過去記事の修正 73 クラシック編 | geezenstacの森

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過去記事の修正 73

クラシック編

 

 

 

 これは本来は旅行記の記事です。初めての海外旅行でヨーロッパを1ヶ月間旅行した時のものです。しかし、内容がほぼクラシックに特化していて、本場のウィーンで予定を変更しオペラやコンサート三昧をした記事です。やはり、当時使用した音源がリンク切れしていましたが、ちょうど旅行当時のレオニード・コーガンの演奏するものが見つかりましたので差し替えました。

 

 

 

 マスネと言えば「タイスの瞑想曲」が有名でしょう。でも、小生が一番最初に聴いたマスネは「ル・シッド」というオペラの中の管弦楽曲でした。たしか、マルティノンがイスラエルフィルを指揮したLPでアメリカロンドンのSTS盤でした。もちろん当時そんな曲は初めて聴いたばかりで、フランスにこんな作曲家がいたのかと感心した記憶があります。その作曲家が「タイスの瞑想曲」の作曲者だと知ったのはずっと後の事です。それよりも、このCDに収録されている「管弦楽組曲」の「アルザスの風景」とか「絵のような風景」を楽しんでいました。

 

 

 

 小生にとってのバーンスタインはあまりピンと来る存在ではありませんでした。アメリカ人のアメリカのオーケストラによるベートーヴェンということもあったのでしょうが、カラヤンのようにベートーヴェンを前面に打ち出してくる制作の意図が感じられませんでしたし、メーカーの方も正面からカラヤンに立ち向かうという姿勢がまったく有りませんでした。何しろワルターを抱えていますし、他にもオーマンディ、セルといった指揮者の全集があったことも影響していたのかもしれません。

 

 

  一枚目のショスタコーヴィッチの交響曲は1979年の録音です。ということは常任がスラットキンに替わった年で、ジュスキントはセムコフの前任ということで、手慣れているということでの登板ということになったのでしょうか。修正にあたり、今回は音源をできる限り収録しました。

 

 

 これは米ウエストミンスターと英ニクサの業務提携で制作されたレコードがオリジナルで、各々から1954年にLPレコードが発売されています。オーケストラ名は変名になっていますが、現在は「ロイヤル・フィル」が実態だったとされています。レコード時代の表記は「フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・ロンドン」となっていました。ウェストミンスター盤のシェルヘンやロジンスキーが振っているのと同じパターンです。ところが、このCDでは、「ロンドン交響楽団」と誤記されています。

 

 

 こういうCDを掘り出し物というのでしょう。捕獲したときはその他大勢の中の一枚でした。何しろジャンク品の中からのピックアップですからね。処が家に帰ってCDを検索して見ると、「ARCO」で引っかかるわけです。アルヴェ・テレフセンというヴァイオリニスト、このCDを手に入れるまで全く知りませんでした。けれど、ノルウェーのみならず、ヨーロッパではバイオリンの神様みたいな扱いの存在ですが、商業主義からはずれた演奏活動をしているので日本ではあまり知られていないようです。

 

 

 「鉄腕アトム」とともに育った年代には、手塚治虫の名前は忘れられません。これは、基本的にはクラシックの入門書なのですが、各作曲家の似顔絵の大部分が手塚治虫の漫画からチョイスされています。これがすごい。ほとんどの作曲家が網羅されています。そして、この本はどの作曲家がどの漫画に登場したかまとめられています。冒頭いきなり、手塚治虫の漫画が登場します。

 

 

 コレギウム・アウレウムのヴィヴァルディなんてほとんど忘れ去られています。レコード末期にはオリジナル楽器のバロックの名盤が当時の発売元であったテイチクからじゃかじゃか発売されていました。その中心だったのがこのコレギウム・アウレウムで、最後には廉価版で再発されていましたので、当時は学生なんかはアーノンクールよりも聴いていた演奏団体ではなかったでしょうか。

 

 

 このCDは、2004年にアメリカのRCAレーベルから発売されました。今はなくなった?ホノルルのタワーレコードで購入したものです。ジャケットを見てもらうと分かるように「RCA RED SEAL」のマークがあるのでこれは新しい録音のホルストの「惑星」かなと思って購入したものです。

 

 

 2006年のモーツァルトイヤーのどさくさに紛れて発売された、柳の下の二匹目のどじょうを狙った40枚組のセットの中に含まれていた一枚です。当たり前ですが、今ではとっくに市場から消えています。という事は入荷した商品は全部売れたという事でしょう。こういうゲテもの好きも結構いるもんですなぁ。まあ、小生もその一人という事になりますがね。先ず、演奏者をほとんど知らない、レーベルも「AMADEO」ならぬ「AMADO」ということでなんか胡散臭い、でも価格は激安、という事で手を出した物です。