Totoronの花鳥風月 -443ページ目

ムスカリの森 ~根性で咲く花~



多花性の花は数あれど、


この花は、


他の花にはなかなか負けない。





高貴な色、紫。


その紫を束にして、


贅沢に咲く花



ムスカリ。



Totoronの花鳥風月-mu1



球根で、


放っておいても毎年芽を出し、


そして


こんなにたくさんの花を咲かせる。






ブドウのような花が付いているので


ブドウヒヤシンスとも呼ぶらしいが、


なにも、他の花の名前をもらわなくても、


立派に一人前の花。






ギリシャ語の


ムスク、


いわゆる麝香(じゃこう)が語源で、


近づくと


確かに香る花ではあるが、


ほとんどの人が


香ることには気づかない。





それ程


下向きの質素な花。










一体


一房に幾つの花が付いているのやら、


多すぎて数えたこともない。





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我が家の、ムスカリの森。






ドウダンツツジや


アセビや


エリカや


木立ちの花には


たくさんの房状の花を咲かせるものがあるけれども、


余り大きくもない球根から


毎年伸び出して来て、


こんなに


森のように茂る花を咲かせるものは


他にない。






根性の花である。






この1つひとつの花が、


人の住める家であったら、


どれだけの人がゆっくりとした時を過ごせることだろう、と


今まで考えたこともない方に


思考が向くのは、


やはりこんな時期だからだろう。






家を必要としている


たくさんの人たちに、


優しく花を愛でることのできる環境が、


早く訪れることを願ってやまない。













追記




これは去年の4月のムスカリの状態。


葉の伸び具合を見ていただくために


追加でアップしたものです。






葉の伸びが


女性の髪に見えたため、


顔を書き入れたら、


通る人たちが、
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クスクス笑って通り過ぎていました。


色の白いは七難隠す、という美人顔です。

ロマンス。 ~お隣からスイセンがやって来た!~




桜が地に満ちれば、


他の花も負けてはいない。




我が家には、


隣から、柵をくぐりぬけて


水仙がやって来た。




ラッパ咲き水仙の代表種、


その名も 「ロマンス」



Totoronの花鳥風月-sui1



白い柵の向こうはお隣なのだが、


どういう訳か


みんなこちらを向いて咲いてくれている。





そして


柵をくくぐりぬけて


我が家に顔を出してくれているものも。




今の季節は


西風が良く吹き、


蕾のうちに東側の我が家の方になびいてきたのかもしれない。






誤解のないように言っておきますが、


こんな奇麗な花だからといって、


私が決してこちらに引き込んだわけではない。






先手を打って、


お隣さんに、


「みんなこちらに来て咲いてくれていますよ」、と


ひと声かけたら、


「ほんんとですね」、と向こうも答えた関係上、


もう


自分の方に引き戻すわけにもいかず、


今でもそのまま咲いている。






頬紅をさしたみたいな奇麗な花だが、


ギリシャ神話では


スイセンは美少年ナルキッソス。




水面に映った自分の姿に恋をした


少年である。





Totoronの花鳥風月-sui2



中国の古典に出てくる仙人で、


天にあるを天仙、


地にあるを地仙、


水にあるを水仙、と言うらしいが、


水辺に咲くこの花を


その水仙に例えて、


日本語読みした名前がスイセン。





「ロマンス」 などと


素敵な名前を持った水仙殿、




「いらっしゃい!ようこそ我が家へ!」




心に響く魂の歌 ~Twin Trianglesのライヴに涙~



心に響くもの。



それは魂の歌。




百回の言葉より、


一曲の歌。





私のブログにお出で頂いている


Twin Triangles のおふたり。



「愛の歌」 さんと


「篤子」 さん。






4月6日、


渋谷でライブがあるという告知を目にした。




「多作」というライヴハウス。






場所を調べて驚いた。


そこは私がよく食事をしているフランス料理屋の地下。


速攻で駆けつける。






ライヴハウスは地下に限る。


どれだけ音量を上げても


音が外に漏れない。






でも、


今回はそこで、


しんみりとした魂の歌を聞かせていただいた。



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ギターの伴奏で、


静かに歌う魂の歌。





閉じた目の奥には、


震災で亡くなった多くの人々の心が宿る。






桜の花が散るのも、


秋に葉が散るのも、


決して枯れたからではない。





その付け根に


新しい命の芽を宿したからだと、


静かに歌う。





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この度の震災で


多くの命が失われたが、


それも、


命の輪廻であると信じたい・・・・。




その思いを切々と歌う。



そう言うお二人の


気持ちが籠って、


聴く者の心を打つ。




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たくさんの魂に、


呼びかけているような、


優しい優しい歌声。





涙を禁じえない。




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きっと、


二人の歌声は、


空の果て、


地の果てまでも届いたろう。






多くのものが失われたこの時の


ライヴの会場が、


多くの音を作り、


多くの愛を作り、


多くの命を産み出す


「多作」という名前の会場であるのも、


縁のなせる技か。





このライヴで得た


入場料のほとんどを


震災支援に充てるという、


純粋な気持ちのライヴ。






「Twin Triangles」



二つの三角形を組み合わせると、


ダビデの星。




おそらくそのような


宗教色を帯びた名前ではあるまい。





