こんにちは!彩苑です。初めての方はこちらもどうぞ→プロフィール
冷たいお蕎麦、いいよね
司書の仕事をして
良かったと思えることに
思いがけない本との出会いの機会が
他の人より多い
というものがある
今回ご紹介する本も
この仕事をしていなければ
読むことはなかったであろう
『自閉症の僕が跳びはねる理由』
東田直樹/著
たまたま作業のために手に取った本を
パラパラとめくっていて
最初に飛び込んできたのが
この文章だった。
どうして水の中が好きなのですか?
僕らは帰りたいのです。
ずっとずっと昔に。
人がまだ存在しなかった大昔に。
自閉症の人たちは、僕と同じように、そう考えていると思います。
(略)
じっとしていても、動いていても、水の中なら時間が一定の間隔で流れているのがよく分かります。
僕たちには、いつも目や耳からの刺激が多すぎて、1秒がどれだけで、1時間がどれだけなのか見当もつきません。
自閉症の人には自由がないのです。
私がこの文章に対して感じたのは
次の3点でした。
1.これを書いた人はどうやら自閉症である
2.自閉症の人がこんな文章を書くのか!
3.自閉症の人の感覚はこんなだったの⁈
大変失礼な感想が含まれていることを
お詫びします。
自閉症の方に対して
無知で偏見があった
私の考え方を
改めさせてくれた
この本について
明日も書いていきます。
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