

2004年 韓国 95分
監督・脚本:イ・ジョンチル
出演:スエ(パク・スエ)、パク・チビン、オム・テウン、チュ・ヒョン、パク・ヒスン
(イントロダクション)
不良の娘と頑固な父親が葛藤を繰り返しながらも、やがては互いの深い愛情に気づく感動ドラマ。主演は、TVドラマで活躍しこれが映画デビューのスエ。共演に「友へ チング」のチュ・ヒョン。窃盗と傷害の罪で3年の刑期を終え出所した少女ジョンウン。家では幼い弟ジョンファンと厳格な父チュソクが待っていた。元警察官のチュソクは娘との3年ぶりの再会にも、あくまで冷たい態度を崩さない。保護観察官の紹介で、美容院で真面目に働き始めたジョンウンだったが、やがてかつての不良仲間のもとへと足が向いてしまう…。
パク・ヒスンの悪役は、
もうあきたので今度はコメディーか何かに挑戦してみたら良いのではと思う。
色んな役をやって幅を広げてほしいなあと思う。
飲んだくれ親父としか思っていなかったジョンウン、
伯父さんに父親の病気のことを聞いたり、
父親の目の怪我の原因が、幼少時に父親の髪の毛を切ろうと、
跨いだ瞬間にはさみが父親の目に落ちてそうなったことを告げられた。
両親はそんなこと何も言わずに過ごしていた。
ジョンウンは父親と衝突してばかりで、その話を聞いた時も、
伯父さんに向かって、父親に言えていわれたの?と言うくらいだった。
しかし、真相を知ったジョンウンは父親に対して持っていた不信感がなくなり、
憎まれ口を叩きながらも父親の傍にいることを決意するが、
昔の悪友に唆されて、あることを決行しようとするが・・・・・・・・・。
余命わずかな父親、自分の死期が近づいていることを自覚してか、
幼い弟に、もしも私が死んだらお前が喪主になる。
だから立派に喪主を務めてくれと、作法を伝える幼い弟は、
目の前の父親がもうすぐ死んでしまうことなど知らずに素直に聞く。
父親の愛がいっぱい感じられて良かったと思う。
もし私が父親だったら口喧嘩か何かの拍子に、
目の怪我の原因を本人に向かって言ってしまいそうな気がする。

2008年 アメリカ・ドイツ 101分
監督:デビット・ウェイン
出演:ポール・ラッド、ショーン・ウィリアム・スコット、ボビー・J・トンプソン、エリザベス・バンクス、ケン・チョン、クリストファー・ミンツ=プラッセ、ジェーン・リンチ
(イントロダクション)
ポール・ラッドとショーン・ウィリアム・スコットの共演で贈る全米スマッシュ・ヒット・コメディ。ひょんなことから子供相手のボランティアをするハメになったダメ男コンビが、筋金入りの問題児2人に手を焼きながらも次第に絆を強め、互いに成長していく姿をコミカルに描く。何事にも後ろ向きなダニーと能天気男のホイーラーは親友同士。2人はコンビで学校を回り、栄養ドリンクの営業に勤しむ日々。そんなある日、駐車違反を強引に逃れようとして事故を起こし逮捕されてしまう。そして、刑務所行きか、問題児を相手に150時間の社会奉仕活動かの選択を迫られる。刑務所よりはと、社会奉仕活動を選ぶ2人だったが…。
どぎついブラックジョークではなかったので、笑えた。
こんな感じのシーンがあった。
ある日、子供とキャンプに行きテント設置していたら、
ホイラーが面倒をみている黒人の子供がいきなり、テントの支柱をおもいきり蹴飛ばし、
テントをこかしてしまう。ダニーはおい何やってるねん?とその子供に言うと、
子供は「おい、僕が黒人だからって疑って!」とぬかす。
ちゃんと見とるがなあこのクソがきがと思ってしまったが、
そのガキが可愛いくて仕方なかった。
全米でスマッシュ・ヒット・コメディと紹介されているけど、
子供と一緒に観るのは、あまりお薦めできないシーンもある。
屁理屈言いのダニーと、本当軽すぎるなあと思うホイラー、
どちらかと言えばホイラーの方がバカにみえた。
キャンプの時に女に誘われ、睡眠薬を服用してそれで睡魔に負けずにヤルのが最高とぬかすが、
女の方が爆睡してしまい、全裸で立ち小便をしようとテントから出て場所を探していたら、
そのまま全裸で突っ伏して翌朝、みんなに発見されてしまう。
自分の担当の子供には、おっぱいとは自分のおっぱい論を聞かせる。
おまえバカかあ?バカ決定。そんな2人が刑務所行きを逃れるために行っていた奉仕活動も、
それぞれの失敗で、もう少しというところで終わり、刑務所行きが決まりそうになる。
それまでの間で、そんなバカ2人だけれど、
