メジロの恋 4 ~雪の日のメジロ一羽~
久しぶりに、
本当に久しぶりに、
この武蔵野にもお湿り。
2日前の2、3時間の小雨が
今朝は雪に変わった。
いわゆる小雪。
しかし、
気温が低いので大地に落ちても融けない。
一晩降り続ければ
少しは積もるかもしれない。
そんな中でも、
小鳥たちは食べなければ生きていけない。
庭の小鳥たちはしばらくお休み、のはずだったが、
突然の雪で、
号外発行。
「この白いのは何だ?」
「頭にかかっていやだな~。」
雪は小鳥に
重さを感じさせず優しく降る。
でも、少しは気になって、
キョロキョロ。
天を仰ぐ。
「次から次によく落ちてくることよ。」
しかしそんなことを気にしてはいられない。
お腹は容赦なく空く。
ちょっと冷たいけど
我慢して・・・。
「今日のは少し薄いような・・・。」
雪が入って
蜂蜜液は
だんだん薄まって来ています。
メジロの背には
雪がそのまま乗っかって。
こんな小さな雪のかたまりでも、
融けずにいつまでも乗っている。
人の服や髪の毛だったら、
この程度の小さな雪は
付いた途端に融けるのだが、
メジロの羽毛に降った雪は
しばらく融けないでそのまま乗っている。
いかに小鳥の羽毛が
自分の高い体温を
外へ全く逃がさずに、
内部をしっかり保温しているかが良く分かる。
裏を返すと、
外の寒さを全く中へ伝えないから、
鳥はきっと、
少しも寒さを感じてはいないのだろう。
小さな小さなこんな体に、
優れた熱の遮断構造。
大変な機能である。
夕方には
我が家のドラゴンロードの芝生も
すっかり雪に覆われた。
明日は、
小鳥たちにとって
もっと厳しい朝が来る。
自然は、
万物にすべて平等に試練を与える。





