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昨日のブログの続きです。



えらいてんちょう(以下“えらてん”)は

サラリーマンが無理という理由で

しょぼく起業


事業計画も立てず

資金も借りず

人を雇わず

什器も買わない


結果、商売繁盛で 一部事業は

人に譲渡するほどになります。


  ​成功の理由は


ふつうの(しょぼくない)起業とは

考え方が真逆

そうえらてんさんは言います。


しょぼくない起業は

  • 需要がありそうなことを
  • 初期投資をかけて
  • ブランディングして
  • 高価格で売る
このように考えるでしょうが


しょぼい起業は

  • 生活の中で自分のやれることを
  • 費用はかけず
  • 作業をお金に換える
  • 持っているものでお金を稼ぐ

本の中には何度も
「生活の資本化」
という言葉が出てきます。

えらてんさんが起業した

リサイクルショップやバーで

実際の例が挙げてあるので

気になる方は

本を読んでみてください。



写真お借りしました



  ​投資してもらうには


お金を出資してもらわない

えらてんさんですが

どうしても準備資金が必要な人に

「投資してもらえる人になる方法」を

書いています。


それは

「お金を持ち逃げしない」

………………………………

何を当たり前なことを!って

思うでしょう?


でも

まだ何も始めていない人が

「こんなおもしろいことを

 やりたいんです!」

と言うよりも


何かを始めた人が

「この部分でどうしても

 お金がないんです!」

と言った方が

出資を受けられる確率が高いそう。


つまり

完璧なものでなくても

自分で出来る範囲でやった

成果物を持ってくる人の方が

お金を持ち逃げしないと判断される。


投資家は

「やりたい」から「やり始める」までが

いちばん労力を必要とすることを

自分の事業で知っているから。


極端な話

斬新な起業アイデアを出せる人よりも

体を張って出資者の家の草むしりを

する人が信用される という話も

書いてあって


日本昔話の例えみたいで

ちょっと面白い。



お借りしました



  ​つらいことはしなくていい


この本、事業を立ち上げたい人向けの

つもりだったそうですが

就活や、アルバイトや

その他いろいろなことで困っている

現在は起業なんて考えていない人にこそ

読んでほしいと書いてあります。


つらいことをやる必要はないから


えらてんさんは

サラリーマンが嫌で逃げた


嫌なことから逃げないと

人は死ぬそうです。


嫌なことから逃げられた人は

簡単には死なないと


だから、サラリーマンが嫌になった人や

アルバイトがしんどい人は

そこから逃げてもなんとか

やっていけるよう

方法を紹介したのが

“しょぼい起業”だったのです。


しょぼい起業の考え方

私のような根っからの勤め人には

正直理解しきれない部分もありますが

知っておいて損はないと

読んだ今は感じています。



2020年、「持続発展編」が

出版されました。






 



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