それぞれ担当する子供と信頼関係が構築できていた為、
最後にどんでん返しがあり、2人は救われるちゃんちゃんといったエンディングだった。
スマッシュヒットという内容かあ?と思うけれども、まあ面白かった。

2007年 ベルギー・ルクセンブルク・イギリス・ドイツ・フランス 103分
監督:サム・ガルバルスキ
出演:マリアンヌ・フェイスフル、ミキ・マノイロヴィッチ、ケヴィン・ビショップ、シヴォーン・ヒューレット、ドルカ・グリルシュ
(イントロダクション)
「あの胸にもういちど」のマリアンヌ・フェイスフルが、幼い孫を助けたい一心で飛び込んだ未知の世界で新たな人生を見つける初老の女性を演じるハートフル・ドラマ。孫の手術費を稼ぐためそれまで無縁だった性風俗店で働き始めた主人公を巡って繰り広げられるホロ苦くも温かな人間模様をユーモラスなタッチで綴る。共演に「アンダーグラウンド」「美しき運命の傷痕」のミキ・マノイロヴィッチ。監督はCMディレクターとして活躍し、本作が長編2作目のサム・ガルバルスキ。
この主人公の祖母ちゃんが取った行動に対して、
自分の母親のことを売春婦がというバカ息子、
自分の可愛い孫が命の危機でお金がいる状態であれば、
金策に走るだろう、結局は最初嫌がっていた祖母ちゃん、
でも孫の命を助けるためと割り切って、仕事を始める。
この映画のタイトルのやわらかい手の持ち主は祖母ちゃんで、
それが功を奏して、婆ちゃんは売れっ子になって、
孫の手術の為の渡航費用を稼ぎ出す。
結局、孫の命を救うために動いたのは祖母ちゃんだけで、
息子と義娘は文句ばっかり言って何も行動をしていないのに、
息子は祖母ちゃんがお金を用意してくれて、どうやって稼いだかは内緒ということにした。
バカ息子は後をつけて、祖母ちゃんが風俗店にいるのを見つけて、
狼狽えてしまう、今すぐ辞めろ!と言い電話を目の前でさせる。
俺が金を返すとわめき散らして電話をきる。
仕事もしてないのに何をぬかしてるねん、現実問題を良く考えろ、
そんなことで息子が死んでもかまわへんのか?子供を殺す気か?と思ってしまう。
あの息子、大嫌いなタイプの人種で自分が何をするでなく、人の責任にしてばかりで逃げている人間。
もっと色んなこと考えなあかんやろと説教したくなった。

2009年 ドイツ・オーストリア・フランス 127分
監督・脚本:シェリー・ホーマン
出演:リヤ・ケベデ、サリー・ホーキンス、ティモシー・スポール、クレイグ・パーキンソン、ジュリエット・スティーブンソン
(イントロダクション)
世界的トップモデル、ワリス・ディリーのベストセラー自伝本『砂漠の女ディリー』を映画化した衝撃と感動のドラマ。ソマリアの遊牧民家庭に生まれたワリスが世界的トップモデルになるまでの華麗なサクセス・ストーリーに秘められた波瀾の半生を描き出していく。主演は自身も世界的トップモデルのリヤ・ケベデ。監督は女性監督のシェリー・ホーマン。ソマリアの貧しい遊牧民の家に生まれた少女、ワリス・ディリー。13歳にして、父親に無理やり結婚をさせられそうになった彼女は、都会に暮らす親戚のもとへ逃げ出し、やがてロンドンへと渡る。その後、一流ファッションカメラマンに見出された彼女は、すぐにモデルとして頭角を現わしていくが…。
男の割礼と女の割礼って全然意味合いが違うし、
絶対、女の割礼は止めた方がいいと思った。
この作品を観るまでは、女の割礼がアフリカで今もなお多く行われていることを知らなかった。
またその内容も男の割礼というのは、あれは儀式で後に屈辱など残らないけれど、
女の割礼は儀式でも何でもなく、完全に虐待になると思うし、
完全に男優位の社会で考えられたものなのかなあと思う。
宗教上の問題なので割礼を受けている男、
受けていない男の違いというのは男の方ではないと言って良いが、
女の割礼になると、受けた女、受けていない女の違いというのはかなりあると思う。
女の場合、この作品に出てくるのは砂漠の木の近くの岩場で、
2~3歳の女の子がお母さんに抱えられて割礼されるシーンがあるが、
何をされているかはわからないけれど、その以前のシーンから察すると、
すごい内容が行われているはず、その後傷口が落ち着くまでその女の子は一人で放置されるらしい、
場合によっては、次に母親が様子を観に来た時には亡くなっている女の子もいるらしい。
この割礼を行う側の母親や祖母は何を思うのだろう?
