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全集としてはこの形で初めて発売されていますが、しばらく前は激安のドヴォルザークの交響曲全集として再リリースされていました。ペシェクはチェコ人でいわゆる本場ものです。リヴァプールフィルのシェフを長く務めていましたので、ここではチェコフィルと振り分けての全集を完成させています。彼の全集の素晴らしいのは、管弦楽作品を網羅していることで、珍しいアメリカ組曲とかのだめで話題になったチェコ組曲もしっかり雌雄録されています。オススメの交響曲全集だす。
CD時代になっても廉価盤の分野ではコロムビアがリードしていましたるこれはアメリカのデルタ社の音源を使って発売した一枚です。どういう関係かは知りませんが元々の音源はカプリッチョです。大穴のシリーズでした。
今はすっかりワーナーになってしまいましたが本来はテルデックとして発売されていたCDです。大元はテレフンケンとドイツデッカが合併してできた会社で本家のデッカがポリグラムに吸収された時、DGGと一緒になるのを嫌って独立した会社です。カイルベルトなんか全部ここで録音していましたからねぇ。好きなレーベルでした。大人のモーツァルトが楽しめます。
まだ、頭髪がふさふさしていた時代のゲルギエフの録音です。これを聴くと、ムラヴィンスキー亡き後のロシアを背負っていたことがわかります。このころはまだちゃんとした指揮棒を持って指揮していました。
90年台後半でしょうか、「ブリリアント」とはまた違った形で激安CDで音楽業界に殴り込みをかけてきたのが「メンブラン」でとた。メンブランは一方では最新のデジタル録音を、また一方では著作権の切れた音源を探し出してきてこちらも激安セットで売り出してきたのです。ここで取り上げたセルのシューマンもそういう録音です。これがまたいいのです。まさしく、セル再発見のきっかけとなったセットでした。
こちらも同じセットに含まれていたシェルヘン/ルガーノ放送Oの熱いベートーヴェンの第5を取り上げています。2度美味しいというのは第5のリハーサルも収録されているからです。それまでシェルヘンはウェストミンスターに担がれただけの色紙やと思われていたのがこのリハーサルを聴いて認識を新たにしました。
このブラームスは伝説の名演でサントリーホールで収録されたライブの音源です。指揮はアバド、オケはベルリンフィルという最強の組み合わせです。多分、アバドがフィリップスに録音した唯一の演奏ではないでしょうか。
これがムローヴァのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のオリジナルのものです。なんと、メンデルスゾーンのもう一つのヴァイオリン協奏曲とのカップリングで発売されたのです。もう、今ではこういう形で発売されることはないでしょう。貴重なCDです。
シルヴェストリはどこがとろくさい演奏で、ストコフスキーに通じるものを感じていました。ですから、レコード時代から結構聴き込んでいました。ここではレコードとして取り上げていますが、もちろんCDも所有しています。独特の節回しが特徴的なドボ8です。当時は「イギリス」というニックネームで呼ばれていました。
世界にはシルヴェストリの熱狂的なファンがいるんでしょうなぁ。EMIからのライセンスで最初に登場したディスキーのボックスセットの一枚を取り開けげています。
こんなCDを取り上げていたんですなぁ。EMIの入門用の廉価レーベルのLASERシリーズです。日本では発売されませんでしたが欧州各国ではこのレーベルでいろいろな音源がはサバイされています。日本ではセラフィムレーベルで発売されたことがあるようですが、ビーチャムやセラフィン、がリエラなどの音源でロッシーニの名曲が集められています。ジャケットのレーベルマークの上には収録時間の記載があって70分以上がこのシリーズの売りであったようです。