自衛隊前 ('02.2.7)
この駅が、地下鉄南北線・自衛隊前駅。
地下鉄といっても地上区間だが、地上区間でも、線路の上に屋根があるところがさすが雪国。
- ドラえもんだらけの夜行急行はまなす（青森→札幌）
- さっぽろ雪まつりにゲームキャラいっぱい（札幌・大通）
- 真駒内の巨大滑り台と、羊ヶ丘のクラーク博士（札幌・自衛隊前、羊ヶ丘）
- 雪の中の札幌ドームと、すすきの会場の氷像（札幌・福住）
- 光に彩られた夜のさっぽろ雪まつり（札幌・大通）
自衛隊の敷地内にある真駒内（まこまない）会場。
例年、すべり台がついた、人気キャラクターの大型雪像が作られ、子供たちに大人気。
今年は『クレヨンしんちゃん』だった。
ご覧のように、家族連れでたいへんにぎわっている。
また、幼稚園単位で来る子供たちも多い。
中澤裕子さんに似た保母さんが、大勢の園児たちを引率していた。
※この年の春に公開された映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ！戦国大合戦』のプロモーション。
映画『クレヨンしんちゃん』の中でも、前年の同じ原恵一監督による『嵐を呼ぶ モーレツ！オトナ帝国の逆襲』とともに屈指の名作と評された作品で、後に山崎貴監督により実写映画化されました（『BALLAD 名もなき恋のうた』主演・草彅剛、新垣結衣）。
「HOKKAIDO HISTORY」と名づけられた雪像。
旧道庁と、青函連絡船・摩周丸に加えて、早期実現を願って、北海道新幹線の像も作られた。
年内に東京から八戸まではつながるし、南のほうでも、熊本と鹿児島で建設が進んでいる。
北海道に新幹線が通る日も、案外遠くはないかもしれない。
※北海道新幹線は、14年後の2016年、新函館北斗駅までが開業しました。
こちらは、しまじろうのすべり台。
しんちゃんに負けず劣らずの大人気で、階段のところに行列ができている。
自衛隊のラッパ隊による演奏も。
※真駒内会場は、陸上自衛隊の真駒内駐屯地に設けられていましたが、2005年を最後にここでの開催は終了しました。
地下鉄の高架下に展示された、バスやロープウエーの車両を見ながら駅に戻る（交通資料館があったのだ）。
いったん雪まつりから離れ、前回行ってない、札幌の観光地巡りといこう。
南北線で大通へ戻り、東豊線に乗り換えて福住駅へ。
バス乗り継ぎ切符が\430（ゲーム路銀 -\5,730-\430=-\6,160）。
目的地は、クラーク博士の像がある羊ヶ丘展望台だ。
福住（ふくずみ）
福住のバスターミナルまで来て初めて知ったが、自衛隊前駅の隣、真駒内駅から、まっすぐこっちにバスが出てたのだ。
知らなかったから、わざわざ大通経由で遠回りしてしまったよ。
展望台行きのバスは、1時間に1本しか出ていなかった。
仕方がないので、ひとつ手前の「福住3の9」行きのバスに乗る。12時16分発。
途中のバス停が全部「福住○条○丁目」。
8分後、「福住3条9丁目」下車。
さて、展望台はどっちの方向だろうか？
目の前だった。
観光客にとってはわかりづらいので、「福住3の9」の後ろにカッコして、「（羊ヶ丘入口）」とか付け加えてほしいと思った。
この入場ゲートで、入場料\500を払って、凍りかけた雪道を上る。
ちなみに、バスで直接展望台に入る場合は、車内でこのお金を徴収するそうだ。
誰にも踏まれていない、まっさらな雪面が広がる。
この羊ヶ丘は、農林水産省の農業試験場で、雪のない季節には、羊が放牧されているらしい。
「Boys be ambitious」の言葉で有名な、クラーク博士の銅像。
コートのなびくさまがかっこいい。
指差す先には、札幌の市街地が。
背後には札幌ドーム。
浜口庫之助、石原裕次郎両氏の像が入った、『恋の町札幌』の歌碑。
オーストリア館（もと札幌オリンピックのパビリオン）（中央）や、旧北一条教会を再現したウエディングパレス（右側）などの建物群。
これらの建物の左手に、「雪まつり資料館」があった。
入ってみると、過去52回の歴史が、パネルや模型で紹介されていた。
時代時代によって、人気のキャラクターの変遷があり、見ていて懐かしい。
特に、1987年の第38回では、マリオと高橋名人の大雪像が！
（※高橋名人オフィシャルブログに写真が載っていました）
それにしても、ちょくちょく暖冬になったり吹雪になったりしている。
別に今年が特別というわけでもなかったのか。
オーストリア館で月見そばを食べ、羊ヶ丘ストラップを買う。
あとここで、明日行く予定の「小樽よしもと」の割引券をゲット！
時計を見ると、午後2時ジャスト。
1時間に1本のバスが14分後に来るようなので、館内で待つ。
やってきたバスに乗って、福住駅まで引き返す。
地下鉄乗り継ぎ料金で、ゲーム路銀 -\6,160-\320=-\6,480。
（「雪の中の札幌ドームと、すすきの会場の氷像（札幌・福住）」へ続く）
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