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クラシック編
最初にハイドンの交響曲全集を完成させたのはアンタル・ドラティでしたが、CD時代になってアダム・フィッシャーが名乗りをあげました。このアダム・フイッシャーは二度目の交響曲全集にに取り組みましたが、こちらはCDが売れない時代にあって未完に終わっているようです。そんな中、はやりのライブ演奏を収録さいう形でこのデニス・ラッセル=ディヴィスがスポンサーのベンツの協力を得て完成させたのがここに取り上げているものです。いきなり、ボックスセットで発売されてあっという間に市場から消えてしまいました。
ワルターのリハーサルは昔は特典レコードという形で何度となく発売されました・しかし、これはCD時代になってわざわざLレコードで発売されたものです。中古盤のセールで空前に入手しました。
ミュンシュのボックスセールを買った時に集中して聴いたものの一枚です。ミュンシュはフランス人ですが、フランス領のドイツで生まれていて、ドイツ音楽も得意としていました。これは、重心の低いメンデルスゾーンで、メンデルスゾーンがドイツ人であったことを再認識させてくれます。
ミュンシュのシューベルトはそれほど録音が残っているわけではありませんが、こちらも重厚なシューベルトの響きを堪能できます。
EMIに残したパリ管との録音はつとに有名ですが、このボストン響と残したブラームスも忘れてはいけません。こちらはRCA時代に発売されたシルバーラインでのCDです。
同じ音源ですが、ソニーと合併してから発売されたセットでは新しいマスタリングになって同じ録音とは思えない音質に変わっています。それもあって再度ミュンシュのブラ1を取り上げました。
このリビングステレオで再発されたミュンシュは小生の中でミュンシュの再評価に繋がった一枚です。レコード時代名盤と称されただけのことはある素晴らしい演奏です。
通常のレコード店では発売されたことのないCDです。いわゆる通販向けのセットに含まれたもので、アダージョ・カラヤンの向こうを張ってベームものでそれをやってしまったというものです。市販されていないというのは納得のできる内容です。ちなみに通販ものでは「アダージョ・アバド」というものもありました。
国内盤でこんなシリーズが発売された記憶はありません。活躍した場所で切り取ったバッハのシリーズです。なかなかおもし名切り口でこういう側面からバッハを眺めるとまた違ったバッハが見えきます。
セルは意外と他流試合のレコーディングを残しています。CBSの傍系での契約でしたからそれほど締め付けはなかったのでしょう。セルのヘンデルはデッカにしか録音されていませんからこれはこれで貴重です。演奏がロンドン響というのもいいですなぁ。