2025年のエントリーリストが公開されました。
WorldWCR 女子モーターサイクル世界選手権
ヤマハ YZF-R7のみでおこなわれれるワンメイクレース。
マシンはレンタルで、破損した場合は請求書が届くそうです。
改造範囲はリアサスペンションなど、ごく一部のみ。タイヤも各ライダー共通。
以前、当ブログで紹介した２名の選手がエントリーしています。
# 17 ルーシー・ブデソール選手
#20 ナタリア・リベラ・レセル選手
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
女子モーターサイクル世界選手権 公式
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
日本人ライダーの名前がないのが、さみしいところではあります。
ほかのクラスも見てみましょう。
WSSP スーパースポーツ世界選手権
WSBK スーパーバイク世界選手権、WorldWCR 女子モーターサイクル世界選手権と併催されるレース。
レギュレーション変更により排気量だけを見ると、「これってミドルクラスのバイク？」というマシンもエントリーしていますが、レースのカテゴリー上はミドルクラスです。
※排気量や、シリンダー数ごとに制限がかけられて、全体的にバランスが取れるような試みがされています
WSSPでは、かねてより参戦している #27 鳥羽 海渡選手が引き続きエントリー。
そして2024年 全日本ロードレース選手権JSB1000クラス チャンピオンの #31 岡本裕生選手が新たに参戦しています。
ほかの選手では個人的に、2024年 WorldWCR 女子モーターサイクル世界選手権 初代チャンピオンの #22 アナ・カラスコ選手の参戦が興味深いところです。
冒頭でお伝えしたとおり、エントリーしているマシンもバラエティ豊富です。
岡本選手らが駆るヤマハのニューマシン YZF-R9（888cc 水冷4ストローク・DOHC・直列3気筒4バルブ）
QJMOTOR SRK 800R（778cc 水冷4ストローク・DOHC・直列4気筒4バルブ）
QJMOTORは中国の二輪メーカーです。WSSP300に参戦しているKOVE（日本ではラリーマシンのほうが知名度高いかもしれません）といい近年、世界選手権への進出が著しいです。
WSSP300 スーパースポーツ300世界選手権
WSSPと同じくWSBKと併催されるレース。若手ライダーの登竜門的な位置づけです。
300ccから400ccのマシンがエントリーしていますが、2026年からは新レギュレーションに変わることが発表されています。
以前から本ブログに登場しているスペイン人ライダー #33 ゴンザロ・サンチェス選手が新たに参戦。
ESBK スペイン スーパーバイク選手権 SS300 2023年タイトル獲得
YSSサスペンション正規販売店
有限会社ガレージ湘南
関連記事
