Totoronの花鳥風月 -455ページ目

趣味の世界 8 ~ナイフ・MASAHIRO TARGET7~



前のブログで、


ナイフについて書いた。




1つはビクトリノックス


そして


もう一つはフンダーベルグ




いずれも名品だが、


外国製。




今日は、


日本のナイフに迫る。





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MASAHIRO TARGET-7




横文字ではあるが


れっきとした国産。




ひと目見てお分かりの通り、


日本刀の血を引いている。





しかし、


太刀ではなく刀。




反りがないので


古刀のような雰囲気。




突きにめっぽう強い。





前述の


曲線の美しい


フンダーベルグ スキナー  とは全く違う


直線の美。






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日本刀みたいに、


刃紋に乱れはなく、


あくまでも直線。





どんなものでも断ち切る、という


力強さが伝わってくる。






ハンター仕様のナイフであるが、


余りにも美しすぎて、


これもコレクションの仲間入りをしてしまった。







私のブログに来ていただく女性の方には、


このナイフの項目については


あるいは理解しがたいところがあるかもしれない。






私も


このような趣味は一体私の何を表すものかと


自問自答して見るが


結局、


このようなコレクションは、


底辺に


男の強さの誇示があるのではないかという


結論に達している。






武士が


正宗や


村正などの


名刀を求める心理に似ているかもしれない。






時代外れといえばそれまでだが、


強さは男の象徴。




現代のやさ男と


優しさばかりを男に求める


女性たちには分かるまい。






そんな人たちに


分かってもらいたいとは思わない、


古い考えの男である。


作品紹介 26 ~版画・魂の羊と富士の霊気~


雪もやんで、


驚きの小鳥たちにも


平穏が戻りました。




再び趣味の世界へ。




正月初夢のめでたさは、


一富士二鷹三茄子と、


そのトップに富士が来る。




富士山が何故めでたいのか。



諸説ある。




「山高きがゆえに尊からず」




「バカと煙は高いところに登りたがる」




そんなものばかり集まるところが


めでたいはずがない。





だから、


ただ高ければ良い、というものではない。




この3つは、


駿河の徳川家康が絡んだり、


山の高さと値段の高さの言葉遊びだったり、


いろいろあるが、


ここでは


富士はその奇麗な末広がりが実にめでたい、


鷹は高く昇るので運気上昇、


茄子は毛がないので怪我がない、


この説を採用しておこう。




さて、その富士山。




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2003年羊年の版画。






なかなか羊も


おとなしそうな動物で、


デザイン的には見せるほどの姿になれない。






困った時の富士頼み。


子年の時の富士 をもう一度ご覧ください。)