これを変えないといけないと立ち上がったのが、成功してからのワリス、
やはり、影響力のある人間が世間に訴えかけないと、こういう悪習もなおらないと思うし、
知らない人も多いと思う。
男の割礼は命を落とす可能性もほぼ0で後々の自分たちにとっては、
逆にありがたかったりもするかもしれないけど、
女の割礼は命を落とす危険性もあり、
後々にそれが原因で何か別の病気にかかったりする可能性もあるし、
結婚して男が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とする話を聞くと、
またそこで命の危険だってあるのではと思ってしまう。
だから、女の割礼というのは女児虐待にあたるような気がする。
しかし、宗教上の問題で未だにアフリカではこの儀式はなくなっていない。
2月10日は、グループの安全の日とされており、安全大会が催された。
プログラムをみていて、少し興味があったのが特別講演「一流の習慣術~スポーツから学ぶ安全安心」、
講師はパーソナルトレーナーの奥村幸治さんは、1993年にオリックスに打撃投手として入団して、
イチローの専属打撃投手となり、日本最多安打210安打に貢献しイチローの恋人と紹介されていたらしい。
その後、阪神、西武に移籍し、少年野球チーム宝塚ボーイズを結成し、監督になり教え子に田中将大がいる。
カル・リプケン12歳以下世界少年野球大会で全日本の監督を2009年より勤めて、
2011年に世界を達成した経歴を持っている人。
話の内容の構成は、イチローのすごさ、日本の野球とメジャーリーグの指導方法の違い、
今の田中将大がいる理由はとかなどを交えながらの講演だった。
オリックスの監督が土井監督だった頃と仰木監督に変わった瞬間の話をされた。
まず、この講師の奥村さんの話し方がとてもわかりやすく興味津々のないようだった。
土井監督の頃の話を聞くと選手も窮屈な思いをしてやっていたから、あんな成績だったのかもしれない、
試合終了後2時間30分後には宿舎に帰っていなければならない、
移動中はみんなお揃いのスーツを着て移動すること。
雑誌を読んではいけない、音楽を聴いてはいけない、宿舎では門限もあった。
要するに君たちはプロ野球選手なんだ、
だから日頃からみられている自覚を持って行動するするようにと言われていたらしい、
それが、仰木監督に変わった瞬間に、君たちはプロ野球選手なんだ、ここまでは土井監督と同じだが、
その後に続く言葉が、だからグラウンドの上で結果をだせば何も言わない、規則で縛り付けることはしない、
門限もなくすしプライベート自由にしろ!と言ったらしい。
奥村さんとパンチ佐藤・田口が飲んで2時頃に宿舎に帰ると、仰木監督がロビーにいたらしく、
さすがに気まずいなあと思ったら、
仰木監督は「俺も今帰ってきたんだ、お休みと!」自分の部屋に向かったらしい、
その時にパンチ佐藤に向かって、門限あるとわしが遊ばれへんがなあみたいな言葉を言ったらしい、
オリックスの選手は、束縛されなくなり精神的なものが変わっていったのはいうまでもないが、
そんな指導者がさらに選手たちの意識を変えたのが、仰木監督は監督在任中に欠かさなかったのは、
毎日誰よりも早くグランドに来て走るということらしいが、
これを毎回見かける選手たちの意識がかわり、束縛はなくなり自分たちは楽になり、
尚且つ監督自体が試合前に、試合に向けて準備をしているじゃないか、
だから自分らもと選手の士気を、その後姿で選手に知らしめたらしい。
言うまでもなくその後のオリックスの躍進は目を見張るものだったのは記憶している。
だから人との運も大事だぞということで、チームがこうなるとあえて何もする必要はなくなるので、
指導者は楽な状態になるだろう。
後は土井監督時代は、コーチに反抗したイチローは4日だけ1軍を経験しただけだが、
仰木監督になって言われたのが、今年何があろうとお前を1番で使い続けると言われたらしい。
これもイチローが引き寄せた人との運なのか?
