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コレクション ~タツノオトシゴ・時空を超えた出会い~


ブログのピグの世界では、


釣りの中で


タツノオトシゴの置物がどうのこうのと、


話をしている人がいるようだが、


それがどんなものなのかは、


釣ったこともなければ


見たこともないので


分からない。





でも、


現実の世界では


私の家には


奇麗なタツノオトシゴのはく製がある。





以前のブログ、


高千穂の峰登頂記 に登場している


私の親友。




鹿児島県庁の


水産養殖部門に在籍していた


学生時代の同級生が


屋久島勤務の時に捕獲した


タツノオトシゴを、


わざわざはく製にして私に届けてくれたものである。





これが、その現物。



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10cmほどの小さなものだが、


見たことのなかった私には、


非常に興味深いものだった。





生きている画像を見ると、


しっぽの付け根あたりから背中にかけて


一枚のヒレが付いているのだが、


蝶の標本を作るみたいな


丁寧な作り方をしなかったせいだろう、


ヒレは下の方に畳みこまれて、


痕跡をわずかに残すだけになっている。






当時まだ若い頃で


それから2、30年は経っているのだが、


大事に保管してきたので、


どこも劣化していない。






もらった時は、


珍しいものをありがとう、と


素直に喜んでいたものだが、


あとから考えれば、


当時、しばらく子供がいなくて


彼からすれば、


子宝祈願の贈り物だったのかも知れない。





さて、


お陰で子宝は授かったが、


面白いのはタツノオトシゴの方。





びっくりするようなところから、


その連れ合いが出てきたのである。







それは、


東京のとある有名中華料理店での出来事。




自分の兄弟の家族がそろって食事会をした時、


あるコース料理を頼んだら、


何とそのメニューの中に


タツノオトシゴのスープというのがあるではないか。






あちらの人は


四ツ足のものだったら、


机以外は何でも食べる、と言われるくらいだから、


タツノオトシゴなんかもきっと食べるのだろう。




でも


○○スープと言っても、


調理されていて、


その○○が丸々入ってくることはほとんどないから、


よもや姿はなかろうと、


それでも


恐る恐る出て来たスープを見てみると、


何と!


