほしいです。


関連記事

Ancaについてはコチラ

NRW-projectについてはコチラ



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山中コ~ジ

地域の夏祭りの重要性 by 山中悠嗣

東京事務所が目黒の不動前に移ってから四年目となります。
去年も同じことを書いたのですが、今年も夏祭りのお神輿が事務所の前を通過しました。
$GENETO-不動前
9月になってからなので、秋祭りなのかもしれません。
でもこのお神輿というか太鼓をみると夏が終わるような感覚を持ちます。
何気ないことですが、ある行事を堺に次の行事の支度が始まり、その行事の次はまた次の行事の準備というように季節感を持った行事が有ることで一年のうちで、今現在どこに自分が位置しているかが実感できるように思います。
カレンダーで数字を見て理解するより実感が湧いてくると思います。
$GENETO-不動前
身体で感じる季節感といえば、目黒ではさんま祭りも行われました。
今回は、震災の影響もありながらも行われたということもあり、人出がすごかったようです。

生活していることにほとんど関係していない様に思われる周辺の出来事が今を具現化してくれて、実感として感じさせてくれているように思います。

地域に馴染むことは、ある意味面倒なことではあるものの、行事に関わる事によって得られる実体感は、重要に思えるこの頃です。
PCが発達しインターネットが普及すればするほど、自分のリアルに置かれている地域と身体が接続するということの重要性を感じます。
たまたまですが、京都事務所は引っ越したときに新事務所では町内会に入らないといけないということがあるらしいのですが、それはある意味でチャンスと思っています。
自分がその町の一部になり機能しているような実感を得られるのではないかと期待をしています。

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山中悠嗣