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雨と読書は相性が良い


本が読めなさすぎる私が出会った

衝撃の本について書いています。



現在の本離れ

それは日本人の読書に対する姿勢も

関係している?


本は良いものだから読みなさい

これさえ読んでおけば間違いない

この本、めっちゃいいから…


そんな受動的な読書をしてきた人

いませんか?


それに対して

著書の三宅香帆さんが言われる読書とは


本のなかには、私たちが欲望していることを

知らない知が存在している。

知は常に未知であり、私たちは

「何を知りたいのか」を知らない。

何を読みたいのか、私たちは分かっていない。

何を欲望しているのか、

私たちは分かっていないのだ。

だからこそ本を読むと、

他者の文脈に触れることができる。

自分から遠く離れた文脈に触れることーー

それが読書なのである。


補足すると

この文章の前に

2000年代の読書についての

章があります。


2000年代ー

インターネットが普及してきた時代

「情報」が台頭してきた時代。


そして読書と情報の差を

三宅さんはこう表しています。


知識のノイズ


つまり

情報は私たちが知りたかったこと

そのものであるのに対して


読書で得られる知識は

予想していなかった展開であり

ノイズー偶然性が含まれると。


ノイズを避け

自分から遠く離れた文脈に触れる余裕が

なくなってしまった私(やあなた)が

本から遠ざかってしまった。



ちょっと思い出したのだけど

最近図書館の本の配置の仕方を

従来の配列を超えて

遊び心?迷うことを楽しんでもらうような

実験をすることがあった。

これも一種のノイズである。


それに対して

探しにくいと不快感を表される人

偶然の出会いを楽しんで下さる人

いろいろだったけど、

その差は余裕のあるなしの表れかなと思ったものだ。



それなら

再び他者の文脈に触れて

予想外の展開との出会いを

喜べるようになる日が来るのか?


明日に続きます。








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