富士には霊気が宿るという。




私の陶芸の師匠は、


常滑で育ち、


常滑から陶芸界に大きな人脈を広げ、


そして


常滑に立派な窯を持ちながら、


さらに作品を高揚させるために、


わざわざ富士の裾野に移転して、


新しく窯を作り、


作品づくりに励んでおられる。






なぜ、と問うと、


富士の霊気を戴きながら作品を作ると、


良い作品ができるのだという。





芸術家は、


ここまで精神を具現化するために


こだわるものかと、


驚いている。





その富士の裾野に、


羊の魂を置いた。





この年賀状を見た人ひとり一人に、


羊の目から


霊気と一緒にめでたさが伝わることを祈って。

メジロの恋 4 ~雪の日のメジロ一羽~



久しぶりに、


本当に久しぶりに、


この武蔵野にもお湿り。




2日前の2、3時間の小雨が


今朝は雪に変わった。


いわゆる小雪。


しかし、


気温が低いので大地に落ちても融けない。




一晩降り続ければ


少しは積もるかもしれない。




そんな中でも、


小鳥たちは食べなければ生きていけない。





庭の小鳥たちはしばらくお休み、のはずだったが、


突然の雪で、


号外発行。





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「この白いのは何だ?」


「頭にかかっていやだな~。」







雪は小鳥に


重さを感じさせず優しく降る。



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でも、少しは気になって、


キョロキョロ。






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天を仰ぐ。





「次から次によく落ちてくることよ。」





しかしそんなことを気にしてはいられない。



お腹は容赦なく空く。




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ちょっと冷たいけど


我慢して・・・。




「今日のは少し薄いような・・・。」




雪が入って


蜂蜜液は


だんだん薄まって来ています。





メジロの背には


雪がそのまま乗っかって。







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こんな小さな雪のかたまりでも、


融けずにいつまでも乗っている。





人の服や髪の毛だったら、


この程度の小さな雪は


付いた途端に融けるのだが、


メジロの羽毛に降った雪は


しばらく融けないでそのまま乗っている。






いかに小鳥の羽毛が


自分の高い体温を


外へ全く逃がさずに、


内部をしっかり保温しているかが良く分かる。






裏を返すと、


外の寒さを全く中へ伝えないから、


鳥はきっと、


少しも寒さを感じてはいないのだろう。





小さな小さなこんな体に、


優れた熱の遮断構造。





大変な機能である。






夕方には


我が家のドラゴンロードの芝生も


すっかり雪に覆われた。





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明日は、


小鳥たちにとって


もっと厳しい朝が来る。





自然は、


万物にすべて平等に試練を与える。

作品紹介 25 ~版画・申年の逃げ場・年賀状に思う~



庭の小鳥の様子は、


しばらくお休み。




そして、


しばらくお休みしていた


趣味の世界に再び。





今年の卯年の年賀状


デザインの逃げ場は、


うさぎになんの関係もなく


和装美人の妖艶さに逃げたが、


過去の申年も、


やはり猿が絵にならず、


こんなデザインに逃げている。




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申という字を入れただけで、


デザインは


申とは全く関係がない。




般若だけなら


新年から縁起でもない。





だけど、


時代物の男女を登場させると、


それが薄まり、


ま、いいか!となるように目論んでいる。






無責任極まりないデザインだが、


一方的に送りつける年賀状は、


断りたくても断れない弱みを持つ。





でも、


私の年賀状は、


家族の写真を載せたり、


子供達の写真であったりするようなものよりも


罪はないと思っている。






年賀状に付いてひとこと。





家族の写真の年賀状は、


一見穏やかで和やかな感じがするが、


少なくとも同期くらいの独身者には


非常につらいものであり、


子供達の写真の年賀状は、


子供のいない夫婦には


思った以上につらさを押しつける。






出す方は


無邪気な気持ちで、


そんなことを考えもしていないので、


貰った方は怒りようもないが、


安易な年賀状が


新年から


人を傷つけることがあることを


知ってほしい。






そういう意味では


私の年賀状は


好き嫌いはあるかもしれないが


まだ罪がない、と思っている。






スズメの学習 ~種による能力の不思議~


我が家の庭には、


スズメ、


メジロ、


シジュウカラの3種が


いつも入り乱れて賑やかである。




スズメとシジュウカラに至っては


昨年、


設置した巣箱からヒナが5羽ずつ巣立っていって、


それこそ彼らの


日常生活も記録できた。




今日は、


その中で気づいた


スズメの学習能力に付いて


少し記したい。






下は、


シジュウカラ用に


ヒマワリの種を入れた餌入れ。





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スズメは、


シジュウカラが、


ここから種を咥えて


木の枝に持っていき、


くちばしでつついて


中の実を食べているところを


いつも見ている。





だから、


食べ物であることは分かっているのだろう。




一生懸命咥えてみる。




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とりあえず咥えては見るが、


当然このままでは食べられない。





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シジュウカラだったら、


木の枝の上に持っていって、


器用に足の指を使ってヒマワリの種を押さえ、


割って中の実を食べるのだが、




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スズメはその生活習慣上、


咥えたらすぐに地面に下りてくる。




そしていろいろと試みるのだが、


足の指で押さえるという


肝心のことができない。




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だから、


咥えては離し、


離してはまた咥える。




だけどそれでは


ヒマワリの種は食べられない。




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結局はあきらめて木の上。






ここで疑問が1つ。





シジュウカラの子供達は、


親から種割りを学習して、


立派にやって見せているが、


それを見ているのはスズメだって同じ。






なのにスズメは、


なぜ、足の指で押さえるということを


学べないのだろうか。





ヒマワリが


どうにかすれば食べられるのだ、というところまでは分かっているようだが、


肝心の足を使う、ということが学べない。





これは


いわゆる


種に備わった潜在能力が関係しているように思われる。





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メジロが


蜂蜜液を飲むのをみても、


一年目は全く興味を示さなかったシジュウカラだが、


近頃はメジロと先を争うほどに


飲むようになった。




シジュウカラの学習である。




しかし、


これにもスズメは全く興味を示さない。






水を飲む時は


下の鉢受けの水を飲む。





食生活が違うといえばそれまでだが、


でも、


1羽くらいは、


あれは何なのだ?と


興味を示すスズメが居ても不思議はないのに、


近づきもしない。





さらにもう一つ。




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シジュウカラもメジロも、


この鉢受けの水で気持ち良さそうに水浴びをするのに、


スズメは全く浴びようとしない。






なぜだろう。






やはり種に限定された、


何か特殊な能力が作用しているとしか思えない。






親がやらないことは


子供も絶対にしない。




それが学習の根本にあって、


それが種を守っている大事な要素になっているのだろうか。




何にでも興味を持って挑戦する仲間は、


そのうちに手痛いしっぺ返しを受けて、


そして命を失う。



だからやらない。




人だったら、


積極性がない、と否定されるような、


そんな単純なことも、


ひょっとしたら


大事な自然の摂理なのかもしれない。