私のスープの中には、


そっくりそのままの姿で入っているではないか。





かの国の人はなんとも残酷なことをしてくれる・・・・・・・・。






思わず取り上げて、


保護した次第。





そして、


大事に持ち帰り、


奇麗に洗って乾燥させ、


仲間に引き合わせたのがこの姿。




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友達からもらったはく製と違い、


熱がかけてあるため


細いところに欠落がみられるが、


それでも元の姿を保っている。




形を保ったのは、


このタツノオトシゴの執念だったかもしれない。





だから今は、


以前からいるものと一緒にして、


大事に保管している。





仲の良い夫婦に見えませんか。



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お互いに育ったところは違うであろう。




そして一度は冥土に行って、


全く次元の違う世界から現世に戻り、


こうして我が家で巡り合った2つの命。






サイドボードの中で、


このようにして大事に保管している。




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異次元の世界からよみがえり、


時空を超えて出会ったのだから、


この縁を大事にし、


これからも仲良くしていってほしい。




そのつもりで


私も大切にしている。





「仲良きことは美しき哉」



これ、な~んだ? ~素晴らしい音の正体判明!~


先日、


これ、な~んだ? ~素晴らしい音。だけど何だろう?~


皆様にご案内しました


シンバルのような物。





これです。



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いつも私のブログに来て下さる


「まいちゃん」さんから


名前を教えていただきました。





「ティンシャ」と言って、


2枚を打ち合わせて音を出すもので、


その音色は、


精神を浄化する効果があるそうです。





そのような説明を聞くと、


やはりこれは宗教色を帯びているものかもしれない。




そこで、


名前を頼りに


「ティンシャ」なるものを調べてみました。





その結果を、


簡単に皆様にもお知らせいたします。






以下はインターネットで調べたティンシャの概要です。







ティンシャは、チベット仏教の密教法具のひとつです。


チベット高僧等によって様々な儀式の場面で使われ、


現代社会に生きる私たちの間でも、


瞑想時や、


心を癒す、


リラックスする、


というケースでも多く使われるようになってきました。





音色は、


ティンシャのサイズや形によって様々です。



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小さなシンバルのような形をしており、


装飾のないこのようなシンプルなデザインのものから、



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浮彫のデザインや、



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竜の柄など


種類も様々で、




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タシタゲ(八吉祥)と呼ばれる8つのシンボル、


マントラ(真言)が記されているものもあります。







身体に深く響く重厚な音から、


空気と新鮮に交じり合い消えていくような高音の響きまで、


その時々の


用途や気分によって使い分けることもできます。






ティンシャは、


7種類の金属(金・銀・水銀・銅・鉄・スズ・鉛)が


合成されてつくられています。



(以上はネットで調査した結果の概要です。)