でも、


重ね合わせてできた六角形は


陰と陽、光と闇など、


相対するエネルギーの調和を意味する。





自然界にある六角形は、


雪の結晶であったり、


蜂の巣のハニカム構造であったり、


昆虫の複眼であったり、


安定と強さの極致。







円の集合体の輪郭が


六角形になり、


六角形の集合体は


最後には球になる。






二つの三角形が組み合わさると、


それ程の安定と強さを持つ。






Twin Triangles とは


あるいはそのような気持ちを込めて名付けられた名前かもしれないが、


詳細は聴きそびれた。






これからの


ますますの活躍を期待したい。




驚きの上野東照宮 ~西郷隆盛も目点・・・~


上野で打ち合わせがあり、


それまで少し時間があったので、


上野のお山に


久しぶりに足を運んだら、


いろいろなものに出合った。






前のブログで書いた


たくさんの花見客、


木の上の猫、


パンダ見物に列をなす親子連れ、


いろいろあったが、


これには私も


ちょっと驚いた。






それは


東照宮。





日光東照宮や


久能山東照宮など、


各地にある東照宮と区別するために、


通常


上野東照宮 と呼ばれているが、


この東照宮は


藤堂高虎が、


徳川家康を祀って藤堂家の敷地内に


1627年に造営したものである。





その東照宮が


何ゆえに驚きかというと、




これ!




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皆さんが


お参りしている姿は


普段通り。







どこにも驚きはないようだが、


ちょっとカメラを引いてみよう。











お分かりでしょうか。



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何と、


建物全体が


超大型の写真。




後ろには


もっとおおきな写真もあるが、


前の写真に隠れて見えない、







当の建物は、


今改修中で、


すっぽりとテントの中。








いや~~、やるもんですね。


それでもお賽銭を入れている奇特な人がたくさんいる。






私はどうしたかというと、


それは秘密。






しかし、


このやり方には


上野のお山の西郷さんも驚いた。






よく見れば、


目が点になっているのだが、


お分かりでしょうか。



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日光の陰になって、


よくわからないのが残念。




西郷さんの目点を見えなくしているのは、


ひょっとしたら、


日光東照宮 様のなせる技かもしれない。





上野のお山には、


いろいろな驚きがいっぱいです。


パンダが来た! ~年間借り賃8,000万円~


パンダがまた


東京にやって来た!




パンダの故郷、


あの国に


慈善事業など絶対にない。




ある日本人が、


「金で買えない物はない」と言って不遜を買ったが、


あの国では、


その言葉が当てはまる。





民間観光客でも、


金さえ出せば


パトカーが観光バスを先導してくれる国。





だから、


パンダが来るのに、


無料のはずがない。





年間の借り賃8,000万円 を、


都民税で支払う。





それに加えて、


豪華なパンダ舎。




赤ちゃんが生まれても、


赤ちゃんの所有権は


あの国にあって、


また金を出して借りなければいけない。





どこまでも


金、金、金の国。





あの国のパンダ小屋にいるときは、


あの白い部分がどす黒く汚れていたのだが、


上野のパンダ舎に来たら、


姿も奇麗な白と黒。







パンダ舎が、


余りにも高級すぎて、


かえって居心地が悪いのではないかと、


要らぬ気をもんでしまう。






4月4日(月)


その上野動物園の入口の様子。



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入口は、親子連れで大にぎわい。


この日はどういう訳か


「本日無料」 の看板。





せっかくだから見て行ってみようか、という


花見客も一緒になって、


人、人、人・・・。





入口から、


ずら~~っと並ぶ。


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写真、一番奥が、


上野動物園入口。




しかし、


人はこれだけではない。





この最後尾から、


こちらにつながる。



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入口から並んでいた人が、


少し中に入ったら、


このグループからその分が移動する。






このグループは


これだけの多さ。



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ずら~~っと、


縦に何十列も並んで、


右側が後ろの方。





その最後尾は、


黄色いコーンの外側。

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整理している人に、


「どれくらいの人が並んでいるのか?」と聞いてみたが、


分からない、のひとこと。






「最後尾はこちらです!」と叫んでいるだけの人が、


人数などを意識するはずもなく、


愚問であった。





多分入場に2時間。


パンダ見物に2分。




きっとそんなところだろう。




あの国から


高い金で借りているパンダではあるが、


人気はやはり非常に高い。





入園料だけで


元は取れるかもしれない。






でも、


石原都知事は言っている。


「上野動物園は、


旭山動物園みたいな、


入場者を増やすための努力を何もしていない。


金だけ出して、


パンダに頼らなければいけない体質に問題がある」


と。





周りに


1,200万人の人口を抱える


都市型動物園だから、


何もしなくても客が来るので、


ぬるま湯の体質が醸成された。





パンダなどで、


あの国の力を借りなくても、


努力して入場者を増やすことはできるはず。




一考が望まれる。