土井監督時代にイチローのバットの握りをみて、
コーチがデッドボールが当たったら骨折するぞ!と忠告されたらしいが、
イチローはそんなところに当たらないようにすれば良いんじゃないんですかと言い返したらしい、
コーチの言うことをきかないような選手はいらないみたいな感じで、
正当な理由がないまま2軍落ちになったそうだ。その1年後に仰木監督にかけられた言葉、
これで奮起しない訳にはいかないだろう。
イチローの野球への取り組み方についても話があり、すごく興味深かった。
イチローが2軍で奥村さんが1軍のバッティングピッチャーという時期、
1軍の試合が終了して尞に帰るのが、10時過ぎで隣のイチローの部屋に行っても寝ていたらしい。
しかし、深夜に屋内練習場から打球音が聞こえてくるらしい、イチローがバティング練習をしてそうだ。
たまたまその時は何時間にも及んだらしい、質問してみると僕には課題があってそれに満足できたのが、
その時間であって最初から何時間練習しようという考えはないといったらしい、
奥村さんはこれをひとつ年下のイチローが言ったのを聞いて、おまえ大人やなあと思ったらしい。
奥村さん曰く、調子の悪い選手に投げようかと聞くと、お願いしますと言い特打ちをしたりするけど、
イチローは絶対にそれをしなかったらしい、なぜなら毎日それをしているなら良いけれど、
調子が悪いときにだけそれをするのが嫌だからと答えたらしい、
それをしない代わりに、早く明日をしたいという気持ちを持ち毎日送りたいという考えを持っている。
イチローも人間であり、努力をしていなければこれだけの成績をあげれないし、
どんな人でも頑張って努力をしていれば、何らかの形になるだろうということだろう。
WBCでイチローが試合を決めた一打を打ったときの話を聞くと、
チームメイトであった日本選手にかなりの影響を与えていたのは間違いないし、
あれだけ調子を崩していたイチローが試合を決めたのには、
隠れた理由があってそれをしっかりと見ていたのが4番を打っていた日本ハムの稲葉であり、
稲葉から話を聞いた奥村さんは、それをみていた稲葉選手もすごいよと言ったらしい。
イチローの話が大部分を占めていたが、この時点で自分に息子がいてて野球をしたいと言ったら、
この奥村さんに預けたいなあと思った。
野球が好きで、野球以外のこともしっかりと子供たちに指導してくれるだろうなと思ったから。
こんなに楽しい講演初めて聞いたと思う。
宝塚ボーイズの教え子に楽天の田中将大いるが、最初の練習の時に泣いていたらしく、
どうしたんだ?と聞くと、グローブを忘れたから泣いていたそうです。
そこへ大急ぎで自転車でグローブを届けにきたお父さんが表れたらしい。
奥村さん曰く、今の田中があるのは駒大苫小牧に行ったからと言って過言ではないと言っていた。
このエピソードを聞いて、今時こんな感じの野球部があるのか?監督がいるのか?と思った。
実は大阪の強豪校に進学が決まっていた田中、しかしその話がなくなってしまい、
奥村さんに連れて、駒大苫小牧に練習の見学に行ったらしく、田中が帰り支度をしていると、
監督に言われるでもなく、当時のキャプテンで現駒大苫小牧監督が田中の前へ全部員を集め、
田中に向かって、僕らと一緒に野球しようよ待ってるよと声をかけてくれたそうだ。
その帰りに田中は駒大苫小牧へ行くことを決意したらしい、その後甲子園を沸かせ楽天に入団して今に至る。
あとメジャーリーグと日本のプロ野球の指導方法の違いは?
メジャリーガーが何を思って野球をやっているか?
メジャリーガーが一番欲しがるロベルト・クレメンテ賞とは?
他にも色んな話があったが、どれも興味深い話だった。