私の持っているものと


ほとんど同じようなティンシャを見つけました。




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上の写真が売り出されていたもの。




改めて自分のティンシャの写真と比べてみますと、


良く似ているのがお分かりかと思います。



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これが、私の今持っているティンシャ。





大きさも、


ほとんど同じ。





ネットでは


20,000円~40,000円くらいで販売されていますので、


8,900円は


とてもお買い得でした。




骨董市などでは


やはり値切るのが一番ですね。




鳴らし方は、


片方を裏返しにして水平に持ち、


片方を垂直に持って軽くぶつけると、


共鳴し合って良い音が出るそうです。





紐をぶら下げて、


同じ高さで横同士をぶつけても


同じようにいい音が出ます。




宗教的な道具ではありますが、


心を浄化してくれる音、ということで、


日常的に使われだしたそうです。




確かにその音は、


何かの時にしか聞くことのできない音にするのは


もったいないような素晴らしい音です。






日本の仏壇のリンもいい音がしますが、


あれは


やたらに叩くとバチが当たりそうで


いつもは音を聞きにくい。




ティンシャは


そういう意味ではいつでも聞けて


非常に心が安らぐので、


素晴らしい仏具だと思います。






ティンシャの情報を寄せて下さった


「まいちゃん」さん、


ありがとうございました。




お陰さまで、


20年ほども気になっていたことが


ここで解決しました。




分からないことは


決して捨て去らずに、


いつまでも疑問として


心の中にしまっておけば、


こうやっていつかは解決するものですね。





感謝いたします。



これ、な~んだ? ~叩けば鳴る石・サヌカイト~


前回のブログで、


非常に良い音色を出す


仏具のような道具をご紹介しましたが、


残念ながら


一日だけでは正体が分かりませんでした。






今度は、


叩けば


びっくりするような良い音のする、


「石」を紹介します。






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上の写真の、紐の付いている平たい石がそれ。





大きさは15cmほどの


なんの変哲もない普通の石板。





この紐を持ち上げ、


石を吊るした状態で、


下にある槌で叩くと、


一体どんな音がすると思いますか。






普通の石だったら、


「ごつっ!」とか、


「こつん!」とか、


「こっ!」とか、


表現すればそんなところですが、


この石はあたかも木琴のように、


「キ~ン!」という音を出します。




この石を


大きさの順に数個並べて叩くと、


もう完全に木琴と同じで


音楽を奏でることもできます。




そのような楽器を作ると、


「石琴」と呼べるかもしれません。







叩くと木琴のような音の出る石。


名前を 「サヌカイト」 と言いますが、


この名前は、


明治政府に招かれ、日本各地の地質を調査したドイツ人地質学者ナウマン博士が、


讃岐岩と呼ばれていた古銅輝石安山岩を本国に持ち帰り、


知人のバインシェンク博士が研究して


産出した讃岐の地名にちなんで命名したと言われています。





今から約1400万年前、


瀬戸内海がまだ陸地であったころ、


東西に走った火山帯が一大爆発を起こし、


その時流れ出た溶岩の一部が


今日のサヌカイトの層をなしたものと考えられていますが、


そうであれば、


サヌカイトは、


1400万年の悠久の時を超えた音色を発する


夢のような石であるといえます。






耳を澄まして、


この槌で石を叩いてみてください。





あなたの脳裏には、


1400万年前の音が


きっと聞こえてくるはずです。




「キ~~~ン~~!」




これ、な~んだ? ~素晴らしい音。だけど何だろう?~


随分以前、


上野は不忍池の湖畔で


毎年行われていた骨董市。




そこで奇妙なものを見つけた。





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大きさは9cmほど。


肉厚の真鍮製で金張りがしてある。





裏側は、


表側の曲線と同じようにくぼんでいる。





なぜこれを購入したかというと、


この音を聞いたからたまらない。





細い皮紐でつながれたこの二枚をぶつけると、


「き~~~ん~~」と実にいい音がして、


それも二枚の音が共鳴し合って、


実にすばらしい音のうねりを生じさせる。





南部鉄の風鈴とはまた違った、


非常に重厚な音である。





確かネパールかどこかで使われているものらしいが、


どのような時に使われるのかは知らずに来ている。





国が国だから、


仏具か何かだろうか。




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重々しい作りで、


この皮の紐が何を意味するのかも分からない。





ただバラバラにならないようにつないでいるだけかも知らないが、


このもの自体の重厚さに比べて、


貧弱な皮紐ではあるから、


余り意味はないかもしれない。





こうやって吊り下げて、


二つをぶつけると


本当に良い音が出る。




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その音を聞いていると、


何かしら気持ちが和んできて、


うっとりとするような心地よさである。





「き~~~~~ん」


この後に共鳴し合って、


「き~~~~ん~~ん~~ん~~」




ちょっと表現しづらいが、


こんな感じ。





これは一体何だろう。




随分以前に、


不忍池で巡り合った不思議な道具。




ご存知の方がおられたら、


是非教えて欲しい。





サイドボードに大事に入れてあり、


時々出して


音を楽しんでいる。

これ、な~んだ? ~不思議な時計~


文字盤が2つある


不思議な時計。



れっきとしたSEIKOの時計です。



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それぞれの文字盤の上に、


ボタンが付いており、


さらに、


文字盤には


赤いフラッグが付いている。




囲碁や将棋をやる人は、


これがなんだかお分かりだと思うが、


でも、


個人で持っている人は少ない。





囲碁や将棋を知らない人は


この時計がなんだかお分かりになるまい。





これは、いわゆる


「対局時計」




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囲碁や将棋の対局の時に


お互いの持ち時間分だけ針を戻し、


開始と同時に、


後手の人が自分の方のボタンを押します。





そうすると、


押した方のボタンは当然下がりますが、


その反動で先手の人のボタンが上がるようになっています。





そして、


下げた方の時計は止まったままで、


上がった方の時計が動き始めます。





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一手打ったらすぐに自分の時計のボタンを押し、


自分の時計を止めて


相手の時計が動くようにします。




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次の一手を考えている間中、


自分の時計は動き続けますので、


持ち時間が消費されていき、


残りの持ち時間が3分30秒くらいになると、


長針がフラッグを押し上げ始めます。





その時の長針は1秒ごとに少しずつ動き、


最後の1秒を使い切ると


赤いフラッグが下に落ち、


時間切れを知らせます。




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勝負の途中にフラッグが落ちると


時間超過で、


落ちた人の負けになりますので、


そうなる前に


計算しながら打たなくてはいけません。





素人同士の勝負では


おおらかに楽しみながら打つので、


こんな時計は使いませんが、


公的な勝負の時には、


持ち時間を決めて打つので、


対局時計は必要です。






もちろん、


そんな勝負では


対局者は自分で押さずに、


立会人が押してくれますが、


素人勝負でも、


一方的に長考する人と打つ時や、


昼休みに


お互い20分程度の持ち時間で勝負する時などは


このような時計があると、


時間が平等になり、非常に便利です。





ただ、


勝負に熱中するあまり、


自分が打った後にボタンを押し忘れると


まんまと相手に自分の時間を使われ、


不利になりますので注意が必要です。




勝負事に


「忘れた!」は通用しません。




今日は、


こんな特別な時計もあるんだよ、というお話でした。